10― 報酬
お早う御座います!木曜日早朝です!
もう日は短いし寒い!です!
未だ暦としては秋ですけどね!
寒い!…ブルブル!
「さてゲン。訊いておかなければならないな」
好々爺然としたガードンが食事中の会話の何気ない流れとして始める。
「護衛を仕事としているとの事だが、報酬としては
マサラに何を要求したのかな?」
表面上は柔やかなガードンだが。目は笑っていなかった。
しかし体が不自由なガードンのお世話として側に付いている少女マサラには
分かっていない様だし事実其の通りであろう。
身体的特徴も服装も日本人な源は無表情なまま淡々と答える。
「最低限で護衛期間中の食事と寝床ですね。長期の外出中は妥協しますが
建物に滞在中は寝床は雨風を凌げるのは最低条件です。
まあ、殆どの人は最低限を提示されれば其の分しか出さないのは
承知していますし、食事は。僕は人種的に少なくて済むのでご心配無く」
食事量の少なさは今現在窺える事だった。
「其れは…破格的に安価なのではないかね?」
安価というものは安心出来る要素ではない。寧ろ疑うのが利口であるし、
ガードンは見るからに疑っていた。
が、源は反応を示さず淡々としたまま答える。
「僕が護衛するのは総じてお金に困っている人達ですから。
僕はお金を持っている人達は対象としません。
お金を持っている人は既に護衛を雇っているでしょう」
「成る程な」
ガードンは納得の表情を示すが。
「言っておきますが。僕は其の辺りの護衛よりは戦えると自負しています」
源は更に言葉を続ける。
「むう。実力が有ると思うのならもっと稼ごうとするものではないかね?」
ガードンは当然湧く疑問を投げ掛ける。源は自ら疑問点を晒しているとは
承知している筈だが。
「財力にしろ他の力にしろ。幅を利かせるのは力の有る者。
弱者は虐げられるもの。其うは思いませんか?」
「いやっはっはっはっは!!ご立派ですな!本気で御座いますかな?!」
ガードンは。目は笑っていないままだが笑い声を上げる。のだが。
「何言ってるのか全然分かんないよお!!何なの?!」
今まで黙って聞いていたマサラが膨れ出した。
するとガードンは本当に慈しみの籠った眼差しに成り。
「ご免ご免!ゲンは立派な正義の味方だって話していたんだよ」
「其うだった?
でも!あたしの友達はスゴい子なんだよね!!」
マサラは話には付いて来られないながらも嬉しく成った様だった。
「其うだとも!凄いお友達が出来たね」
ガードンは蕩ける様な眼差しでマサラを撫でる。が。
源に目を向けると一変して鋭く成る。
其れでも源は無表情なままだが。
「マサラさんを悲しませないとだけは約束しますよ」
源は飄々と言って食事を続ける。
「しかしゲンは食事がゆっくりですな?」
源の料理は明らかに一段少ないにも関わらず掛ける時間は二人と揃っている。
源は十六歳の男だと自己申告しているのだが
話が合わない、と思う方が大半であろう位だ。
「ゆっくり良く噛んで食べると満腹感が出て少ない量で済みます。
戦場では普通に知られた遣り方だと思います」
「ほ…ほう…戦場ですか」
源は淡々としているがガードンでさえも少々怯んだ。
「せんじょう……」
マサラは会話に入りたい様でオウム返しに言葉を零すが。
「マサラは知らなくて良いんだよ」
源は無表情に淡々と言う。のにも関わらず。
労りが籠っている。と。
ガードンにさえも感じられた。
買う予定の本ですが!
お店のポイントが良い日に
合わせよう!と画策して居りまして!
基本、本は安く成りませんからね!
あ、バーゲンブックは知っていますけど!
良いの中々無いもの!
所で一日三食止めなさいだか
一般常識に喧嘩売っている本が
先月出た筈ですけど?
じゃあ何食にしろと?
何処に有るかなあ。




