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死後生活―アフターデッド・ライフ―  作者: 黒肯倫理教団
第四章

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48話 藤堂

ケータイの調子が悪いです。

PC投稿にしようか検討中です。

 イーターを倒し終えた優斗たちは、京也がいないことに気がつく。

 何度も通信を入れるが繋がらず、サラディンの能力ですら繋がらない。

 「近くに藤堂がいるかもしれない。手分けして京也君を探すんだ」

 もし藤堂が現れたとしたら、京也一人では勝てないだろう。アリアに対してあれほどの実力差を見せつけたのだ。修行をしたとはいえ、一人で倒すのは不可能に近い。

 「どこだ!」

 嫌な気配を感じる。このままでは危険だと、能力が知らせているのだ。

 目の前に闇が広がる。その中からは、京也が飛び出そうとしていた。

 「京也――」

 名前を呼び終える前に、京也は中に閉じ込められてしまった。

 救出しようと試みるが、いくら攻撃をしようと結界は破れない。

 「くそっ!」

 優斗は、この結界は一人では破れないと判断した。

 「サラディン、聞こえるか?」

 『うん、聞こえてるよ。見つかったかい?』

 「見つけたが、結界に包まれてて救出できないんだ」

 『了解、全員に援護するように伝えるよ』

 優斗は、一刻も早く京也を助けるために雷を練り始めた。




 「君はなぜ、俺たちの目的を阻むんだ? この崇高な目的を否定するなんて、俺には理解できない」

 藤堂は冷たい目で京也を見据えながら、そう呟く。

 「理解だと? 笑わせないでくれ。そんなくだらないことのために、貴様はどれだけの人を殺した?」

 「殺した? それは違うな。あの腐った世界を庇うから、制裁を下しただけだ」

 「貴様は、なぜあの世界を腐った世界だと言い切れる?」

 「君ならわかるはずだ。あんな理不尽なことが起こる世界は必要ないだろう? 君の妹さんは理解を示してくれたんだがな」

 「妹がそんなことを手伝う筈がないだろう! 藤堂、妹に何を――」

 瞬間、目の前に藤堂が現れる。京也の首もとには、黒光りする刃が押し付けられていた。

 「駄目だなあ。怒りが現れてるけど、冷静さを失ったら死ぬぞ?」

 藤堂は距離をとると、再び話し始める。

 「君はなぜ戦う? あんな腐った世界のためになぜ命をかけるんだ?」

 「お前のようなやつが、世界をもっと理不尽にするからだ!」

 京也は藤堂を闇で縛り付ける。身動きを封じたあと、手に闇を纏い、殴りかかった。

 「くだらない」

 藤堂がそう呟いたかと思うと、いつの間にか京也は地に伏せられていた。それに気がつくと同時に、身体中に激痛が走る。

 「くっ……」

 「まさか、見えなかったとは言わないだろうな? 戦いはそんなに甘くはないんだよ」

 圧倒的だった。こちらの攻撃は効かず、なおかつ相手の動きを視認することすら出来ない。

 余裕そうな表情で見下ろす藤堂は、止めを刺そうと刃を生成する。

 「終わりか。つまらなかったな」

 藤堂が刃を京也に突き刺そうと刃を振り上げた瞬間、闇に覆われた世界に光が射し込んだ。

 「馬鹿な! この結界を破るとは……」

 京也が光の方を見ると、そこにはデッドガーディアンズの皆がいた。


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