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本実装
よろしくお願いします
某日、VRMMOの普及に伴って1社のゲーム会社があるゲームを発表した。
AIオンライン…
なんの捻りもないタイトルのこのゲームは発表当初どこにでもある剣と魔法のファンタジーRPGの1タイトルとして埋もれていく筈だった…
運営の放ったこの一言さえなければ…
「このゲームはAIが管理をし、AIが進化させ続ける終わりのない物語です」
AIが管理するゲーム。つまり人はこのゲームに関与せずAIがすべてのアップデート。世界のバランス管理をするというのだ。
勿論何かまずいことがあれば即ログアウト管理がされる安全設計であると明記はされていたが人々はこのゲームをプレイするのを恐れた。
だが恐いもの見たさというのはどこにでもあるというもので様子見を決め込んでいるゲーマー達を尻目にやってやろうじゃないかという人も少なからずいた。
「仕事終わり!お疲れさん!」
タイムカードを切った俺は直ぐさま仕事場から帰宅するとVRの電源を入れた。
「時間は…あと10分。ギリギリセーフだな」
そう。今日がAIオンラインの開始日なのだ。
いやー仕事が定時で終わってよかったよかった。
VRを被ると実装までの時間が表示され刻一刻と時間が近づいてくる。
3…2…1……
そして俺の意識は吸い込まれるようにVRの中へとダイブしていった。




