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空間魔導書と少年魔法使い  作者: atu78963254
帝国事変編
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第十一章 不意の襲撃

夜は更け、翠緑の宿へ戻る石畳の道に、数人の足音がばらばらと響いていた。下城区の奥へ進むにつれ、城壁際の喧騒は、目に見えない帳に隔てられたかのようだった。


ふいにウェルズは足を止めた。辺りに満ちる、ただならぬ死のような静けさを鋭く感じ取ったのだ。


「この道は静かすぎる。虫の音も、風の音すらしない……」彼は辺りを見回した。両側の荒れ果てた家々は目を潰された巨獣のようで、黒々とした窓からは灯り一つ漏れていない。ウェルズは低く呟いた。「いくら貧しくたって、明かり一つ見えないなんてことはないはずだ」


その警戒が言葉になるより早く、闇に潜んでいた殺気が牙を剥いた。


「やれ!」


連なる荒れた屋根の上に、月光を浴びて一人の魔法使いの輪郭が突如浮かび上がった。その指先が鋭く下を指すと、宙に目を刺すような幽藍の光が弾けた。光は粘つく魔法の糸をびっしりと張り巡らせた巨大な蛛網となり、一同の頭上へ覆いかぶさってきた!


「捕蝶蛛網(ウェブ)……」ウェルズは瞳孔を縮め、すぐさまこの古典的な戦場制御魔法だと見抜いた。


反応の速い冰は幽藍の光を目にするや身を転がし、間一髪で蛛網の範囲から逃れた。


だが、ウェルズとフリーデには避けようがなかった。たちまちフリーデの純白無垢な衣装と両脚が幽藍の糸に絡め取られる。移動を封じるためのこの魔法に、彼女はその場へ釘付けにされて一歩も動けなくなったが、幸い上半身と両腕は自由だった。


隊列の最後尾にいたシャーロットは、ちょうど蛛網の縁のすぐ外に立っていた。足元へ這い寄ってくる幽藍の糸を見下ろしても、彼女は半歩も動かなかった。


「はっ!こいつら、中城区から出てきたばかりのカモだ。この一仕事で、何か月も食うに困らねえぞ!」


軒の影から、奥法盗賊が一人、獰猛な笑みを浮かべて姿を現した。緑の光を帯びた巻物を一気に引き裂くと、たちまちシューッという音が響く。墨のように濃く、生臭さと腐臭の混じった黄緑色の毒雲が、滝のように狭い街路へなだれ込んだ。


「臭雲《スティンキング・クラウド》か?くそ……さっきあんなに食うんじゃなかった!」


鼻を刺す悪臭が鼻腔に流れ込み、ウェルズは胃がひっくり返りそうになった。口と鼻を必死に押さえ、こみ上げる吐き気をこらえるしかない。片手で短刀を逆手に握った冰も眉をきつく寄せて口元を覆っていたが、先ほど何も口にしていなかったおかげで、ウェルズほどひどくはなかった。シャーロットとフリーデだけが、顔色一つ変えていない。


この程度の毒気など、白竜の体を持つシャーロットにはそよ風ほどにも感じられない。魔導構体も、もとより毒を恐れることはなかった。


「ウェルズ様、この者たちは地下世界のならず者でございます!帝都がいま無政府の混乱にあるのをいいことに、略奪に出てきたのです!」冰は歯を食いしばって言った。


言い終わらぬうちに、街路の正面から重く荒々しい足音が迫ってきた。熊のような巨躯の武人が両手で巨剣を引きずり、水溜まりを踏み散らしながら、暴走する馬車さながらに先頭のフリーデへ突っ込んでくる!さらにその背後、闇の最も深いところから冷たい燧発式銃の銃身が突き出され、黒々とした銃口がウェルズの頭を狙っていた。


蛛網に捕らわれたフリーデは足を動かして避けることもできず、この恐るべき一撃を正面から受けるしかなかった。


大男が咆哮し、千鈞の重みを乗せた重剣が空気を裂く唸りとともに真っ向から振り下ろされる!人を真っ二つにしかねない斬撃を前に、両脚を縛られた少女はただ冷静に、自由なほうの腕を上げて長剣で迎え撃った。


「ガキィン――!」


耳をつんざく金属音が夜空に響き渡り、目に見えるほどの衝撃波が四方へ広がった。下半身を動かせない不利な体勢のまま、フリーデは上半身をしなやかにわずかに反らし、絶妙な角度で力の大半を受け流す。玉のように細い腕が、巨獣の突進にも等しい一撃を微動だにせず受け止めていた。両足が釘付けにされて退くことも力を逃がすこともできず、足元の石畳がその反動に耐えきれずに、蛛網状に轟音とともに砕け散った!


「そんな馬鹿な!?」大男の獰猛な笑みが凍りつき、幽霊でも見たかのような驚愕に変わった。


その時、「バン」という銃声が街路の重苦しい空気を引き裂いた。火の尾を曳く爆裂弾が暗がりから放たれ、ウェルズの眉間へまっすぐ迫る!


ウェルズの詠唱を妨げさせまいと、その場から動けないフリーデは一瞬もためらわず身を傾け、空いている左手を突き出して弾道に割り込んだ。


「ドォン!」


爆裂弾が彼女の腕で炸裂し、烈火と硝煙が噴き上がった。煙が晴れると、白い腕には拳ほどもある恐ろしい穴がぽっかりと穿たれていた。だが、その凄惨な傷口からは一滴の血も流れず、損なわれた魔法が散っていくばかりで、月光の下で冷たく光っていた。


「この女……人間じゃないのか?!」暗がりに潜んだ狙撃手が、裏返った声で叫んだ。


「フリーデが魔導構体で助かったな。毒気は効かないし、肉体の損傷も恐れない」ウェルズは胃のむかつきを抑え込み、瞬時に冷静で鋭い眼差しになった。「標準的な三階の冒険小隊だ。戦士、魔法使い、奥法盗賊、それに名射手。戦場制御魔法はもう二つ出ている。あの魔法使いにこれ以上法術を撃たせるな。フリーデ、屋根の上のやつを片付けろ!」


言い終わらぬうちに、古風な魔導書が一冊、虚空から現れた。風もない夜に頁がぱらぱらとめくれ、ぴたりと止まる。金色の魔法の符文が紙面から躍り出て透明な維生気泡となり、少年の全身を包み込んだ。清浄な空気が鼻を刺す臭雲を押しのけ、ウェルズの呼吸はようやく落ち着いて、胃のむかつきも和らいだ。


相手がまだ驚きから立ち直れずにいる隙に、ウェルズは同じく両脚を蛛網に封じられながらも冷静な面持ちで、胸の前で素早く両手を動かし、低い詠唱を口にした。


まばゆい金色の光を放つ次元門がフリーデの背後に忽然と開き、燦然たる光が潮のように広がって、身動きの取れない少女を一瞬で呑み込んだ。


次の瞬間、転移の光が十数メートル上空の夜空に花開き、蛛網の束縛から解き放たれた少女が、降臨した武神のごとく天から姿を現した!


注ぎ込まれた魔力によって、損なわれた腕はすでに元通りに修復されていた。彼女は長剣を両手で高く掲げ、剣鋒に絢爛たる魔力の光を走らせながら、破竹の勢いと決然たる気迫をまとい、流星のように魔法使いめがけて一直線に墜ちていく!


魔法使いは天から降り来るその切っ先を仰ぎ、紙のように青ざめた。叫びながら印を結び、宙の少女を指さす!


「世のあらゆる戯れと笑いが、汝の脳裏に浮かび上がらん!」


だが、恐怖に見開かれた彼の瞳に映る少女の、人形のように精緻な顔には、わずかな動揺すら浮かばなかった。精神支配魔法の狂笑術は確かに彼女に命中したが、まるで虚空に吸い込まれたかのように、何の効き目も現さなかった。


続いて、冷たい剣光が月明かりを切り裂いた。二人がすれ違う。


「そんな馬鹿な……完全に無効……?」


魔法使いの体がその場で硬直し、やがて壊れた操り人形のように、左右へ力なく崩れ落ちた。真っ二つにされた顔には、死んでも死にきれない驚愕と絶望がなおこびりついていた。


「来世では覚えておけ。魔導構体は生まれつき心霊法術が効かないんだ」ウェルズは屋根の上の血痕を冷ややかに見やった。その声には一片の憐れみもなかった。


ウェルズにしてみれば、魔導構体に狂笑術を撃つこと自体が、今夜最大の笑い話だった。


その頃、冰は霧と影の中を飛ぶように駆け、暗がりに潜む狙撃手の居場所を探っていたが、濃い毒雲に視界を阻まれていた。


一方、地上で巨剣を構えた大男は、屋根の上の戦況をまだ把握できていなかった。ウェルズの周りから護衛が消えたと見るや獰猛に笑い、至近距離から再び巨剣を振りかぶる。


「ふん!前衛はいなくなったぞ。魔法使い一人で、どうやって俺を防ぐつもりだ!」


全身の筋肉が盛り上がり、巨剣に強烈な付与の光が爆ぜる。助走もなしに、破壊の力をみなぎらせた順勢斬が横薙ぎに放たれ、ウェルズと傍らのシャーロットをまとめて胴から両断しようとした!


同時に、後方の盗賊が再び巻物を引き裂き、目に見えない「指名狙殺」を放った。ウェルズの背筋をぞっと悪寒が駆け上がる。まるで魂に死神の大鎌を押し当てられたかのようだった。名射手も弾を込め直し、冷たい十字の照準を少年の眉間に合わせ、迷わず引き金を引いた。


この必殺の罠を前に、それまで黙っていたシャーロットが動いた。


彼女は鋭く一歩踏み込み、砲弾のような勢いで残っていた幽藍の蛛網を突き破った!付与の巨剣を前にしても何の武器も抜かず、避けようともせず、生身の拳を振り抜いた!


「バキッ――ドォン!」


大と小、目を疑うような激突が起きた。シャーロットの白い拳が鋭い巨剣に叩きつけられると、百錬の精鋼で鍛え上げられた付与武器が、ガラスのように粉々に砕け散った!凄まじい力は勢いを失わず、大男は鉄甲の犀に正面から突っ込まれたような衝撃を受け、糸の切れた凧のように数メートル吹き飛んで、石畳に激しく叩きつけられた。剣を握っていた両手は親指の付け根がざっくりと裂け、鮮血が噴き出した。


そして、ウェルズの顔面めがけて飛んできた弾丸は、シャーロットが無造作に差し出したもう片方の手に、しっかりと受け止められていた。


「ジュッ――」


高温の弾丸が彼女の掌で一筋の白煙を上げる。彼女が無表情のまま二本の指でつまむと、鋼板をも貫く金属の弾頭は柔らかな泥のように潰れて鉄屑と化し、無造作に地面へ放り捨てられた。


「!?」


影の中で息を呑む気配がした。制御をものともせず、素手で付与の巨剣を砕き、指二本で弾丸を潰す。どう見てもカモではない。とんでもない相手に手を出してしまったのだ。盗賊と狙撃手はとどめを刺す気も失せ、身を翻して闇に紛れ、一目散に逃げ去った。


ほぼ同時に、ウェルズの背中にのしかかっていた死神の大鎌のような悪寒がふっと軽くなり、跡形もなく消え去った。何の傷も刈り取れなかった「指名狙殺」の呪詛は、主が遠ざかったことで自然に瓦解したのだ。


「追わなくていい」ウェルズは手を上げて制した。「街の裏路地を知り尽くした盗賊とかくれんぼなんて、時間の無駄だ。一人二人殺したところで、今の帝都の惨状は変わらない」


この手の盗賊はたいてい都市での立ち回りに長け、入り組んだ裏路地にも通じているから、追っ手を振り切るなど造作もない。彼はそれをよく知っていた。


彼が無造作に魔法を発動すると、狂風が唸りを上げて吹き抜け、残っていた臭雲をきれいさっぱり吹き払った。


蛛網が消えてから、冰はようやく短刀を収め、申し訳なさそうな顔でウェルズのそばへ歩み寄った。


「わたくし、まことに面目次第もございません。先ほどの戦いでは、何のお役にも立てず……」


「お前のせいじゃない」ウェルズは手を振った。「奴らは最初から戦場を分断して各個撃破するつもりだったんだ。定石どおりの戦術だよ」


ちょうどその時、フリーデも屋根から軽やかに飛び降り、危なげなく着地した。


ウェルズは逃げた連中には目もくれず、地面に倒れた戦士のもとへゆっくりと歩み寄った。シャーロットの一撃で内臓をやられた大男は血溜まりに横たわり、息も絶え絶えに胸を激しく上下させている――何しろ、白竜にまともに正面から吹き飛ばされたのだから。


「た……助けてくれ……」大男は口を血まみれにしながら、ウェルズにすがるような目を向けた。その眼差しには生への執着と、虚勢を張った脅しが入り混じっていた。「お……俺は兄弟会の人間だぞ……!俺が死んだら、兄弟会はお前らを許さねえ……俺たちの後ろには……聖階の魔法使いがついてるんだ……!」


ウェルズは無表情のまま、そのそばにしゃがみ込んだ。ジョージの残した神術書を開くと、指先に温かく聖なる神術の光が灯る。その光に顔を照らされ、大男はまるで救いの藁をつかんだかのような表情を浮かべた。


「俺の質問に答えれば、助けてやる」ウェルズの声は、天気の話でもしているかのように平静だった。


「兄弟会……ってのは何だ?」


間近に迫った治癒の光を見つめ、大男は喉から必死に声を絞り出した。「お……俺たちの頭がまとめ上げた地下勢力だ……皇帝が病に伏せったのをいいことに、やくざの組をいくつも呑み込んで……それも……俺たちには聖階の魔法使いがついてるからで……」


「その聖階は何の道系だ?」


「あん……暗影道系……」


シャーロットがわずかに眉を上げた。「暗影道系の聖階……一人、聞いたことがある。魔武を兼ね修めていて、独自に編み出した『霜影剣技』を使うとか」


「暗影に化身できて、氷と闇、二つのエネルギーを併せ持つあいつか?」ウェルズは眉を曇らせた。厄介だ。隠匿に長けた聖階ということは、相手がその気になれば、殺したい者はほぼ殺せるということだ。


「そ……そうだ!そいつだ!」大男は荒い息をつきながら、シャーロットの言葉に食いついた。


「で、お前たち兄弟会は、普段どんな悪事を働いてるんだ?」ウェルズは神術の光を灯したまま問い続けた。


「こ……こんなふうに……金持ちを襲ったり。それに、やくざを使って下々から守り料を取ったり……禁制の薬剤をいろいろ密輸したり……高階の魔法材料、血ダイヤ(けつダイヤ)、苦痛の精華……」激痛と、間近にある治癒の光との板挟みで、大男はもう口を閉ざせなくなり、組織の薄汚い内情を洗いざらいぶちまけた。


「密輸の場所はどこだ?」


「南城区だ!南城区!食糧や生活必需品も密輸してる……あそこの地元の顔役に……」


ウェルズは考え込むように目を細めた。南城区?あそこは蓮華の縄張りだ。兄弟会も蓮華と繋がっているのか?あの暗影聖階は、蓮華の後ろ盾になっているのか?


「頼む……助けてくれ……知ってることは……全部話した……」大男の声はみるみる弱まり、目の焦点も合わなくなっていった。


これ以上価値のある情報は引き出せないと見て、ウェルズは立ち上がった。手の中の神術の光がふっと消える。冷ややかに大男を一瞥すると、シャーロットのほうへ顔を向け、自分の首の前で軽く手を横に引いてみせた。


シャーロットはすぐに意を汲み、精緻な顔に一切の波を立てぬまま、ゆっくりと足を上げて大男の頭に狙いを定め、ためらいなく踏み下ろした!


「グシャッ!」


十階から落とした熟れた西瓜のような、身の毛もよだつ砕ける音が路地に響いた。赤と白の入り混じったものが辺り一面に飛び散り、すべてはあっけなく片がついた。


「助けるって言ったじゃない?!」この血なまぐさく唐突な光景を目の当たりにして、フリーデは大きく目を見開き、声を上げた。


「勘弁してくれ。俺の頭はまともだよ。ついさっき俺を真っ二つにしようとした奴を、なんで助けなきゃならないんだ?」ウェルズは平然と肩をすくめ、地面の血痕をまたいだ。「一瞬で、痛みもなくあの世へ送ってやったんだ。それが今夜の俺の最大の善意だよ。機嫌が悪けりゃ、あちこちで略奪して人の命を虫けら同然に扱うようなクズは、少なくともじっくり拷問してからにするところだ」


「でも、そんなのおかしい!私は……人を騙すのは間違ってると思う」フリーデは眉をひそめ、内蔵された論理のままに本能的に反論した。


「あいつは人を殺す時、正しいかどうかなんて考えたと思うか?」


「でも……さっきはもう危険な状況じゃなかった。私たちが私刑で誰かを処刑していいはずがない」フリーデの口調は真剣で、頑なだった。「危機が去ったなら、普通はまず治療して、それから警察署に引き渡して、合法的な裁判にかけるべきだった」


その言葉に、ウェルズは足を止めた。振り返り、口の端に嘲りに満ちた冷笑を浮かべる。「合法的な裁判?いいだろう、お嬢様。今の帝都には法の正統性の源が五つ、まるで異なる法理論が五組、互いに従属しない法執行機関が五つある。教えてくれよ、あいつをどの勢力に引き渡せばいい?立憲派か、共和派か、専制派か、調和派か、それとも連合政府か?言ってみろ、どれが『正しい』っていうんだ?」


フリーデは立ちすくんだ。


その静かな瞳に、戸惑いと茫然とした色が浮かぶ。答えられなかった。どれが正しいのか、本当に分からなかったからだ。どの勢力の言い分ももっともらしく聞こえ、組み上げられた理論は競うように精妙で、互いに引用し合い、反駁し合うことさえできる。彼女の演算による認識では、どれが本当の「正義」なのか、到底導き出せなかった。


「ゆっくり考えるんだな」ウェルズは背を向け、両手をポケットに突っ込むと、再び夜の闇へと歩き出した。「『正義とは何か』が分かってから反論しても、遅くはないさ」


夜風が、死んだように静まり返った街路を吹き抜けていく。フリーデはその場に立ち尽くし、純白のスカートの裾に散った、目に痛いほどの数滴の血痕を見下ろしてから、顔を上げ、遠ざかっていく少年の背中を見つめた。


実のところ、自分がどうすればいいのか、彼女にも分からなかった。

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