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第21話 消えた灯火

最近投稿が遅いのは気のせいに決まっております。

それかどっかの神父のスタンド攻撃を受けているせいです

そうに決まってます。

社畜辞めたい。

「お父さん・・・!お父さんッッ・・・!!」


エアの亡骸にしがみついてルミアはずっと離れようとしなかった。ペンナや大臣、召使い達もエアの傍らから離れようとしない。ルミアは存在を消された子供、国民は彼女の存在を知らない。


その理由が『王家の女児は国を破滅に導く、だから殺せ』という預言にエアが反発し内密に育ててきたからである。


つまりまだ存在を知られていないルミアはエアの葬儀に出ることはできない。ルミアもそれは重々承知している。だから今、離れられず泣き続けているのだ。


・・・もし葬儀に参加できたにしても離れることはできなかっただろうが。


ルミア、ペンナ、大臣に召使い達に囲まれて歴代で最も慕われた王は安らかな顔でいつまでも、いつまでも眠っていた・・・。


ゲバルトだけは自室に籠り延々と自分を責め続けていた。後悔で心が押し潰されそうになる。


自分が愛されていると気づくことができず、ルミアに嫉妬してずっと酷いことをし続けてきた。挙句の果てには父親を手に掛けたのだ。エアは自分のことを病に倒れただけと言った、だが間違いなく自分が毒を盛り父を殺したのだ。


それは揺るがない真実であり償いきれぬ罪。後にも先にもこれ程深く自分の行いを悔いることはなかった。頭を枕に押し付けてベッドに埋めたまま何時間も同じ体勢のまま動かないでいる。


そんなゲバルトの前に預言士が音もなくやってくる。


「悩み事かいぃ? 私が聞いてやるよぉ・・・」


ゲバルトはよ預言士に見向きもせず『ほっといてくれ!』と

怒鳴り散らした。


「ボクちんは今誰にとも関わる気はない!ひとりにしてくれ!!」


預言士はゲバルトの言葉に耳を貸さずにゲバルトに向けて手を伸ばした。


「いいじゃないか私とお前たちの中だろぉ?」


ゲバルトの視界を紫のようなピンクのような怪しい光が覆う。

エアに仕掛けようとしたのと同じ術である。ただゲバルトは元々術中にありエアのように強い精神力を持ち合わせている訳ではないあっさりと預言士の術にかかってしまった。


「なんだい・・・自分でせっせと毒を盛ってた割には随分と心がボロボロじゃないかそんなに辛く思うならその原因となる記憶を消してやるよぉ・・・」


預言士の顔面にはこの上ない邪な醜い笑顔がべったりと張り付いていた。


「さあ・・・一緒に行きましょうよぉ・・・」

「あ・・・あぁあぁ・・・あ・・・」


ゲバルトは虚ろな目でベットから降り無言で差し伸べられた預言士の手を取った。


それから、エア国王の葬儀から数ヶ月が経過する。


ペンナや大臣、それに召使い達、残された者たちはエアの行ってきた炊き出しなどを継続してきた。


しかしその努力は実ることはなく治安は悪化の一途を辿る。エア国王が健在の間徐々に預言から脱するエア国王派の人間が着々と増えていったがエア亡き後はすっかり勢いを失い預言士派に戻る者が多かった。バランスは預言士派に大きく傾いていきている。


元々暴力を厭わない預言士派の人間と暴力や理不尽を認めたがらないエア国王派の人間では物理的な手段に出る者の方が優位だった。バランスが傾いた現在その傾向は加速の一途をたどる。


預言者派の兵士達は積極的に治安維持に努めるようなことはなかった。


それでもペンナはエアの代わりを務めようとし、ここ数日仮眠の時間もまともにとれておらず誰が見ても疲弊が見て取れるほどだった。元々痩せ型のペンナの体重がひと月で5キロほども

減っていた、頬もコケて来ているし目元にはクマがあるのが当たり前になっていた。


今も真夜中になっても執務室で書面と向かい合って頭を抱えている。遂に見兼ねた大臣が口を挟んだ。


「ペンナ様、後は私が目を通しておきます。その書面に関しても案を練っておきますからどうか休んで下さい」


「あら?心配してくださるのですか?」


大臣に微笑みかけるペンナの顏は随分と弱々しかった。


「いいから休んでいなさい!!」


大臣はたまらず声を荒げてしまう、強く言わないと彼女は倒れるまで仕事を続けるのが目に見えているから。


「ふふ、そうですか・・・ではお言葉に甘えて」


ペンナが椅子から立ち上がり自室へ向かう。正直限界が来ていたので大臣の申し出を有難く受けることにした。


執務室を出て自室に向かう途中でルミアに会った、いや、会ったというよりルミアが待っていたのだ。


「ルミアこんな時間まで起きてちゃだめじゃない、早く寝なさい」


ルミアの頭を撫でようとしたらこちらが手を伸ばすより先にルミアが抱きついてきた、おもわず包むように抱き返す。


「お母さん、無理しないで・・・お願い」


その言葉は乾いた大地に垂らされた水滴のようにペンナの心の奥に入り込んできた。


無理して私まで倒れたらルミアはどうなってしまうだろうか?考えるだけで怖くなる。


「心配かけてごめんね、無理はしないようにするわ」


頭をポンポンしてあげると黙ったまま頷いた。直後にルミアが離れたのは直ぐにでも私を休ませたかったからだろう。


「おやすみなさい」


ルミアが小さく手を振ったので私も「おやすみなさい」と手を振り返した。


これが私が見たルミアの最後の姿だった。

前話の前書きに書いたマフマフみたい人います?

まぁ興味ないですよねー!

万が一見てみたいという危篤な方がいましたら

メッセージくれれば絵を描きますよー!

相変わらずのクソ画力だがな!!!


そうそう、ツイッターにあげてる宣伝ツイートに

付いてる絵は毎回ビミョーに変化していってるのですよ

興味あったら覗いてみてね☆彡

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