表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/14

本編終了後

更新にあたり前ページ(9章終了時部分)も改稿しましたのでよろしければそちらもどうぞ……!


〇コンスタンス・グレイル

誠実がモットーの十六歳。榛色の髪に若草色の瞳。

どこにでもいるような平凡な女の子。

今のところ婚約者はいないがハイスペックな恋人がいる。プロポーズの機会を虎視眈々と狙い中。

どこぞのジャイアンの復讐にあと八十四年はつき合ってやることになった←new!


〇スカーレット・カスティエル

享年十六歳。永遠の十六歳。黒髪に紫水晶の瞳。

モットーは、お前のものは俺のもの。俺のものは俺のもの。

勝手に死んでいったバカたちへの復讐として、あと八十四年は現世で面白おかしく過ごすことに決めた←new!


〇ランドルフ・アルスター

斜め上を行く二十六歳。黒髪に紺碧の瞳。

今のところ婚約者はいないが何をしでかすかわからない恋人がいる。プロポーズ宣言をされたが色々と不安でしょうがない。

きっとこれからも恋人とその相方に振り回されて飽きない人生を送るはず←new!


〇カイル・ヒューズ

顔だけはべらぼうにいい仕事中毒ワーカホリック

上司な友人は収まるところに収まってほっと一安心……かと思ったらやっぱり色々と斜め上で頭が痛い。とりあえずあの朴念仁が結婚するまで「見守り隊」を継続することにした←new!

薔薇色の奴らを見ながら婚活してみようかなとちょっぴり考え中。


〇セシリア(シシィ)

終わり良ければ総て良しが()()だった王太子妃。

色々あったけど、きっと最後は幸せだった。


〇エンリケ・アデルバイド

うっかりさんと呼ばれたくない王太子。

色々疲れて隠居することにしたが、まだまだ人生これからのはず。


〇ハームズワース子爵

すべての発端となったグラン・メリル=アンで行われた夜会の主催者。

どうしようもない享楽主義者だが、見た目ほどロクデナシではなかった気がする。

今だに十年前の初恋を引きずる恋の奴隷というかただの下僕一号。


〇ルチア・オブライエン

修羅場に強いヒーロー属性の公爵令嬢。

厄介ごとに自ら首を突っ込んでは命の危機に晒されるが、だいたい何とかなる。

巻き込まれ型のユリシーズとはこれから長いつき合いになっていく予感。


〇ユリシーズ・ファリス

少しだけ逞しくなったヒロイン属性の王子さま。

留学先のソルディタ共和国でも度々事件巻き込まれ、その度にアデルバイドから駆けつけたルチアに救われることになる。


〇ショシャンナ

銀髪に柘榴石の瞳の美少女。

ルチアに言われた言葉が忘れられず、サルバドルと殴り合いの大喧嘩の末、無事に兄を引きずってまっとうな道に進むことにした。


〇サルバドル

妹がうるさくてうるさくて仕方がないから組織から足抜けして荒事専門の何でも屋をすることにした。


〇サン(アレクサンドラ・ファリス)

太陽の髪に薄紫色ライラックの瞳を持つガキ大将。

ユリシーズ以外の兄弟は漏れなく全員泣かせたことがある。

特に王になりたかったわけではないが、なった以上は本気出してくタイプ。

王位争いに敗れたら本気で傭兵になろうと思っていた。

今は国を建て直すために全力疾走中。


〇エウラリア

我が道を行くどこぞの方向音痴の尻拭いに奔走している。

飴と毒舌を上手に使い分けていたはずなのに、連日の激務のせいで毒しか吐き出さなくなって、周囲の人間から歩く危険物として取り扱われるようになった。

一応アレクサンドラの右腕という立場だが、そろそろ本当に黄金の右フックが炸裂しそう←new!


〇テオフィルス

椅子取りゲームに負けてしまった第四殿下。

虎視眈々と王位を狙っているが、気がつけば暴君な姉に面倒ごとを押しつけられたり厄介ごとを丸投げされたりしている←new!

ぶつくさ文句を言いつつも何だかんだ処理してしまう器用貧乏。

ケンダル・レヴァインとは飲み友になった。


〇パメラ・フランシス

前章の「きっと来る貞子」状態から恨みつらみを重ねてエルム街の夢の住人となり最終的に「志村、後ろ後ろーーーー!」な全員集合スタイルとなった拗らせ女子筆頭。たぶん今後はロッテンマイヤー的な冷血女史が目を光らせる断崖絶壁修道院で過ごすことになる。

出会った時からコンスタンスのことが嫌いで嫌いで仕方がなかったし、それはきっとこれからも変わらないんだけど、さすがにもう一度志村になるほどの情熱はないのでとりあえず「あのいけ好かない女が何もないところで転びますように」「日に日に背が縮んで婚約者とつり合いが取れなくなりますように(物理)」などと地味に呪い続けるNEO貞子な毎日を送っている←new!


〇ニール・ブロンソン

心だけは永遠のチェリーボーイでいたいブロンソン商会のお坊ちゃん。かつてはゲスの極みシティーボーイだったが、某夫人の可愛がりを受けて真っ白な灰となった。敗因はもちろん絶対的な経験値の差。

色々反省してるし己の愚かさも身に染みてわかったし許されるのであれば元婚約者の少女とは善き友人としてつき合っていきたいけれど、例のグラン・メリル=アンでの女王のような振舞いを思い出してはつい舎弟のような行動を取ってしまうのでおそらくこの先も下僕ポジション。

たぶんそう遠くない将来に商会の従業員の間で「まだ結婚できない男」とか呼ばれ始める。


〇アビゲイル・オブライエン

元祖顔面偏差値平均点。

周囲に埋没する外見のおかげで今日も今日とて忠犬を連れて薔薇十字通りの世直しに勤しんでいる。

ちなみに容姿を揶揄された時の口癖は「時代がまだ私のレベルに追いついてないだけ」


〇セオドア・オブライエン

オブライエン家のマスコット的存在。

けっきょく一度も登場しなかった。


〇オルダス・クレイトン

アビーの忠犬にしてオブライエン家の切り込み隊長。

アビーとテディさえ笑っている世界なら後はどうでもいい人。

最近そこにみんなの娘であるルチアが加わった←new!


〇ウォルター・ロビンソン

永遠の当て馬ポジションを笑って受け入れる新人類。

その愛の重さに商会の人間からはけっこう本気でドン引きされている。


〇エルンスト・アデルバイド

スカーレットのビンタ最有力候補にしてコニー最大の破滅フラグ。いやだってそんなことしたら不敬罪で今度こそ死ぬ。

たぶんスカーレットが生まれてアドルファスたちと一緒に笑い合ってた頃が人生で一番幸せな時間だった。


〇アドルファス・カスティエル

ここだけの話、十年ほど苦手だった紅茶がまた好きになった。


〇マクシミリアン・カスティエル

真面目を絵に描いたような優等生タイプ。

一連の事件に関して「あれ、なんか私だけ蚊帳の外では……?」と薄々感づいてはいるが、「仲間に入れて」の一言がなかなか言い出せないでいる。


〇キンバリー・スミス

相変わらずのピンクで相変わらずの007な毎日を送っている。


〇ケイト・ロレーヌ

周りを油断させるおっとりとした印象と逆境で見せるクソ度胸を買われ、キンバリー・スミス付きの秘書となった。婚期は遠のいたが給金がいいので満足している。


〇ミレーヌ・リース

メイフラワー社の新米記者となった。優秀かどうかはさておき熱量だけは有り余っている。特ダネを求めて事件や陰謀に首を突っ込んでは友人であるコニーやケイトを巻き込むようになる予感。


〇レティシア・カスティエル

高飛車令嬢の卵かと思いきや人見知りなだけで友達想いのいい子だったギャップ系天使。その辺りはまごうことなき父親似。カスティエルの人間なので見た目だけは皆が羨むクール・ビューティになると思われるが、成長してもたぶん腹芸とかは苦手なタイプ。

オブライエンさん家のルチアちゃんとはきっとズッ友。


〇パーシヴァル=レイリ・グレイル

誠実がモットーな美少年。たぶん近いうちに姉に連れられてカスティエル家やオブライエン家にも顔を出すようになるはず。ついでにそのうち他国にでも留学して某王族の少年と友情を築くようになるかもしれない。


〇セバスチャン

オブライエンさん家のお母さん。真顔の小姑系。

ルチア曰く、口を開けば「淑女たるものは」と言ってくるらしいが、

たぶん無鉄砲なお嬢さまのことが心配で心配で仕方がないだけ。


〇クロード

カスティエルさん家の裏番長。笑顔で圧をかけてくる系。

アドルファスを「うちの坊ちゃん」扱いできる唯一のひと。














〇リリィ・オーラミュンデ

運命に中指を立てて最期の瞬間まで戦い抜いた勝者。


きっと今頃は満足そうに笑っているはず。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ