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スノーフレークの咲く庭で  作者: 桔梗
第7章 紅葉山会長の不安
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紅葉山会長の不安 8

「それでは、宝探しの罰ゲームを披露してもらいましょう。お二人、

 どうぞ~。」


 サクラちゃんが、大きな羽織を着て登場した。いや、サクラちゃん

だけにしては、羽織が大きすぎる。あれれ、と思ってたら、右手が

サクラちゃんの頬を撫で回している。


「ああ、もう、やめろって。」


 サクラちゃんが、ムッとした声で怒ってる。


「山田さん、調子に乗らないの!」


 どうやら、二人羽織らしい。山田さんに好き勝手されて、サクラ

ちゃんの機嫌が最高に悪い。会長がざるそばを持って来た。


「さて、これを食べてもらいましょう。」


「あ、それ、オレに近づけないで!」


 会長が、キョトンとしている。


「サクラちゃん?」


「オレ、そばアレルギー。」


 慌てふためいて、サクラちゃんからそばを遠ざける。会長は、

お皿を1枚持って帰ってきた。


「大丈夫だった?」


「はい。大丈夫です。」


「じゃ、気を取り直して、これを食べてもらいましょう。」


 持って来たのは、ショートケーキだった。


「やったー。好物、好物。」


 山田さんの左手にお皿をのせ、右手にフォークを持ち、準備が

出来た。


「それでは、スタート!」


 山田さんが、この辺だと検討をつけてフォークを刺すが、お皿

の端をかすめてく。


「フォーク、とどいてないよ。早く、食べたーい。」


「・・・・・」


「山田さん、何言ってるのか、聞こえないよ~。あ、もっと左。

 ・・・今度は行きすぎ。もう、そこじゃないって。何やってる

 の?いやー!もう少し左。そこそこ!刺せー!」


 周りで見てる人達は、皆、大笑いしてるのが見えて恥ずかし

かったけど、あの美味しそうなケーキが食べたくて必死だった。

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