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序章 安らぎの地上
そこは異なる世界。
簡潔に異世界と呼ぼうではないか。
そこに住む人間達は神の大樹に生る一つの実を食べたのだ。
それが君たちとの勇逸の相互点、心の実。
そう君たちが知恵の実を食べて、善悪を知ったように、
彼らは心の実を食べて、光と闇を知ったのだ。
しかしそれが善か悪か、知恵の実を持たぬ彼らにはわからなかった。
まぁそれから悠久の時は流れて、人々の間で突如として知恵が芽生え始めたんだ。
するとどうだろう善と悪が生まれて、光と闇も目覚め始めてしまった。
石を積み上げる者が現れた
大地を磨く者も現れた
獣の力を求める者も現れた
鳥の力を求める者も現れた
そして人々を導く王と、その王が齎した希望を守るために、
勇者が覚醒した。
それこそが真実。
落ちた真実だね




