折角なので探検します
数日後、アレクとレイちゃんが光龍のギルドに顔出しに来るって話だったので半日早く光龍のギルドに帰ろうとした私
どうせなら町もぶらつきたいって思ってのんびりと屋台を物色していたら…
はい、はぐれました
何故か森にいます。いや屋台をのきなみ冷やかしてたらこんなところに行き着いたんだけど…
ま、怨霊の森っぽいし歩いていたらギルドの誰かと鉢合わせるでしょう
怒られ覚悟で折角だし探検しよう
一時間もしないうちに後悔しました
「ココドコ!!」
迷子じゃなくて遭難してますよワタシ!!
チョロチョロしたせいか怨霊は強くなってるしシルクス居ないから消滅(物理)出来ないし
このままだと私この森消し炭にしそう
…おとなしく待ってよ
静かにして繋がってるシルクスにいる場所が分かるようにする
うん、バッチリ
あー…怒られるなあ…
「…へえ、ホントにいたんだこの森に」
ぞわっと駆け巡ったのは悪寒
おかしいと思わなかった自分を殴りたい
なんで屋台が森に続いていたのか人がいないから危ないっていつもなら声をかけてくれる町の人が一人もいなかったこと
気づけよ私
きっとこの声の主が私をここに引き寄せたんだ
どうする
選択肢は二つ
逃げるか対峙してシルクスが来る時間を稼ぐか
なんとなく逃がしてくれない気が端々からするからこの際消滅(物理)使ってでも踏ん張るしかないんだけどね!
「…あんた誰」
「知りたいか?」
「別に。でも私を知ってるってことは神様関連でしょ?」
「…友好の神子より頭も魔力も格段に違うな、俺は王家に仕える創世記時代からの使い魔だ裏の仕事を主にやってるな。あの馬鹿娘と天然勇者の護衛も仕事なんだけど…ちょっと遊んでいけよ」
「断る」
「神の色を持つものでも俺が怖いか…」
嘲笑いながら私を見る眼はすでに暗殺者だ
「…神の色持っていても死なないわけじゃないからね、人を相手にするのも初めての事だし怖いよ当たり前じゃないか」
「へえ、俺に勝つつもり?」
気力を放り絞り馬鹿にしたように話続ける
「全力で行くさ、殺されるのなんて嫌だからね。あんたに勝つには殺すしかないでしょうよ」
「…面白い、ならやってみせろ」




