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前世に飽きた魔王の孫、世界に首を突っ込む 〜退屈だから全部かき回す〜  作者: 暇凡人T
序章 転生編

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3/102

その3 どうやら転生したようです

加筆修正版です

かなり変わってます


 「ううん。」


 おはようございます。

 いい朝ですね。

 結局寝ちゃったよ。

 まぁ、「おはようございます。死んでました。」とかじゃなくてよかった。

 今は、周りに何もいない?

 いや、いるけど眠ってるっぽいな。

 なら、今のうちに逃げれるんじゃないか?

 体うまく動くかな?

 [スキル{神の声}を獲得しました。]

 [獲得したスキルのレベルは、1です。]

 [今後、スキル{神の声}によるナレーションを開始します。]

 [ご利用、よろしくお願いします。]

 ・・・は?

 はあ!?

 え?

 なにかが脳内に響く…?

 ちょっと待て、待て。

 今何が起こった?



 今なんか頭に響いたよな?

 俺の頭がおかしくなったのか?

 ・・・否定できないのが悲しいところ。

 なんか別の説ないの?

 ・・・超能力に目覚めた、とか?

 いや、もし目覚めてたとしてもこんな能力いらんわ。

 ハズレすぎるだろ。

 うーん…

 ・・・あ。

 ラノベ的展開なら、もしかしたら…

 この、スキル?がある異世界に来てしまった、とか?

 アホなこと言ってるのはわかってる。

 だけど、この説が一番しっくりくる。

 あんな怪物がいる説明もつく。

 俺の体が動かないのも、世界を移動したせいと思えば…

 それは飛躍しすぎか。

 でも、それだと体が小さくなった謎が残るな。

 ・・・そうだ。

 この状況にピッタリな言葉があるじゃないか。

 転生。

 これしかないだろ。

 ラノベでよくあるやつだ。

 俺…ラノベ脳すぎるな。

 だいぶ頭おかしい結論だけど、そう考えてもいいぐらいには、今の状況はおかしい。

 とりあえず、こんなわけで俺は、この世界に転生した。



 転生かぁ。

 てことは俺、死んじゃったのかなぁ。

 マジかー。

 じゃあ、あの教室にいたやつ全員死んだ?

 全員一緒に転生したのかも?

 ・・・いや、これは考えても無駄だ。

 とりあえず今を生き抜くことだけ考えよっと。

 で、あの声はなんて言ってたっけ?

 たしか…


 <[スキル{神の声}を獲得しました。]

 [獲得したスキルのレベルは、1です。]

 [今後、スキル{神の声}によるナレーションを開始します。]

 [ご利用、よろしくお願いします。]>


 って言ってたよな。

 ナレーションってなんだ?

 なにか説明してくれるのか?

 ・・・応答なし、と。

 今なにも言わないし、わかんないな。

 なんかが起こったときに説明してくれるぐらいに考えておこうかな。

 スキルはまぁ、そのまんまの意味だろう。

 ゲームだと、スキルを覚えると技が発動できたりするよな。

 じゃ、それぞれのスキルによって色々できるとか?

 わざわざスキルのレベルも言ってくれてるんだから、レベルによってなんかあるんだろうな。

 スキルのレベルが上がると効果が強くなったりする感じかな?

 妄想でしかないけど。

 神の声のレベルが上がったらどうなるんだろう?

 会話できるようになるとか?

 ・・・それはそれでうるさそう。

 まぁ勝手にレベル上がるだろ。

 その時に試そう。



 そういえば。

 俺は一体なにに転生したんだ?

 まあ一番可能性が高いのは、あの怪物の子供だな。

 近くにいたのあいつらしかいないし。

 もしそうだとするなら、俺にも角とかあるんじゃないか?

 調べてみよう。


 ゴソゴソ、モゾモゾ…


 お、角があった。

 でもそれ以外はなんもないなー。

 てことは俺はあのベットで寝てたほうの子供の可能性大なワケだ。

 鱗とかないしね。

 じゃああいつは、暫定俺の母親としておこう。

 ・・・ていうか、この部屋めっちゃ豪華じゃない!?

 ホテルのスイートかな?

 なのに電気がない…?

 ランプぐらいしかない。

 中世ヨーロッパぐらいの文明か…?

 いや、勉強してないから中世ヨーロッパがどれぐらいのもんなのか知らんけどね?

 それでも豪華な部屋にいるってことは、俺って権力者の子供なんじゃね?

 快適なニート生活が過ごせるかもしれない。

 ニート最高ー。

 ・・・ニートになったことないけど。

 権力者の子供でありますように!

 神様お願い!祈ってあげるから!

 一瞬、沈黙が部屋を支配する。

 [スキル{神の声}のレベルが上がりました。]

 [レベルアップ後のスキルレベルは、2です。]

 [スキル{神の声}の新機能として、質問ができるようになりました。]

 レベルアップ!?

 タイミング良すぎない!?

 俺の祈りに反応したんか!?

 それなら笑いがわかってるようで何より。

 ま、別になんでもいいか。

 結果レベル上がったわけだし。

 で、質問かー。

 聞きたいことなんか山ほどあるからなー。

 ・・・じゃあ、俺の種族を教えてください!

 [あなたの種族は魔族、マデル族です。]

 おー!すごい!

 種族は魔族かー。

 面白くなってきた…!

 魔族って、ラノベでは人間の敵で描かれることが多いけど、そこんとこどうなんだろ?

 まあ、聞いてみればわかるか。

 魔族とはなんですか。

 [質問対象外です。]

 聞けないんかい!?

 ケチ!

 ・・・いや、ほんとになんで?

 対象外…ってことは、まだレベルが足りないとかかな?

 そもそも聞けないことの可能性もあるけど。

 それはレベル上げて見ないとわかんないな。

 なら、たくさん質問してどんどんレベルを上げていこう。

 ・・・スキルとか、レベルとか…

 退屈しないな!この世界!

 地球より断然いい!

 

 そうだ、決めた。

 俺はこの世界で…

 やりたいこと、全部やって生きていこう!

 せっかく転生したんだ、この世界を楽しまなきゃ損だよね!


 ガシャーン!


 そう、俺が決意を固めた瞬間。

 なにかが割れる音がした。

 

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― 新着の感想 ―
初めて読みますが、なんか先が気になりますね。時間を取って読んで見ます。これからも頑張って下さい。
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