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第11章:科学の楽園(パート2)

広大な観測室に重苦しい沈黙が広がった。

機械たちもその轟音を止め、まるで待ち受けるかのように静まった。


アルベルトは眼鏡を直し、低い声で尋ねた。

— さて、子供たちよ、あの老人ドランに何が起きたのか?


ハスターは涙がこみ上げるのを感じた。震える声で、落下のこと、嵐のこと、そして彼らを守るためのドランの犠牲を話した。話し終えると、アルベルトは机を強く叩いた。

— アナベル!馬鹿な遊びはやめろと言っただろう?しかも、我らが芋売りを攻撃したのか?お前の大事な者を!


丘の声は、戸惑いと涙を含んで答えた。

— あの人が芋売りだったの?知らなかった…ごめんなさい…


アルベルトは手で乱れた髪をかきながらため息をついた。

— 大丈夫だ。無事かどうか知りたいだけだ。


— あ…怒ってないの?と丘はためらいながら言う。じゃあ、何もないのね。下で眠ってるわ。


安心した二人の少年は少し跳ねながら喜びを表した。


アルベルトは真剣な表情に戻り、尋ねた。

— では、どちらがどこからか落ちてきた少年かね?


ハスターは控えめに手を挙げた。アルベルトは彼をじっと見つめる。

— ここに来る前のことを覚えているか?誰だったか。


ハスターは記憶を探る。

— いいえ…思い出は師匠の畑からだけ。でも…たぶん、金髪の女性。重要な人だったはず…多分。


アルベルトはしばらく沈黙した後、静かに言った。

— 私も同じだ。前の人生の記憶はない。残ったのは科学だけ。私はそれを唯一の武器に、この世界を十六年研究してきた。


彼は背中で手を組み、歩きながら語り始めた。

— この世界は一見、私たちの世界と同じに見える。しかし形は常に変わる:球形、立方、平面、帯状…。重力だけは変わらない。最初は幻覚かと思った。だが、この場所は論理そのものを嘲笑していると理解した。


アルベルトは中央の地球儀を指差した。

— ある黄色い布をまとった男がずっとこの王国を支配していた。会おうとしたが、劇場の境界に触れただけで頭が痛み、思考ができなくなった。だからドランを使って調べさせたが、戻るたびに変化していた。


彼は深呼吸した。

— 十四年間、その変化を研究した。恐ろしい真実にたどり着いた。見えないが遍く存在するエネルギー、ANIMAがこの世界に溢れている。住人はそれを糧に、常識を超える能力を身につけた。ドランの変化もそのせいだ。


その瞬間、静寂から声が現れた。穏やかでありながら圧迫感のある声。あらゆる方向から響くようだった。

— 十六年しか過ごしていないのに、科学者の称号に値する行動をしたな。


宮殿では、黄色の布に包まれた男が静かに座していた。指をゆっくり上げ、響く声で言う。

— お前に、この魅了されるANIMAを無限に与えよう。


アルベルトは決意を込めてつぶやく。

— 科学は—そして永遠に生き続ける。


閃光が走り、観測室を貫いた。山全体が光に包まれ、巨大な爆発がすべてを呑み込む。


塵が落ちたとき、何も残っていなかった。

丘も、観測室も、機械も、アルベルトも…すべて消え去った。

クレーターの中心で、まだ金色の光が鼓動していた。


目撃者たちが見たのは、静寂と、山があった場所に残る円形の空虚だけだった。

科学の楽園は、もはや存在しない。

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