お出かけならぬデート?
アリスさんと街にお出かけをしていたはずなんだけど、、、急にカップル限定の店に入る羽目に!?
それに2人を監視する怪しげな影も、、、、
ってことで今日がその日なんだけど、思ったよりも早く待ち合わせの場所に着いてしまった。
「あれ?イドールくん。待ち合わせはもう少し後じゃなかったかしら」
「あーいや、ちょっと早く起きてしまって来ちゃいました」
「そうねぇ、じゃあさっそくいきましょうか」
「それなんですが、僕この街になにがあるかよく分かってなくて色々教えてくれませんか」
「あなたもここに住んでるわよね。なんで知らないのかしら
まさかあの男、イドールくんを街を全然歩かせたことがないのね
今度会ったらただじゃおかないわ」
サビールさんにあらぬ噂が着いてしまったけど、ごめんなさい。サビールさん
「ハックション」
「あら、大丈夫かしら?」
「あぁ、どうせどっかで誰かが俺の噂をしてるんだろうよ」
「まぁ、あなた謎に人気だものね」
「謎ってなんだよ。それよりよぉ、あの話の件はどうなったんだ?」
「そうねぇ、実力は申し分ないんだけど、この子の年齢うちの学園の基準値よりも2歳下だよね」
「いいだろ、籍を入れるだけでいいんだ。俺たちの仲じゃないか」
「何の仲よ、私はあなたのことずっと邪魔者だと思っているのだけど
まぁ、籍を入れるぐらいならやりようはあるわ」
「本当か!?よかったぁ〜」
「あら、まだ入れるとは言ってないわよ」
「へ?お願いだ。なんでもするから頼む」
「なんでもって言ったわね、なら」
「でこれはなんだ?」
「何って見たら分かるじゃない。このクラスの一日の臨時教師よ」
「あのなぁ、俺が昔から指導が苦手なの知ってて言ってるのか?」
「私はいいのよ、あの約束がチャラになるだけだから」
「あっはい、やらせていただきます」
「なら私が今日一日あなたをエスコートしてあげる。たくさんまわるから覚悟しててね」
「まずはそうね。こことかどうかな?」
「焼き菓子ですか」
「正解よ。でもちょっと違くてこの焼き菓子ね、中にあんこっていう豆を煮てペーストになった物が入っているの。
ほら食べてみて」
「これすごく美味しいです。外がサクサクしててあんこ?が丁度いい甘さでいいですね」
ふふ、そう言ってくれて私も嬉しいわ
「へぇ〜、この街にはこんなに美味しいものがあるんですね」
「これだけじゃないわよ。さぁ、次に行きましょう」
「はい」
「はい。じゃあ次はここなんだけど、ちょっとここは訳アリでお願い。我慢してもらってもいいかしら。
「これも日頃の感謝ということで任せてください。って、何があるんです?」
「まぁまぁ気にしない気にしない行きましょ」
「いらっしゃいませ〜、あっアリスさんこんにちは」
「こんにちは、期間限定のケーキってまだあるかしら」
「ありますけど、あれって、、、まさか!?」
「その隣の人がアリスさんの彼氏さんですか」
「ええそうよこの子が私の彼氏のイドールくんよ」
か、彼氏ってどういうことですかアリスさん。
お願いここカップル限定でしか入れないのよ。
とは言っても僕たちそんなに仲良かったでしたっけ?
どうしても食べたいものがあるの。お願い今回だけだから〜
仕方ないですね、頑張って演じきりましょう!
「あの〜、思ったんですがなんでカップルなのにお互い呼び捨てじゃないんですか?」
「い、いやそうよねイドール」
「そ、そうですね。あ、アリス」
「・・・じゃあ、お二人ともここでキスしてください」
「!?なんでかしら、十分証明出来たはずよね?」
「彼氏なんていくらでも偽装出来ます
それに、カップルたる者キスは当然だと思いますが?」
この子けっこう鋭いですね
まぁでも、この子噂によると私以外の客も何組か帰してるくらいの観察力らしいわよ
とりあえずバレないようにキスするよ」
「わかったわよ。じゃあいくわね」
ほ、ほんとうにするんですか
こうでもしないと見極めてもらえないでしょう
「じゃ、じゃあ」
かあぁっ、
...///
「よし、いいでしょう。一組入りま〜す」
「う〜ん、美味し〜」
「アリスさん、もうさっきのことすっかり忘れてたんですか」
あ、これまだ忘れてないやつだ
「!確かに美味しいですね」
「でしょでしょ、あ〜幸せ」
「とてもおいしかったです」
「ねぇねぇお兄さんちょっといいかな?」
「どうしたのかな?」
「ねぇ、お兄さんたち本当は付き合ってなんかないよね?」
「なんかね私、稀な干渉属性?ってやつで人の心を読み取ることができるの」
「で?俺になにをしろって言うんだ?」
「?いやいや、別にそんな意図は無いけど、アリスさん結構あなたのこと好いてるみたいだよ」
「そんなわけないじゃないか、そう言う関係じゃないからね」
「だって、さっきも、、、なんでもないやまぁとにかく頑張ってね」
?何を頑張るって言うんだ?とりあえずアリスさんをまたせてるから戻ろう
「今日はありがとうね。私の面倒事に付き合わせちゃって」
「いえいえ僕の方こそ元々は僕が案内をするつもりだったのに任せてしまい申し訳ありません」
「今日はすごく楽しかったわ。今までで最高の思い出になるはずよ」
へぇ〜、あの子が噂のイドールくんかぁ〜。アリスとの関係を見た感じ意外と可愛いところもあるみたいだね
そ、れ、に、し、て、も、なんだよあのアリスの表情。私に見せたことがないほどの笑顔じゃないか
し、か、も、なにしれっとカップル限定の店に行ったのにも関わらず、あろうことかキスまでもするなんて
まぁいいか、アリスの幸せが私の望みだからね
さてとなるほどねぇ〜、色々と楽しめそうだ
読んでくださった皆さんこんにちは。grasと言います。
第4話では、アリスさんとイドールのデート会だったんですが、僕自身そういうの一切知らないのでなんとな〜くで書いたんですが楽しんで頂けたら嬉しいです。
サビールさんと学園長の関わりは幼馴染なのであまり気にしない方がいいと思います。
ケーキ屋さんの子供も話で出た通り、干渉属性の持ち主であり人の心を読める、絶対強いですよね?僕も迷いました。こんなに強い能力をこんなに早く出して良いのか?幼い子に与えて良いものなのかと、この子はこの子で後々重要になる予定なので、片隅にでも記憶に残して置いてください。
最後のとある人物、アリスさんに心酔しているみたいに見えましたがその通りです。次の物語で明かされるので待っていてください。




