表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
準魔法少女  作者: ザキ・S・レッドフィールド
第3章・とびっきりの最低VS準魔法少女
56/57

準魔法少女と失恋王子・1

〈お、おばさんがさらに大きくなったのです!〉

〘3Mくらいだったのが5Mくらいに大きくなった~〙


「ウヤネテタピカヒアケラコヲスボヂハコノレツルソホキッタ‼‼」

「い、いけませんわ・・・! あのおばさま、先程ワタクシに浴びせた毒液を大量に吐くつもりですわ・・・」

「ええ⁉」


 さっきのを全員が浴びたら大変な事に!

【しかもさらに巨大化して攻撃範囲広くなっているでしょうね】


「くそッ! やっぱりホープ・ペンダンのトハンマーで・・・ッ!」


〘ハンマー?〙

 黒須君の7宝具の武器をハンマーに変化させると超高速で動く事ができるんです。


「バンハ⁉」


〘おばさんが怯んだ~〙

【あら、もう黒須君が攻撃・・・と思ったら武器はまだ盾のままね】

〈でも青い液体が飛んできておばさんの顔に命中しているのです〉

 誰が攻撃を?


「俺がやる」

に、兄さん(ヒ、ヒキタン)⁉」


〘ケビン王子の背後に18歳くらいの男性がいる~〙

 ケビン王子と似た服装、顔もケビン王子の3年後くらいって言われたら信じられる程雰囲気が似ています。

【同じ黒髪のイケメン、間違いなく兄のアーク王子ね】

〈お兄さんは落ち込んでいるんじゃなかったのですか?〉

 少しやつれているようにも見えますが・・・。

【たしか押しのバーチャルアイドルがテロリストでほとんど食事をしていないって聞いたけど?】


「ケビン、トドメは俺が刺す。・・・幻影を断つ」


〈手に持っているグレネードガンみたいな武器を撃ったのです〉

〘銃口から青い液体が発射された~〙


「おおお・・・お、お・・・・」


【液体がおばさんの顔面に命中すると体がドロドロと溶けていくわね】

〈おばさんはバタンと倒れて動かなくなったのです〉

〘溶けた液体の中から人・・・巨大化する前のおばさんだ~〙


「身体と一緒に大きくなったサイバースーツを着ています・・・単純に巨大化したのではなかったのですか?」

「・・・あのおば様の巨大化は改造手術等で人工の筋肉と皮膚を無理矢理増大して元の皮膚の上に装着した産物ですわ・・・」


【つまりあのおばさんの巨大化は大きいロボットに乗っているのと大差ないって事かしら?】

 ケビン王子のお兄さんが撃ったのはその皮膚を溶かす硫酸みたいな物でしょうか?


「兄さん、どうしてココに・・・?」

「お前が俺を無職者の更生施設に入れようという情報を聞いてな」

「ど、どうしてソレを・・・?」

「身内の謀反を把握できないようでは、王族は務まらない」

「謀反? 元はと言えば兄さんが悪いんじゃないか!」


【ケビン王子はだんだん顔が赤くなってきたけど、お兄さんはまったく表情が変わらないわね】


〘まるでクレーマーに落ち着いて対応する市役所の職員みたい~〙


「僕達があんなに励ましてもほとんど無反応! 職務も放り出して‼」

「ちゃんと休職の手続きはした。ソレをお前達が職務放棄と大げさに言っているだけだ」

「だったらいつになったら復帰するつもりなんだよ⁉」

「ちゃんと今週には復帰すると言った筈だ」

「信用できるか‼‼」

「信じるかどうかは任せるが、お前に俺を無職者の更生施設に入れられる筋合いは無い」

「それくらい兄さんがヘタレていたからだろう‼‼‼」

「股間の小ささを指摘されただけで戦意喪失していたお前が言えるのか? この戦いの冒頭でヘタレ兵士共と一緒に地べたに手を付けていたのは誰だったかな?」

「ぐぐ・・・ッ」


【ケビン王子は痛い所突かれたわねえ】

 コレは反論できないですよね・・・。


「お前達より小さいクロス=リュウは必死に戦っていたのにお前・・・いや、お前『達』はどうだ? 少しはお前達より小さいのにその事実を受け入れて成果を出したクロス=リュウを見習ったらどうだ?」


 黒須君は「おい」とアーク王子を睨んでいますが直接反論しませんね・・・。

〈小さいから反論できないのです〉

【小さいからねえ】

〘小さいから不憫~〙


「俺は立ち直ろうとここに来た。お前の助けは要らないし必要無い」

「ほ、本当に職場に復帰するのか・・・?」

「そうだ。そのために幻影を断ちに来た」


【幻影・・・確かにバーチャルアイドルって誰かが操っている存在だから半分実在しない存在という意味ではあっているかもね】


「でも生け捕りにしなくては・・・」

「大丈夫だ。死んではいない。生物兵器捕獲用の新薬だ」


 アーク王子は文字が貼ってある500㎖のジュース缶くらいの瓶を出しました。

【さっき巨大化していたおばさんに当てた液体の原液かしら?】


「アレは裏化学の生物兵器用の液体ですわ。・・・アレで脳や心臓などの重要な場所以外の生命活動に必要な動きや機能を抑制する液体ですわ・・・」


〈つまり元が人間だった怪物には、あのおばさんみたいに元の人間に戻す効果があるって事なのですか?〉

【厳密には外付け生物兵器部分を無力化・・・だと思うわ】

〘アーク王子がハルちゃんを見つめながらこっちに来た~〙


「クロバ=ハル、協力を感謝する」

バイオハザード9(レクイエ)はなんとかトロフィーコンプできた・・・。

だがまだDLCが来るので会社の有給の準備をしなくては・・・。

今回は有給2日だけ取れたけど次はどう言い訳しようか・・・。


ラウジー「カエデ、この底辺投稿者がオークションサイトで最低評価が付いた中国産豚肉を生で食べたいそうだ」


誰かエルピスを・・・。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ