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好き嫌いは誰でもある!

是非コメントくださーい!


私はこの世に生を受けたことは、『正しかったのか』と考えることがある。

18年生きてきたが良かったと思えるようなことが今まで1度たりともないからだ。

神の玩具で、上からケタケタと、笑いながら見ているんだ。きっとそうに違いない。


「じゃあ才は何歳なの?見た感じ中学生っぽいけど。」

前も思ったが才は、大人ぶろうとしている感が凄い。きちんと背筋を伸ばし、まるで就活生のよう。


オマケに丸眼鏡を、何度も角度をずらして直している様も大人っぽい行動だろうか?

私にはかえって子供っぽく見えてしまう。これは言っていいものなのか。


「あれ?言ってなかった?僕は14の中学生2年生ですよ。」


 なるほどね、やはり私の目測は正確だった。

いくら大人のように振舞おうと、圧倒的な幼さが滲み出ていた。


 しかし家に上がらせて貰ってる立場で、思うのも厚かましいが料理が出てくるのが遅すぎないか?

ここに来てから1時間は経ってると思うが、正確な時間は覚えていない。

壁に時計が掛かっていて、今が20時を過ぎた頃だと言うのはわかる。

・・・肝心な来た時間は見ていなかった。


「ねえ、ここに来た時の時間って覚えてる?」

「来た時の時間ですか?確か19時30分くらいだったと思います。」


 ダメ元で聞いたがまさか覚えていたことに驚いた。

ということはまだ30分しか経っていないのか、待っているだけだと、やはり時間の感覚が狂うな。


 私は待っている間、才に他のメンバーの印象を聞いた。

 鏡映は、身だしなみもだらしなく、喧嘩腰になるのが最近絶滅したと思われるヤンキー。(それに張り合って喧嘩してたのはお前もだけどな)


 綿雲は、何を考えてるか分からない不思議な人。(話しかけても会話が成り立たない可能性があるからな)


 そして私、渚はぶっきらぼうで男勝りだが優しい、良い人らしい。(私自身良い人だなんて思ったこと無い)


 才の自己評価を聞いてみると未熟で知識のみの頼りない存在だと言っていた。

「まだ未熟だと思ってるのか?」

「・・・はい」

「そんなことないだろ、国からわざわざ選ばれてるんだから。」

「そうですかね?確かにそうですね!」


 急にテンションが下がったので慌てて元気づけた。

あまり自己評価は高くないのか?

確かに才以外は成人だからな。疎外感を感じているのかもしれない。


そんな話をしていたら料理が運ばれてきた。

「沢山食べてね!」と食べることを促されたが、食べようにも次々と勢いよく、料理を乗せた大皿が運ばれてくる。


私は元々そんなに食べるほうではない、しかしこんなに素敵な食事を目の当たりにして食べない訳がない。

次まともな食事が出来るのは、いつになるか(猫に混じって残飯を食うことも時々ある)分からないというのもある。


 ようやく運搬が終わった。途中で「私も手伝おうか?」と声をかけたが、「お客さんに働かせるなんて許されませんよ」とやんわり断られた。


 目の前には和風なものから中華、西洋風の料理で当

統一感が一切ない。

しかし3種類が均等にあるため、逆に綺麗とも思える。


「主人は少し遅れるとのことなので先に食べましょう。」


 私はその一言を、待っていたとばかりに目の前の料理を用意してくれた取り皿に取る。

もしかしたらがっつきすぎたか?しかし許して欲しい、こっちからすれば久しぶりの料理なのだから。


「どうですか?料理の味は。」


 私は食べることに夢中になって、危うく聞き逃すところだった。

「とても美味しいですよ!多分私の中で1番美味い料理だと思います!」


 少々興奮気味、ストレートに返事をした。(速さで言えば160キロくらいだろうか)実際料理というものが、何なのかを知らないほど、食に疎かった。(今までに食べた料理と言えそうなものといえばハンバーガーとかその程度だし)


「才はいつもこんなに素敵なものを食べてるのか?」

「まあ、そうだね、普段はここまで数は多くないけど。」

 へぇ、こんなにいいものを普段から、ね。いや多分私がおかしいんだな、これが世間一般の普通なんだろうな。こんなに嬉々としているのは私だけだ。二人はただの作業かのように淡々と食べている。


 食事も終盤になり私は気付いた。「あれ?才はキノコ苦手なのか?」

才は肉中心に取って食べていたが、ソースやらなんやらでキノコが付いていた、(私はそんなの気付かず食べてたが)才はわざわざ全部外してお皿の端に寄せていた。

「え?う、うん。」

やっぱりか、好き嫌いがあるのは当然だ。私にだって苦手なものはある。例えば野良猫やドブネズミと取り合った末に手に入れた食べ物とかね。あいつら歯形もきっちり残すし、頭良いから勝てないと分かったときに、千切ってちょっとでも持って帰ろうとするんだよな。

「お皿貸して、キノコ食べてあげる。」

私は親切のつもりでお皿を受け取る。(決して少しでも多く食べたかったから等という邪な考えではない)一応こっちのお皿に全部移し、才に返す。流石に才も喜んで「ありがとう。」と言っていた。

(私は食べるのに夢中であまり聞こえてなかった)




 食事も終わり各々協力してシンクに食器類を運ぶ。結局半分以上の料理を私が食べてしまった。

個人的にはこれだけ食べたのだから、という思いで二人より多く食器類を運ぶ。

「ウィーン」と音がした、この音は何だったか、さっき聞いた気がするんだが。

「あら、主人が帰って来ましたね。」

そうそう、玄関のドアが開いた音だ。

ん?ということは遂にここの主人が誰なのか分かるのか。私の知ってる人だろうか。











いい加減、展開進めないと飽きると思うので次はもっと面白くなると思います

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