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一流魔法師妹と三流剣士兄  作者: 霧島 アヤト
大会編
38/64

時雨救出編Ⅹ


(最悪だ。)


氷雨は頭をフル回転させてこの後の行動を考える。時雨を救出するには、黒樹雨を倒さなければならない。頑張れば、水の中を移動し黒樹雨を躱せるかもしれないが、もう一度融合するため隙が大きい。もしかしたら、一発で殺されるかもしれない。やはり、闘いは避けれないのか。アレクシアに連絡する手段もないし。だが、アレクシアなら近くにあるはずだ。多分さっきからなっている轟音に近づけばいるはずだ!

そうすると氷雨は、融合を解いた。


「諦めるの?」


黒樹雨が、質問してくる。


「そんなわけないだろ。じゃあな!!」


全速力で走る氷雨。


「だから、あなたのスピードには、、、」


今までの瞬間移動みたいな移動でも、追いつかないほどのスピードで、氷雨は移動していた。


(違う!氷雨が早いんじゃない!私が遅いんだ!)


理由は分からないが、黒樹雨はとても遅くなっていた。魔力をセーブせずに、ずっと戦闘態勢だったのだ。いくら魔力があるとしても、フルで使っている時間はあまりない。黒樹雨のドジがここで地雨達にとっての痛恨なミスとなった。


(どうして追ってこないんだ?)


疑問が湧く。黒樹雨は瞬間移動の魔法を使ったのではなく、単純に速いだけ。瞬間移動も距離が離れればそれだけ追いかけるのが大変になる。あえてついてこないのか、ついてこれないのか。

ついてこれないのならアレクシアのもとへ行くより、時雨の方に直接行けばいいのか。

疑問が疑問を呼ぶ。


(アレクシアは消えた剣帝と、時雨はマジックハンターのリーダーと、二人とも危険だ。まずは、アレクシアから助けよう!!)


この判断が良かったのかは、まだ氷雨達は知らない。




〈クライヴ・スラスト〉を切って、少し相手から隠れていた。


「出てこいよ!俺の攻撃ができないじゃないか!」


地雨が、こっちの番だな。と言ったとき、光速で移動し、見えないように隠れたのだ。


「出て来てやったよ!!」


全速力で走っていた、氷雨が地雨に攻撃する。


「霧島抜刀術4の型!〈篠突く雨〉」


しかし、それを地雨は回避し氷雨の首を掴んだ。


「ありがとうな。アレクシア。お前の光速のお蔭で、こいつがすごく遅く感じたよ。」


(!?)


このスピードに反応するなんて。氷雨は疑問に取り憑かれる。


「じゃあ、本当に殺すか。」


「ソウルロック・バースト」



なんか気づいたらかけてたー!まあ、休んでいたので、少し投稿遅れています。今日はもう一つ出せるかギリギリです。すいません。

では、また次回!

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