時雨救出編Ⅳ
「交渉内容を話そう。今から大会本部に向かい、伊吹を入れた4人でリタイアしろ。後ろに樹雨をつけとくから、嘘をついたり逃げたりしたらすぐに殺すぞ」
(めちゃくちゃだなぁ。だか、知りたいことがある。)
「そうすれば、俺らは安全なんですね」
「ああ。そうだ」
どこまで聞き出せるかわからないが、氷雨はおじさんと話をする。
「なぜ、そんなことをする!?」
「お前らが、優勝すると困るからだよ。」
(!?)
理由が単純すぎる。でも、これは俺らを呼び出すためだけに?
「おお、よく考えるなぁ。まあ、このまま教えるつもりはないけどっ」
「お前、優勝して何をしたい」
「ちょっと調べ事をね」
「誰が大会に出てるんだ」
「そう簡単には教えないよ」
(このままじゃらちがあかねぇ。)
こいつは、何をしでかすかわからない。そのような考えが氷雨の頭には浮かぶ。こいつを捕獲して、尋問する。そのためには、ぶっ飛ばす!
「ぶっ飛ばすつもりかい?君にならまだ負けないと思うけどねぇ」
「まあ、ひとつだけ言ってあげるよ。誰か、また一人実験材料が欲しいだよ。時雨ちゃん頂戴。」
「ぶっ殺す!」
「ソウルロック、オール解!」
「ソウルロック、解」
(簡単な挑発に乗ってくれたなぁ。さて、こいつと戦って、こいつをまたモルモットとして使うか。いや、やっぱ時雨を使おう)
「仲間に与えられた傷を復讐し、嵐のように太陽を噛み砕け!〈妖刀・虎が雨〉」
右腕に刀が現れる。いつもより強い魔力だ。
「嵐と雨の使者よ。我の体に融合したまえ!〈嵐・雨融合〉」
嵐が体の周りに現れる。
「我が目に宿りし、先読みの力よ!ここに現れたまえ!〈オッドアイ〉」
碧眼が灼眼に変わる。
氷雨は、自分の出せる全力の形態になった。
「さてと、久しぶりに本気を出すとするか!我が剣、〈クサナギ〉よ。そなと我の血の契約に従い、その体を剣と化し、神の力を我に与えろ!日本神剣〈クサナギ〉」
そうすると、おじさんの前に神のような女が現れた。
「久しぶりだなぁ。霧原地雨、いや、〈消えた剣帝〉よ。久しぶりに全力を出すのか?」
「ああ、久しぶりになっ!剣となれ!〈クサナギ〉」
「命令するな」
そういうと、〈クサナギ〉と呼ばれる女は、剣と化したのだ。
そう。消えた剣帝しか、できなかった。剣を生物として呼び出す。皆が目指した最強の剣の使い方だ。
すみません!全然話が進みませんでした!ですが、結構前に話していた、剣を生物として具現化させる能力が登場しました!!毎日投稿頑張るので、明日も読んでくださると嬉しいです!
では、また次回!




