氷雨の初陣Ⅱ
「〈氷柱雨〉」
膨大な量の紅葉の手裏剣を貫き、全て地面に叩き落とした。
「これは剣と自然融合を同時に使った技だ。」
「なら、俺も本気を出すか!」
紅葉の赤い体に、木の防具のようなものが出現した。
「あらゆる物理攻撃を防ぐ、最強の守りだ。そして、俺の武器は、無限対数をはるかに超えた数の手裏剣だ。永遠に生産し続けられる、終わらぬ攻撃だ!」
(クソッ、二つも同時にソウルロックを解除しているのに、耐久線に持ち込まれたか。魔眼を解除して、一気に、、、いや、あぁ、どうすればいいんだよ)
そんなことを考えてるうちに、手裏剣が飛んできた。
(氷柱雨で防げるのはせいぜい1万発、その間に隙ができれば、)
という風に考えていた氷雨だが、氷柱雨の詠唱が出来ない。
“ドクッ!”
胸が痛む。何も考えられないほどに。
(しまった。魔力が)
氷雨は意識を失った。
氷雨は言った。
「あいつ、こんなんでへばってんのかよ。こんな奴、お前なら秒殺だろうに。」
氷雨と喋り方が、全く異なる。口調で氷雨が喋り始めた。さらに、その氷雨は髪が、青くなく黒と青が混ざった髪になっていた。
そして、その黒氷雨は、ソウルロックを掛け直し、他のソウルロックを解除した。
「第5ソウルロック、解!」
「我は、蒼黒の覇者なり。我に眠る雨の蒼龍よ。我が汝の枷を解き放つ!我が体に顕現せよ。蒼黒の龍
〈ウロボロス〉」
そうすると、氷雨の体に角が生え、黒の翼がつき、身体中が、龍の防具に纏われた。
「駆け巡れ。〈驟雨〉」
二つのソウルロックを解除した途端、紅葉が
「掛かって来い!」
そう言い、手裏剣を全てこちらに打ってきた。
紅葉も、膨大な魔力量を感知したのだろう。全力だ。
「蒼黒の龍よ。一国をも滅ぼす暗黒の力を我に貸したまえ。魔神の怒りを知りたまえ!〈ニブルヘイム〉」
その瞬間、会場が吹き飛んだ。
そして、黒氷雨も普通の氷雨に戻っていた。
少し、氷雨が強すぎると思いますが、上位の人たちはこれどころではありません。なので安心してださい。黒氷雨は、追憶編でしっかりと説明するので、今は謎キャラとしてみてください。それにしても、黒氷雨は強いですね!
今回も少し短いですが、バトルシーンの技名とか決めるのすごい大変です。
でも、皆さんが読んでいただけるから自分にやる気が出ます。
明日か、今日中にもう1話出せると思うので。
では、また次回!




