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episode:34 一方的

今回、シズクがひどい目に会います。

…暫くすると、目を開けた


  episode: 34 一方的


けたたましく鳴る、警報に私は飛び起きた。


ー…敵襲…!行かないと…!!…ー


私は、着替えるのを忘れてそのままの格好で格納庫まで走り出した。そして、


「はぁ…はぁ…」


私は、雪桜の元まで着くとすぐに乗った。その時、


「シズク…?貴方、もう大丈夫なの?」

ファリンさんからの通信が来ました。私は大丈夫と言うと、ファリンさんは、

「今、皆ここにはいないけど時間を稼いでくれるだけでいいわ。………くれぐれも無茶はしないで。ダメだと思ったら直ぐに引き返して。分かったわね。

私は返事をすると、雪桜を発射させました。


ー…目の前には、美しい街に不似合いな、武骨な巨人がいました。…ー


私はハルバートを構えると、敵の数を数えました。


ー…大体六~七体ぐらい…何とか時間を稼がないと…ー

そして、相手も私に気がついたのこちらに向かってきました。私はまず、片方の手に持ったライフルで相手を撃ちましたが、やはり避けられました。私にとって、一対七の状況は皆さんが来るまで非常に不利です。ですが、弱音をいっている場合はありません。私に向かってくる、敵に向かってハルバートを振り上げると……


ー…くそ…こんな所で…うわぁぁぁぁ!!!…ー


「…っ!!」

私は、ハルバートを振り上げた形で止まり、敵がその隙に私に向かって持っていたライフルで私を撃ち、もう一人の敵がまるでハンマーみたいな武器で雪桜を右に殴りました。

「きゃぁぁぁ!!」

「シズク君!!直ぐに体勢を立て直して!!アル君達はまだか?!」

「今、格納庫に着いたところ所です!!尚、アウル、氷雨、ローゼンは交戦中!」

…アルさん達が来る…だけど…私は…やらなきゃ…私はハルバートを握り直そうとすると、それを許さないかのように私に向かって三体が同時に攻撃を仕掛けてきました。私はとっさに庇いましたが、


ー…一体目からのハンマーの攻撃、二体目からの刃がついた鎖に右腕を巻きつかれ、身動きがとれなくなった状態からの三体目のタックル…ー


「ぐぅ……!!」

私は、攻撃で吹き飛ばされ、二体目の鎖は雪桜の腕に着いたまま、私は振り回され、投げ出され思いっきり何かにぶつかりました…。…どうやら私は生きていました…。艦長やファリンさん達の心配する声がしますが、聞こえませんでした…私は、立ち上がろうと…雪桜を動かそうとして、まだ右腕に着いた鎖が私を引っ張り、さっきのように振り回されるのかと思い、直ぐに鎖を外そうとしましたが、なんと四体目が私にライフルを撃とうと、引き金を引くのを見て…


ー…あぁ、私此処でやられるんだ……ー


私は既に猛攻を受けて、満身創痍でした。そして、敵がライフルを撃ち私は衝撃を受けて、二体目から引っ張られ、宙に上げられたら状態で一体目のハンマーが私に迫って………

「シズク!!!」


……目の前に、一瞬だけ見たことのある青い機体を見て私は意識を手放した…手放す前に、私はもう一度聞いたことのある声が私を呼んでいた気がした…

彼女は、前回の戦いで自分が思っているより戦う事に迷いがあります。ここからどうやって乗り越えるのかまた次回。

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