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水の星⭐︎の魔女  作者: hn


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11/11

第二章 ep.10 『青天狗との対峙ーー過去の幻影と四天狗の謎ーー』

皆さん、ご機嫌麗しゅうございます。


 最近は、ホットコーヒーが美味しい季節になって来ましたね。

近所のパン屋のサンドイッチとの相性も良い感じです。やっぱり食欲の秋かな…。それでは、本編をどうぞ!

ーー《!?…天狗党!!》ーーレイカが驚く!


 『暁月の錬成師、我らと共に来てもらうか!』


 青色で、鳥の嘴のような面、黒いマントを羽織った魔女が五人が姿を現した!。ルミナ達が、レイカの前に集まる!

 『天狗って、、あの天狗族!!』ナギサが臨戦態勢に入ると同時に、皆が身構える!

 

 『青天狗達は、アマツの仲間よ!』


 『メノウ、レイカ先生をフヒト(pledger)に乗せてここから逃げて!』

『いや、ちょっと待て!この人数で来てるってことは、目の前のコイツらだけとは限らねぇ。この五人を仕留めて、皆で離脱する方が良い!』咄嗟にライハが提案し、皆が頷いた!

 『おしゃべりはそこまでだ!引き渡す気が無いようだな?ならば力づくで獲るまでよ!!』一人の天狗が胸元から羽団扇(はうちわ)を出し、抜刀するかの如くルミナ達に振り抜いた!!凄まじい突風が襲う!?


 ーー『天乃布由衣(あめのふゆきぬ)』ーー


 ルミナが突風の方に右手をかざした。するとafから、青白い光が放たれ、皆を包み込んだ!突風が、その青白色の光に跳ね返された!!その風が天狗達に戻る途中、、

 

 ーー『炎柱!!』ーー


 メノウの拳から放たれた炎が、突風に混ざり、

豪炎となって天狗達を襲った!!。

 予想だにしていなかった天狗達は不意を突かれ、二人が炎に包まれた!!他の三人は、咄嗟に後ろに退いた!

『ぐああァァ』それを見て、一人の天狗が右人差し指と中指を立て、二人の方を見ながら何やら念じだした。すると、二人を包んでいた炎が一気に消滅した!?。

 退いた天狗に雷光が走る!。その内の一人が、突如現れたライハの左回し蹴りを頭部に喰らい、吹っ飛ばされた!!。それに気づいた一人がライハを攻撃し、応酬し合う!

 焼かれた二人を、リーダーと思える天狗が抱え、ライハとやり合っている天狗に声を掛ける

『ひとまず、退くゾ!』そう言った瞬間、背後から気配を感じ、抱えていた二人を手放し、羽団扇を向けて振り返る!?ルミナが叢雲の太刀で切りかかった!それを羽団扇で太刀を受け止める!

『オン・バロダヤ・ソワカ!』ナギサが両手のひらを地面につけて、尸解を唱える!

焼かれた天狗の元に〝水天〟の魔法陣が現れて、二人の天狗を水牢に落とした!。

 ナギサが、水天に注視している!その隙に、背後に回り込んだもう一人の天狗がナギサに襲いかかる!

 その瞬間、

 ーー《一筋の光》ーー

 が、天狗を背中から貫いた!!

『ぐはッ』ばったりと倒れる天狗!

『大丈夫?』微笑むレイカ

『先生!?』。


 ルミナの太刀を受け払いながら、もう片手で波動を放つ天狗!しかし、


ーー《ルミナのafから発せられている波動が凄まじく、全て跳ね除けらている!》ーー


 その様子を見たメノウが、ルミナの背後に周り、そのルミナ目掛けて炎柱を放った!!

 

 ーー『え!?』ーー


炎柱は、ルミナが纏っている《天乃布由衣》に当たり、炎が分散しながら変則的に天狗に襲い掛かった!!

 意表を突かれた天狗の右肩、左足が被弾!!

『うぁ!?』そのままの勢いで吹っ飛ばされた!。


 『ちょっと、、メノウ!!』ルミナがお冠!!

『アハハハ、悪り、ごめんごめん』ルミナに平謝りするメノウ。

 

 被弾した天狗が、転がり終えたところで、マントを翻した!すると、姿が消えた!?。ライハと交戦中だった天狗も、リーダーが消えた途端、同じくマントを翻す!


      ーー『神隠し』ーー

   

    と言い残し、姿を消した…。


 『さてと、コイツらどうする?』横たわる天狗と、水牢の中の天狗を見るライハ。

『ナギサ、水天を解いて』

『う、うん』ナギサが、一度両手を合わせ、それから一つ、柏手をを打った!すると、

一瞬にして、水牢と中の水が消えた!?。


 『メノウ、ライハ、その二人もこちらに並べて、お願い』ルミナに言われて、天狗を三人並べ直した。

『どうするんだよ?』

『治すの』…

『は!?なんで?また襲い掛かってくるかもよ?』

『うん、でも、、大丈夫!この方達と話したいの』


ー《オン・コロコロ・センダリ・マトウギ・ソワカ》ー


…!?、、天狗達の意識が戻った!

 

 『一体、、どう言うことだ!?ア!痛タタタッ』

『あ!あまり動かないで。全快までは回復させていないんだから』。

 『あなた達に、聞きたい事があるの。確か、、大昔、天狗さん達は泉凪閖の味方だったよね?』

『!?ルミナ、なぜそんな事を知っているの?』

『白鳥居に行くと、たまに過去の光景が、私の中に入って来るの。その時の記憶で、白装束の天狗さん達が周りに居たはず…』。


 『四天狗って言ってね…今では、それぞれの流派に別れてしまっているわ。天狗面の色で見分けが付くの。水無瀬さんが見た光景の時は、まだ分裂していなかったのね…』。レイカの話しに、天狗の一人が割って入る

 『我ら大山天狗は、甕星側だ!説得しようとしても無駄だ!ヤるのなら、さっさとヤれ!!』

『…そう。でもね、、私は、あなた達と争う気は無いの。あなた方のリーダーに合わせてくれない?会って話がしたいの』

『何言ってんだよ、ルミナ!?本人達が甕星側だと言ってるだろ?』

『そうよ!メノウの言う通りよ。わざわざ敵の所まで出向くなんて』

『…確かに。おすすめは出来ないかな…。それとも水無瀬さん、何か考えでもあるの?』

『いいえ…ただ、リーダーさんと話し合えて、お互いに理解出来れば、青天狗さん達とは戦わなくて済むのかな?と思って』。

 『ふ、ふハハハッ、話し合う?何をだ!?どこまでおめでたいんだ?お嬢ちゃん!』

『オイ、おっさん!口の利き方には気をつけろよ!お前らじゃあ、そのお嬢ちゃんに勝てねーんだからな』ライハが威嚇する

 『ライハ、、いいの』そう言うと、ルミナは両手のひらを天狗達に向けた!すると、一瞬のうちに、天狗達の傷が回復して行った!ソレを見た三人が身構える!

『!?…これは一体、どういうつもりだ!』青天狗がルミナに問う

『あなた達と共に来た天狗さん達は、もう引き上げたわ。あなた達も、もう帰りなさい』

『オレ達を逃すというのか?』

『ええ。それともまだやる?あなた達五人がかりでも敵わないかった私達と』…その時、、


ーー《一陣の風》が、天狗達目がけて吹いた!ーー


 『そうですか…コレでもっと勝ち目は無くなりましたね』天狗達の後ろから声がした!?


 『リハヤ!、ネロさん!』


 『チッ、覚えてろよ、、オイ、行くゾ』そう言い残し、三人の青天狗達は、空高く舞い上がり、消えた…。


 『こっちは無事じゃったようじゃな?《暁月の錬成師》殿』

『暁月の錬成師!?先生って、そんなに凄い魔女だったの?』

『先生?』腑に落ちないリハヤ

『うん、私の学校の保健室のレイカ先生』

『!?なんと!知り合いじゃったか』

 『ええ、世の中ってのは狭いもんですね』ナギサが染み染み言う

『プッ、、どこのオバハンだよ笑』

『は!?誰がオバハンよ!ライハの方がジジイでしょうが!』

『チョ、、お前、ジジイは無ぇだろ?ジジイは!』


ーー《笑》ーー


 『あの〜、先程、こっちは、と仰いましたが、叔父の方は、、まさか!?』

『叔父!?さんなのですか?』驚くリハヤ…

『ええ。私の父は、私が産まれた時にはもう居なかったみたいです。母も、私が12才の時に病で亡くなりました。身寄りの無い私を、父の弟である叔父が引き取って、育ててくれたんです。私が魔女波動を使える事を知り、錬成術も教えてくれました…』

涙ぐみ、俯くレイカに、そっと歩み寄り方を抱くルミナ…。


 『ルミナ、空城家の方はどうじゃった?』

『うん。現当主のキオウさんがとても良い方で、打倒アマツに快く協力してくれるって。あと、空属性のafも貰っちゃった!』

『そうか!それは心強い!あそこは五摂家筆頭にして、泉凪閖家とも縁が深いからな』。


 『レイカ殿…気落ちしているところすまないが、我々は錬成師を探しておる。ルミナを始め、皆のafのチューニングをお願いしたいのじゃ。頼めるかの?』

『…はい。甕星アマツは、私の仇になりました。みんなは、アマツ達を倒すために戦ってくれてるのよね?』

『うん』全員が頷く…

『分かったわ。私で良ければ力になります。ただ、

af一つ一つをチューニングするには、それなりに時間がかかるの。《錬成する=魔女波動の消耗》な訳で、私自身の体力がベースになってくるから。とりあえず、今預かった水無瀬さんのリングを優先的にチューニングさせてもらうわ』

『了解じゃ、宜しく頼む』。


 『ルミナ、青天狗の奴らを鳴に追わせている。向こうのアジトが分かったら、、行って見るのか?』

『そうね。やっぱり無駄な争いはしたくないから…』

『水無瀬さん、よく聞いて。向こうの首領が話はおろか、取り付く島もない可能性もあるわ…それでも行くの?』

『はい。やはり直接会って見ないと分からないから』

『どうしても行くのか?ルミナ』

『うん。ネロさんも反対なの?』

『鴉天狗(青天狗)と我ら仙猫界は《仇敵》同士じゃ。かつて、天狗党はひとつの氏族じゃった。鴉天狗の一派が、反旗を翻すまではな…』

『確か、泉凪閖家とは友好的だったはず』

『そうじゃ!ルミナは見えたのじゃな?過去が。もし、天狗党を当たるのであれば、鴉天狗以外の方を勧める。元々、四天狗は一氏族の頃より《猿田彦》と言われる頭取りが存在して、今尚、猿田彦の名は受け継がれておる。但し、その天狗達も味方とは限らない。じゃが、明らかに敵意を持っている相手に合うよりかはマシじゃろうて。その頭取に会い、鴉天狗の首領の話を聞いて、会うか会わないかを判断すれば良い』。


 『で、旦那、、その猿田彦率いる天狗達はどこに居るんだ?』

『白山連峰、白ヶ峰(現・白山市白峰付近)じゃ』

『…って、どこ?』スマホを取り出し検索するナギサ


『石川県…って、、、よりによってまた北陸かよ!?』


ーーさっき帰って来たばかり…ーー


『To be continued』

最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。


 突然ですが…みなさんは、本や雑誌を読むときは、デジタル派ですか?紙面派ですか?。私は紙面派ですね…手に取る事で感じる味わいと言いますか、それを肌で感じ取れるところが好きなんですよね。

 それでは、また次回お会いしましょう!

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