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最大級の下剋上〜HKの叫び〜  作者: 礫(レキ)
第2章 衛生国

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30/87

王城壊滅

挿絵(By みてみん)

(CHAT GPTにより生成したAI画像です。)

【毎日午前中定期更新】


もし良かったら、評価、感想、

ブックマーク、リアクション等

頂けるとこれからの励みになりますので

よろしくお願いします。


リアクションしていただけると、話の

評価がわかりやすいのでリアクション

していただけるとありがたいです。


活動報告も投稿していますのでそちら

も見ていただけると嬉しいです。

僕達は、騎士団詰所から王城に向かって歩いて

いた。

 

辺りは、静まり返っていて、不気味な印象がする

ほどだった。

 

王城に着くと、守衛もいないというかだれか

いる気配がまったくしない

 

僕は堪りかねて、カナに話し掛けた。

「なんかおかしくない?カナ」

「なにがよ。」


「だってまだ誰にも会ってないよ。」

テンプやミル達もキョロキョロして、

「確かにここまでいないのは何かありそうだ」

とミルが好奇心を膨らましてにこやかに言った。


嫌だな、なんかとんでもないことが起きなきゃ

いいけど。

そういう時に限って、最悪の自体は発生する

ものだ。


「なんか、謁見の間に着いちゃったけど、

 大丈夫かな?」

と、僕は不安いっぱいにドアを開けた。


領主が一人玉座に坐り、その前の檻に奴隷らしき

こども達が檻を叩いて叫んでいる。


カナは剣を抜き、領主の方にむけて突っ込んで

行った。

領主はほくそ笑んで、

「単細胞で助かるよ。」


カチ。

カナの足元で何か音が鳴った。

ずぶ。

「な。なんなの、これは?」


「ハハハ。それは、特殊な液体でね。

 暫くすると、コンクリートの様に固く

 固まるよ。」


カナは無理やり出ようとするが、力が思う様に

入らない。


僕は炎を連発で玉座に向けて放ったが、

玉座近くで大きく湾曲してしまった。

「結構準備しているんだなぁ。」

と、僕は頭を掻きながら言った。


シューが、玉座近くまで行き剣を叩き込んで、

決まったかと思っだが、叩きかえされた。

「ば、ばかな。」

シューは、背中から床に叩きつけられた。


次の瞬間、玉座の周囲からバラバラ硝子の破片

の様なものが落ちてきた。

「こんなに早く結界が破壊されるとはな。」

領主は少し焦りをみせた。


「結界が張られていて、炎が当たらなかった

 というわけか、今度はいけるか。」

僕は、杖から火炎竜巻を玉座に向けて放出した。


「チッ。ここまで。」

カチ。

「あばよ。マヌケな侵略者ども。」

領主は垂直に急上昇して視界から消えた。


「に、逃がすか!」

シューは壁や柱を蹴って、急上昇した領主

を追いかけた。


その数秒後、玉座のあった場所が大爆発を起こし

そこにいた、カナ以外の者は全員吹き飛ばされ、

王城は跡形もなく壊滅した。


外で待機していた、フォスターとレイラ王女は

呆然と立ち尽くしていた。

「フォスター⋯カナは、カナはどうなった?」

と、レイラ王女は、呆然としながらフォスターに

聞いた。


「ちょっと、難しいかと、思います。」

レイラ王女は、振り向いて、

「探せ!!何としてでもだ!!」


ギシ。ギシ。

瓦礫の上を歩く音が聞こえてきた。

フォスターとレイラ王女は慌てて、音のする

方向へ歩いて行った。


左手に領主の生首を持って、右手に血だらけの

剣を持ったシューが歩いてきた。

「お前はたしか、カナと一緒にいた⋯」


「カナ様が⋯見つかりません。」

と、大粒の涙を流しながらフォスターに訴えた。


「わ、わかったから。謁見の間辺りを探そう。」

と言って、フォスターはシューの手を引いて、

謁見の間があった辺りまで行った。


何も見当たらない様にみえる。

レイラ王女が指差して、

「あ、あそこに。ち、血溜まりが。」


フォスターは急いで血溜まりの場所に行ったが、

大きな瓦礫が邪魔で下の状況がわからない。

 

「おい!そこの剣士瓦礫をなんとかできないか!」

フォスターが、シューに言葉を掛けると

シューは瞬時に瓦礫を切り裂き、その下に

いたのは血だらけのテンプだった。


「お、おせーよ。シュー。」

と、ニヤリと笑ってその場に倒れた。

その下から、カナの顔が見えた。

テンプが身体を張ってカナを助けたみたいだ。


シューはその場にへたり込んで、

「よ、良かった。カナ様生きてた。」


フォスターは、すぐにテンプの治療をして、

シューと、レイラ王女がカナを助け出した。

「ん?ジ、ジンは?」


シューにカナが聞くと、シューが我に返って

「ジ、ジン殿を捜さねば!」

シューは走り去った。


コン、コン。

シューが小さな音に気がついた。

地面に耳を当てると、

「た、たすけ⋯ジンさんが⋯。」


シューは地面と化している瓦礫を切り裂くと

ミルと血だらけのジンが出てきた。

 

ミルが大声で、

「フォスター!!助けて!!」

フォスターが近づいてきて、

「そんなでかい声を出さなくても聞こえる。」


フォスターは、ミルとジンを助けだし、

ジンの手当てを始めた。



 

 


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