突然の旅立ち
(CHAT GPTにより生成したAI画像です。)
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僕は、基本的に家からは一歩も出ない。
学校もここ数年行ってない。
家の中は自由に歩き回る、だから社会問題の
ひきこもりとは一線を画している…と思って
いる。
母さんは冒険家で、見た記憶もないし、
興味もない。
父さんは研究者で、自分の研究にしか興味を
示さない…そういえば最近姿を見てない。
こんな家で良く生き延びて来られたと思うが
まぁ、メイドロボットのおかげだと確信して
いる。
僕は、今日もメイドロボットの作った朝食を
優雅に食べて過ごしている。
こんな日が続けばいいのにな。
と、思わずにはいられなかった。
しかし、その静寂は突然無機質なベルの音に
より破壊された。
リリリリ ♪
「ミー! 何これ!?」
「はい。何かのベルの音の様です。」
「いいから、止めてきて。」
ミーは動きを止めて動き出す気配がない。
「え?なんで止めに行かないの?」
僕は、不機嫌そうにミーを睨んだ。
「音の発生源はマスターの宇宙船ですが、
入ることを禁止されています。」
そう言うことか…父さんの言いつけは絶対
だからな。
仕方ない。
僕はベルの発生源の宇宙船の中に入ることにした。
ハッチを開けると、とんでもない音量でベルが
鳴っている。
全く、迷惑な⋯。
僕が入ると、ミーも後ろから来た。
「一緒なら、入れるんだ。」
「はい。ジン様を守る様にマスターから
言われてます、何の命令より最優先されます。」
チッ。面倒な制約だよ。
コックピットに音の発生源があったので
急いでボタンを押した。
「あ、ジン様。隣です、ベルのボタンは。」
「え?」
『緊急モード始動 離脱 3秒前 2 1 離脱。』
「はい?ミー!なにが起こった!?」
「ワープ航法に入った模様です。」
ミーは、いつも通り冷静に答えた。
「何処に向かっているの!?」
ミーはコックピットに移動し、操作を始めた。
「人がいる惑星には行くと思いますが、
それ以外は条件が入ってないので
ランダムです。」
お、終わった⋯。
僕の楽しかった、ひきこもり生活が⋯。
「あと、3分で到着する様です。」
「もう、ワープ抜けたの?」
と、僕はキョロキョロしながら、聞いた。
「いえ?惑星にそのまま出るみたいです。」
「危なくないの!」
と僕がミーに訴えると、
「はい。非常に危険です。でも、ジン様は
私がお守りしますので大丈夫です。」
そう言うことじゃないんだ、ミー。
僕は、危険とか恐怖とか緊急とかそういう
のが嫌いで逃げて生きてきたのに
こんなの最悪だ。
突然、ミーが僕に覆い被さり、球体の中に
僕は閉じ込められたが、
なぜか安らいだ。
あ、ここにいるってのもありだなと思った。
ガンガン。ガンガン。
なにやら、外から叩く音が聞こえる。
「ミー。何の音。」
「私を叩く、人間がいる様です。
モニタに出します。」
凄い形相で女の子が、ミーを叩いている。
「こ、怖い。」
ミーは、僕がこの感情を表すと回避行動に移る
のだが、今回は裏目に出た。
プシュー。パカ。
「ヤッ、ヤッター!? 人間よ!神様
ありがとう。」
女の子は、僕を見つけてはしゃいでいる様だった。
ん?どういうことだ?
「ミー。何が起きてる。」
『省電力モード中 再充電に6時間必要です。
暫くお待ち下さい。』
さ、最悪だ。
僕はゆっくり、外に出ると少女に襟首を
掴まれ、
「今日から、いえ!今からあなたは、私の
奴隷よ!」
え?り、理不尽な。いきなり奴隷はないだろ。
しかし、いきなり女の子に声を掛けられて、
反論出来るほど、コミュ力はなかった。
「あ、うっう、う。」
これが精一杯だった。
少女は首を傾げて、
「言葉が通じないのかしら?まぁいいわ、
ついてきて。」
僕は半ば、強引に少女に連れて行かれてしまった。
早く充電終わって助けに来てくれよ、ミー。
僕はロケットからちょっと離れた村まで
連れて行かれた。
村では、僕の周囲を囲み話し合いが始まった。
「カナ、こいつを連れて行くというのか?」
カナは頷いて、
「あ、当たり前じゃない。私の奴隷
なんだから。」
全員頸を振り、
「反抗的とか思われないか!?
心配だ。下手すると、村は焼き討ちに
遭うぞ」
という、意見まで出た。
「ダメ!絶対に連れて行く!」
と、カナに抱きしめられた。
なんか、ちょっと嬉しかったのは、
不純なんだろうか?




