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Blood of Knight 〈ブラッド・オブ・ナイト〉  作者: 秋谷とさき
第一章 魔物の目覚め
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第一話 起床

窓のカーテンの隙間から出てくる日光が、俺の腹を刺していた。光で少し飛び交う埃が映る。

いつも朝6時30分に起きる自分なため、もう体か勝手に同じ時間に起きるようになっていた。

少し糸がほつれているところがある雑な毛布。少しお貧乏な村のためこれくらい仕方ない。

体を起こし、ベッドから足をかけ座る耐性で伸びをする。

向かいに寝ている友はまだ起きていないようだ。だが俺と同じようにすぐ起きるだろう。

立ち上がってカーテンを思い切り開く。ここは2階なので村が綺麗に見える。村の周りの草原で生きている動物達も走ったり、草を食べていたりで元気そうだった。

光が多く刺さり、友は目を覚ました。


「う、うーん・・・」


「起きたか?」


まだ少し眠そうだが、もう起きないと朝飯を食べる時間がない。友もそれはわかっているだろう。そして友は仕方ないような感じでゆっくり体を起こし、起きたようだ。


「おはようクレイス・・・ふぁああ」


あくびしながら友は毛布をどかし、体をたたせた。


「おはようマティス」


互いに挨拶を交わした。

そして俺たちは普段着に着替えた。俺は少し痛んだ濃ゆい赤紫の服と茶色のズボン。マティスも服の外見は同じで色は薄黄色である。そして茶色いズボン。

下に降りてマティスの母が作る朝飯がいつも楽しみなのだ。


「おはよう、クレイス、マティス」


「おはようマティス母さん」


「おはよう母さん」


茶色の髪に長い髪なため後で結んでいるマティスの母。普通に美人でいつも会える俺は幸運だろうか。

すると玄関を開けて手にたくさんの〈ミアの実〉を入れたマティスの妹、メアリ・リーンである。

マティスはマティス・リーン。マティスの母はフレミア・リーンである。

マティスの父は王都に出かけている。


「いっぱいミアの実取ってきたよ!」


「ありがとねメアリ」


すぐ外にミアの実を育てている木がある。そこは自分たちで育てているので取るのも自由だ。メアリはミアの実を母の作業している横に置いた。


「ミアの実を使ってサラダと卵焼きを作るわ。それでいいわね?」


「もちろん、マティス母さん」


「いいよー」


作ってもらっている側だからダメなんて言えるわけがない。それにマティス母さんの作る料理はどれも絶品なため、俺はなんでも満足だ。

俺とマティスは椅子に座り、楽しみに待っていると俺の隣にメアリも座った。

するとマティスから口を開き始めた


「今日は確か〈剣の立ち合い〉があった気がするな」


「あぁ・・・そういえばそうだったな」


「クレイス兄さん、けんのたちあいってなに?」


「あぁ、まだ説明してなかったか。男はね、女と違って剣を持って戦うのが普通なんだ。だから大人になるまでに必ず剣の修行をしないといけないんだ。剣の立ち合いは、木の剣と盾を使って先に相手の体に当てたら勝ちなんだ」


「へぇ。私魔法しか習ってないからわからない・・・」


「だから女は剣を習わないって言っただろ?まぁ・・・中には女性でも剣をやろうとしている人もいるけどな・・・」


俺が話をいったん終えると、その時料理が来た。卵焼きにサラダ、ドレッシングとパンである。


「「「いただきます!」」」


「はい、どうぞ」


俺たちはしっかり料理を食って、今日も普通に学校に通っていく。

そして俺は今日もまた、自分を隠していく。







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