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甘川くんは堕としたい!  作者: ふーだん
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第1話 出会ったあいつ

「おいあの子かわいくね?」

「男?女?」

「どっちも有り得るくね?」

僕は可愛いと思う、そこらの女子よりも。中学の頃から僕が微笑んで手を振るだけで大体のやつは堕ちた。なのに…

「悠斗くんおはよっ!」

「…はよ」

…なんなんだこいつ。僕が挨拶してやってるのに。まじで入学式の時からこいつは…


―入学式―

「1年生の皆さん、ご入学おめでとうございます。」

飽きるほど聞いた校長の言葉から始まる入学式。僕は甘川 憐(あまかわ れん)、そこらの女子よりも断然可愛いと自負しているゆるふわ系男子だ。

そんな僕はこの入学式に、他の人とは違う高揚感を感じていた。なぜなら、ここにいる全員を、僕の虜にできると確信したからだ。中学の頃、全校生徒のほとんどを堕としてきた。さて、今日だけで何人堕ちるかな。


―入学式後のHR―

「じゃあ軽く自己紹介も終わったことだし、隣の人と話してみようか。」

担任の話が終わる。きた。この瞬間が1番楽しみなのだ。隣は…地雷系女子ってとこかな。こういう女子は堕としやすいと相場が決まってるのだ。どうせすぐ堕ちるだろう。

「僕は甘川憐だよ〜♡名前はー?」

「…木紗月悠斗(きさづきゆうと)」(めちゃくちゃ男声)

……え?



男の娘っていいよね…

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