巻之参 華、退魔師になりし候
本話は書き直し前の前話とは繋がっておりませんので、書き直し後の前話、前々話を読まれていない方は先にそちらをお読みください
さて、時は流れ早十年程、とある林にて狼の妖獣の群れと対峙する一人の少女の姿がありました
言わずもがな、少女の名は華
現在、妖怪等の退治を専門に行う『退魔師』の修行を行っているのであります
本来であれば、妖怪退治は陰陽師の仕事であるにも関わらず、華がそのような修行を行っているのはひとえに彼女自信の能力にありました
稀代の霊力を持ち、言霊をも操る華ですが、占術の才能だけはからきしで、これでは陰陽師の仕事は受けられないであろう・・・と、幼い頃に都の陰陽師に告げられた次第でありました
互いに睨み合って動かない両者
先に動いたのは華の方でありました
攻撃用の札を投げながら短刀を構え、走り出しますと、狼の群れは三手に別れます
すぐさま最も近い群れに霊力を練った陽の炎を浴びせ、振り向きざまに短刀を振り下ろして、狼を2枚におろしますと、その陰からも狼
狼の爪を避けつつ、封印札を貼り付けます
死角から迫っていた狼に短刀・・・ではなく、霊力を纏わせた石を投げつけて無力化し、最後の一匹に札を貼り付けると・・・札が変化し、『合格』の二文字
「うむ、確かに術も反応速度も申し分ない
これなら中妖怪程度であれば対処できるな」
「いえ、しかしまだ言霊を上手く使えません
咄嗟に使うことが出来ねば・・・」
「そう焦るな
お前はまだ若い、その内使えるようになるさ」
修行を終え、帰路に就こうとしたその時、何かの気配を感じた華が振り返ります
「どうした?
早く帰らねば日が暮れてしまうぞ」
「はい、分かっております
私を拾ってくださった父上と母上に心配をかけたくはありませんから」
・・・そうして人の居なくなった林で空間が裂け、一人の女性が姿を現します
「うふふ、『あれ』は面白そうね
『あれ』も私に挑んでくるのかしら?」
意味ありげな笑いを含ませ、されど口元は扇で隠した女性は一瞬表情を消すと
次の瞬間には誰も居なくなったので御座います
さて、書き直し前の前話の内容がほぼ本話の内容になったわけです・・・が
この書き方だと戦闘描写難しいです
いや、まあ稚拙な文でどうこう言うのも難なんですが
とりあえずどうでも良かったところは端折って、必要な所だけを掻い摘むと1話が凄く短くなります
どんなに長く書こうとしたところで三千字辺りで疲労感と面倒な感じが一気に来るんですけどね




