第2話 新たな世界そして…
そうして俺は死んでしまったわけで。
ん?何でここで話せているかって?
うーん、信じてもらえるか知らんけど、あの事故の後に意識が飛んで気がついたらなんか天国?みたいなところにいて、ここで天国か地獄を決めるのかな?って思ってたら天使が現れてそれからそれから………ってごめんめっちゃ一人で話してた。
まあ、めっちゃ簡単に言うと天使に転生させてもらった。
で、みんなが気になるであろう転生先なんだが、いまイシッターで流行ってる恋愛系のゲームがあって、その世界に転生した。
もちろん俺もクリアしているのでこのゲームの攻略方法は知っている。
つまり、この世界にいる全女子を俺のものにできる。
なら、夢とロマンを求めてやるしかないよな?
ってことで、今日からこのゲームを再攻略を開始していく!
◇◆◇
この世界に来てから数時間、こっちの世界でも時間帯の変化があるらしい。
そのため辺りは暗くなり始めていたのだが、転生者の俺には帰る家がない。
はてどうしたものかと、途方に暮れていると一人の女性が話しかけてきた。
『あの〜、大丈夫ですか?』
年齢は20代前半でとても顔の整っている女性だ。
「それが…宿の予約をするのを忘れてしまって。泊まるところがないんですよ」
多分、正直に転生しました!と伝えても信じてもらえないだろう。
『それは大変ですね…よければ、私の家に泊まって行きますか?』
おお!早速、イベントが来た。
ここでは、お言葉に甘えるかお断りするの選択肢がある。
ゲームでは、お言葉に甘えるを選択した、のだが逆に断るとどうなるのかと疑問が湧いた。
俺は好奇心を我慢することはできないタイプなので、野宿覚悟で断ることにしてみた。
「お心遣いありがたいのですが、ご遠慮しておきます。俺なんかが一緒にいると
疲れちゃうと思うので…」
『そ、そうですか…』
なぜか悲しそうな表情をしていた。
「な、なぜそんなに悲しそうな表情をしているのです?』
と尋ねた。
『実は、両親はもう亡くなっていて私一人なんです。そんな時にあなたがこの町に来て、困っているように見えたので聞いてみたら泊まるところがないと言われて、一緒に過ごせたらなって思って…すみません、自分勝手すぎましたよね』
彼女は彼女なりの考え方があったようだ。
そこで俺は、
「だったら、泊めていただけませんか?」
『へ?え、いやだって、さっき無理って言ったはずでは?』
「そ、そうなんですけどもそこまで酷い人間じゃないので。
それに困ってる人がいたら助ける。当たり前でしょ?」
『む、無理してませんか?』
「全然、何だったら感謝してますよ」
『じゃ、じゃあ着いてきてください!』
俺が泊めてくれと言うと、すごく元気になった。
よほど寂しかったんだろう。
とりあえず1日目の宿泊地を確保できた。
◇◆◇
『ここが私の家です!』
そう案内された先には、立派な家が立っていた。
「こ、こんなに大きな家に一人で住んでるんですか?」
20XX年にいたVoutuberのメカキンの6億円の家みたいだ。
『そ、そんなことないですよ。こんなの小さいほうですよ。まあ、一人で過ごしているのは事実ですけど』
そう言いながら彼女は頬を赤らめていた。
その後、彼女の家にあげてもらった。
ここからどんな人生になるんだろうな…




