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100/100

100 さて、、 両親の職場へ行ってみるか 07

俺「鈴木さん、先ほどの備蓄されているものですが 」

「備蓄? 」

「… 」

左右をチラッと見た

俺「肉と交換って事で同ですか? 」

「交換といっても取りに行けないので、どーにもなりません 」

俺「その辺は、大丈夫です、考えがあるので 」

「… 」

俺「まーその辺は、おいおい詰めていきましょう 」

俺「早速ですが一部前払いしますので付いてきてください 」


返事を待たず、振り向こうと一瞬視線を外す

俺「あーそーだ 鈴木さんは、包丁かナイフお持ちですか? 」

「え? はい、一様携帯しています 」

俺「ゴム手袋は、ありますか? 」

「はい 」

「… 」

俺「私にも一つ貸していただいてもいいですか? 」

「ちょっと待って下さい 」

キッチン下の戸棚からゴム手袋を2人分取り出し一つ渡してくれた

俺「ありがとうございます 」

俺「じゃー行きますしょう 」

ベランダに出て非常用梯子に手を掛けると


鈴木「降りるんですか? 」

俺「えぇ 1階で、新しいお肉を、お渡ししますよ 」


鈴木の視線が今焼いている肉に視線が移る

俺「今ある肉は、子供達が全部食べそうな勢いなので補充します 」


鈴木の視線が俺に向くが、何で危険な1階へ行かないと駄目なんだ?みたいな顔をしている

俺「先に下りて安全を確認しますから大丈夫ですよ 」


「… 」

黙ったまま俺を見ている

…男に見つめられてもな、、


視線を梯子に移し先に折り始めた

俺「下で待ってますよ 」

最後に一言声をかけ、下まで降り、周囲の白カピバラを確認し、突進してこないので、見上げて合図を送ると、腹を括ったのか鈴木か折り始めた


…よし じゃー白カピ捕まえるか

五寸釘を投げつけ2匹、即座に倒した

気配を消したまま白カピ2匹を担いで非常用梯子まで戻ってくると丁度地上に降り立った鈴木と目が合う


俺「ある程度、獣と離れていれば襲ってこないみたいですよ 」

「… 」

白カピ2匹を地面に下ろし

俺「解体方法を、教えますから好きなだけ肉を獲って下さい 」

一匹を鈴木に差し出し、俺はゴム手袋をハメ、解体を始めると、何で俺が解体しないとイケないんだ?みたいな顔をしている


…んー、、人選間違えたか?

俺は、腹を裂き、内臓を引っ張り出してから皮を剥ぎ始めると、やっと鈴木もゴム手袋をハメ始めた

俺「魚と一緒ですよ 腹を裂き内臓を出す 」

鈴木「そ、そーですか、、 」

真顔のまま返事が返ってくる

果物ナイフを取り出し白カピバラの腹に突き挿した


…そのナイフじゃーな

…結構、力入れるから柄が折れるぞ

…こいつ白カピと戦ったことあるのか?


鈴木「か、硬いですね 」

俺「毛皮は硬いですが、肉は柔らかいですよ 」

俺「剥いだ毛皮で衣服を作ればちょっとした防具になるかもしれないですね 」

鈴木「衣服ですか? 」

俺「えぇ 加工に時間が掛かるので私は内臓と一緒に捨ててしまいますけど 」


鈴木は、両手で果物ナイフを持ち直し、白カピバラに馬乗りになり突き下ろすと結構深くまで突き刺さった

そのまま両手で横に切り裂こうとするとナイフからバキっと音がした


…やっぱり、壊れたか

…変えのナイフなんて持ってないだろうし、俺が使っているナイフは重たくて使いずらいだろうし

コンコンっと階段を叩くとサキがベランダから顔を出した

声を出さずに「ナイフ貸してくれ 」と口パクで伝えてみるが首を傾げているだけだ

俺が持っているナイフを指差し、両手を突き出して、頂戴ポーズをすると白カピバラの牙でつくっとナイフを出したので、大きく頷くと口パクでカウントしながらナイフごと振っている


口パクで、待った待ったを両手を挙げてジャスチャーとサキは、ん?みたいな顔をした

手でバケツの形を作り、ロープを括り付けるふりをしてゆっくり降ろすしぐさをする

俺は、大げさにジェスチャーをしていると隣で鈴木の肩が震えているのが視界の端っこに入る

…てめー

サキの理解したのか、顔を引っ込めるとバケツが下りてきた



はぁ~

ため息が漏れてしまう

…やっと伝わったか

…トランシーバーほしいな

…こんどドンキで探してみるか

バケツから牙ナイフを取り出し

俺「これ貸してくれるみたいですよ 」

「ぁりがうござぃます 」

声が微妙に震えている

…こいつ笑ってやがるな


牙ナイフを使ってスムーズに腹を裂きだした

鈴木「このナイフ凄い切れますね 」

俺「実は、こいつの牙を使って加工したんですよ 」

「牙? 」

俺「こいつの牙に何らかの力が宿ってるの感じませんか? 」

「… 」

黙ったまま、何言ってんだ、みたいな顔している


…感じないか、、

…サキ達は何と無く感じていたみたいだけど

…子供達の方が、感覚が鋭いのかもしれないな

俺「うっすら、何かこの牙だけ感じが違うな、位しか解らないですけど便利ですよ 」

「何が便利なんですか? 」


二人とも解体をつづけながら会話がつづく


俺「何と無く獣の居場所が解る感じがするんですよ 気配を感じるというか、、 」

「気配ですか? 」


俺「まー何と無くですけどね 」

解体した肉をどんどんバケツに入れ、ロープを、クイックイッと2回引っ張り合図を送るとバケツが引き上げられていく


俺「ここからは見えないですがレジャーハウスの裏に何匹か獣がいますね 」

牙と石?を回収しながら話すと鈴木の視線がレジャーハウスへ向く

「… 」

鈴木「、、何も感じません 」


俺「ちょっと見てて下さい おびき出してみますから 」

白カピバラの首を切り落としレジャーハウスへ向け、放り投げる


ドサ 


俺「丁度いい所へ転がってくれましたな 」

レジャーハウスの壁に、転がってぶつかり止った


俺「白カピバラは食欲旺盛なので、食べに寄って来るかもしれません 」

「… 」


気配を探るとレジャーハウス裏に居た一匹が動き出した

俺「お!一匹、出てきそうですよ 」


鈴木は、俺が投げた頭をジッと見ているとレジャーハウスの裏から白カピバラが出てきた

鈴木は何も言わず俺に視線を向ける

俺「うまい行きました 」

俺「まーこんな感じで獣を誘導できれば、誰でもレジャーハウスへ行けますよ 」

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