序章5話 最弱と最強
目が眩む程の眩しさだった
それは昊の体から発していたのだ
「こっこれはなにっ?
僕の手?違う…体中から虹色の光が、何これ!?」
昊は軽いパニック状態だった
「なっ…何だ?大丈夫なのか昊?」
自分は傷だらけで今にも倒れそうなのに昊の心配を護はしていたのだ
「えっ?う…うん、痛くは無いよ
むしろ凄く気分が良い様な気が…って護君も!」
気づいたら護の体からも光を発していた
だが…その光は昊とは全くと言っていいくらい…
いや、光ると言う表現では無かった
(黒)
黒いもやの様な物だったのだ
「何だこの黒いの…」
2人とも呆気に取られ呆然としていると
いきなり2人は体が燃えるような熱さを感じた
「うぐっ!」「あつぅ…」
そして突如襲いかかる圧倒的な高揚感
その瞬間…2人の頭の中には文字が浮かんでいた
(天海 昊)(19歳) (男)
(退魔の権能)固有権能 第四階悌
固有技能
退魔絶界(S) 1/1 クールタイム3日
(悪の心を持つ者は結界の中には入れない)
(発動時に結界の範囲に入っていた場合
常時悪に特効のダメージを与え続ける)
技能
身体強化.退魔B-消費50
(1時間身体能力13倍まで)
退魔札D+消費20
(魔の者に特効の札を放つ)
退魔刀C+消費50
(退魔の刀を召喚し使用出来る)
退魔光陣B+消費100
(陣の中にいる者を強力な光の柱で滅する)
魔断A+消費200
(退魔の力を限界まで溜めて断絶する刃を放つ)
身体強度 195/15
権能値 950/1000
総合戦闘力評価-(S-)
「総合戦闘力?Sマイナス?
何だろうこのランクは…でも権能って言う力?
なのかな…その使い方はなぜかわかる気が…する!
僕…凄く強くなってる!」
昊は虹色の光に包まれながら呟く
そして一方の護は
頭の中に浮かんだ文字を見て嫌な感じがした…
何が嫌と理解している訳では無い
ただ何かとてつもなく嫌な感じがしたのだ…
(進道 護)(19歳) (男)
(標識の権能)固有権能 第三階悌
固有技能
限定懲罰空間(G)常時発動 自身から周囲10m
(3を行使するには1と2が発動した時のみ)
1(召喚された標識の内容のみ発動)
2(対象は違反した者のみ発動)
3(対象に最大体力の1/6の固定ダメージを与える)
4(同じ対象に同じ技能を連続使用は出来ない)
技能
身体強化.標識G消費5
(1時間身体能力2倍まで)
標識召喚(一時停止)G-消費3
(車運転時、対象はすぐに一時停止し安全確認をしなければ対象指定)
標識召喚(制限速度20㎞/h)G-消費3
(車運転時、空間内で制限速度は20㎞/hになる
そしてその速度を超過した者は対象指定)
標識召喚(駐車禁止)G消費3
特殊対象指定
1(車の所有者が範囲内に駐車していると対象指定)
2(ただし5分以内は対象指定不可)
3(車から離れ、直ちに移動出来ない場合は5分以内であろうと対象指定)
4(また範囲内で故障している場合は
5分以内でも対象指定、ただし車から離れず速やかに移動させる行動をした場合対象外)
身体強度 26/13
権能値 15/20
総合戦闘力評価-(G)
「なんだ…この能力…標識?」
護の嫌な予感は当たった
権能に目覚めた瞬間全てが解ってしまった
「特殊すぎる…あと…弱すぎるだろ…」
自分の能力を数字化されて嫌でも解ってしまった
化物相手には話にならない程弱く使えない
一般人の2倍の身体能力と運転手相手の能力
「いくら何でも…これじゃ…戦えないだろ」
そして目の前の昊は…
(あぁ…文字を見なくても分かる、自分の何倍も何十倍もいや…何百倍も強いのかも)
護は理解してしまった、圧倒的な力の差を
幼なじみの親友との圧倒的なまでの理不尽差を
「こんな…こんな事…ゴハッ!」
護は大量の血を吐き出した
色々な事が一気に起こり、一種の興奮状態になっていた護に限界が来てしまった
護の身体能力は2倍になっていたが
傷が治った訳では無い
腕を噛まれ腹や足を爪で刺された
そして化物の牙には毒があったのだ
「護君!だ、大丈夫!?今すぐ病院に連れて…」
「グゥオオオオオ!」
突如今まで痛みで転がっていた狼の化物はよろよろと立ち上がり護に向けて吠えた
狼の化物は片目を潰された爆発的な怒りを護に向けていた
「や…やべえな…めっちゃ怒ってる…」
「グルルゥ…ガァァアアア!!」
瞬間、狼は護に向け駆け出した
今度はその首元に牙を突き立て噛み砕こうと
その時…昊が狼と護の間に入り、狼を睨み付ける
「護君を…僕の大切な親友の護を傷付けたお前を…
絶対に許すもんかぁああああっ!」
昊の虹色の光が一際強くなり、手に光が収縮する
昊は襲いかかる狼に手を向け叫んだ
「くらぇええええっ……魔断っ!!」
その瞬間…
巨大な光の刃が走り…全てを断ち切った
戦闘描写?って言うんですかね?
難しすぎて頭おかしくなりますね:-)
設定みたいなの書いてる方が楽しい(⌒‐⌒)




