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序幕
かつて、3人の神さまがいました。黒の女神と白の男神、そして灰の女神。そう呼ばれた3柱の神さまたちは、卓上の上で作った世界を見守っていました。
時に干渉し、時に放置し、それでも世界は廻っていく。それが普通でした。
ある時黒の女神と白の男神が勝負することになりました。
お互いの勝負の白黒をつけるべく、卓上世界の駒である住人たちを巻き込んでの代理戦争。
結果、双方ともに代理戦争への不正により消滅。卓上世界も壊れた世界になってしまった。
一人残った灰の女神は、壊れた世界を見守り、寄り添うことにしました。
――彼を招こうか、この世界に。彼女は何を想うのか。




