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ブラック・エンジェル・ユニバース  作者: Leon Black Angel


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99/202

第99話「炎に宿る主権」

こんにちは、作者です。

いつも『黒き天使(Anjo Negro)』を読んでくださり、本当にありがとうございます。

ついに決勝戦は本格的なクライマックスに突入しました。

レオンとララは強い絆で戦い続けていますが、彼らの前に立つのは圧倒的な存在――リーです。

リーはただ強いだけではありません。

彼は戦場を支配する「主権」のような力を持っています。

このエピソードでは、レオンとララが力を合わせてリーに挑みます。

しかし、その戦いは想像以上に厳しいものになります。

愛と絆で戦う二人。

そして、圧倒的な力で支配するリー。

決勝戦の運命はどこへ向かうのか。

それでは、第99話をお楽しみください。

K11の巨大な闘技場。

砂漠の中央に建てられたその場所は、戦いの余波でひび割れていた。

観客席には数えきれないほどの戦士たちが集まっている。

しかし――

その瞬間、闘技場は静まり返っていた。

リーの目が映る。

冷たい視線。

揺るがない自信。

彼の前にはレオンとララが立っていた。

二人とも息を切らしている。

それでも並んで立っていた。

ナレーションが響く。

「王の前では――」

「どんな強者も震える。」

「だが中には、栄光のためではなく――」

「愛のために戦う者もいる。」

闘技場の空気が揺れる。

次の瞬間。

リーが動いた。

雷のような速度。

拳が空気を裂く。

レオンはすぐに反応する。

地面が割れる。

巨大な土の壁が現れる。

その上に炎の柱が立ち上がった。

衝突。

爆発。

しかしリーは止まらない。

ララが前に出た。

剣を抜く。

彼女はリーのエネルギー波を切り裂きながら突進する。

観客席。

誰かが叫ぶ。

「速すぎる!」

リーの拳が地面を叩く。

地面が砕ける。

ララはミリ単位でそれを避けた。

その瞬間。

レオンが手を上げる。

空に雷が走る。

螺旋状の稲妻がリーに向かって落ちた。

しかし――

リーはそれを片手で弾く。

ララが叫ぶ。

「今よ!」

レオンとララの動きが完全に重なった。

ララの高速攻撃が隙を作る。

レオンが火と雷を融合させる。

巨大な光の爆発。

リーが初めて後ろへ下がる。

観客席がどよめいた。

「下がった!」

「リーが!」

しかし。

リーは笑った。

「それだけか。」

彼の声は静かだった。

「確かにいい連携だ。」

彼の目が光る。

「だが――」

「主権というものを、まだ理解していない。」

その瞬間。

リーの体から青黒いオーラが噴き出した。

闘技場の空気が重くなる。

まるで重力が増したようだった。

観客席の人々が息をのむ。

リーが消える。

次の瞬間。

彼はララの背後にいた。

「遅い。」

一撃。

ララの体が地面に叩きつけられる。

レオンが叫ぶ。

「ララ!」

リーの追撃。

しかしレオンは地面を叩く。

土の壁。

水の層。

二重の防御。

衝撃が広がる。

レオンはララを抱き止めた。

彼女の体は傷だらけだ。

ララは弱く笑う。

「大丈夫……」

「私は……」

彼女はレオンを見る。

「最後まであなたを信じてる。」

レオンは静かに彼女を地面に下ろす。

そして立ち上がった。

怒りと決意が混ざった目。

戦いが再開する。

ララも再び立ち上がった。

剣を握る。

二人は同時に動く。

ララの剣撃。

レオンの元素。

炎の柱。

空を裂く雷。

水の鎖が凍り、氷の槍になる。

地面の柱が壁となって動く。

三人の戦いは嵐のようだった。

観客席は息をのむ。

しかし。

それでも。

リーが支配していた。

彼はすべてを見抜く。

すべてを避ける。

そして――

一瞬。

隙が生まれた。

リーの足が動く。

ララの体が宙に浮いた。

蹴り。

そして拳のエネルギー。

ララの体が闘技場の外へ吹き飛ばされる。

観客席が静まり返る。

ララは意識を失ったまま地面に落ちた。

レオンの叫びが響く。

「ララァァ!!」

リーは静かに言う。

「これで終わりだ。」

彼の目は冷たい。

「残ったのは――」

「お前だけだ、レオン。」

闘技場の中央。

レオンが一人で立っている。

炎。

雷。

砂嵐。

すべてが彼の周りで揺れる。

彼はゆっくり顔を上げた。

目が金色に光る。

狼のような瞳。

オーラが震える。

レオンが言った。

「それでも……」

彼の拳が握られる。

「俺は最後まで戦う!」

レオンとリー。

二人の視線がぶつかる。

その瞬間。

画面が止まる。

――続く。

第99話を読んでいただきありがとうございます。

決勝戦はついに最大の緊張へと進みました。

レオンとララは完璧な連携で戦いましたが、リーの圧倒的な「主権」の力の前に大きな壁を感じることになります。

そしてついに――

ララが戦いから外れ、

レオンは一人でリーと向き合うことになりました。

次回、第100話では

レオン vs リー

の戦いが本格的に始まります。

物語の中でも最も重要な戦いの一つになる予定です。

また、本日公開しているワンショット(短編)や

キャラクター設定、音楽プロジェクトなどは作者ページにも掲載しています。

感想、評価、ブックマークをいただけると、とても励みになります。

ブラジルから、心を込めて。

それでは第100話でお会いしましょう。

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