第1章第3話地獄の始まり
第1章イメーワ=ゲリラ戦争の第3話です。
第1章第3話地獄の始まり
王国連邦ファルシーフクレムリン連邦幹部総合緊急会議
kid元帥「昨日、江東共和国がゲリラに降伏した。江東共和国から最後に入った電報によると彼らはG5加盟国1国分の力を持つようだ。」
ザワザワザワ
会議の場がざわついた。それもそのはずG5、正式名称はG5先進国会議である。ここでは決められた5つの最列強国が話し合う場所である。そんな国の力をテロ組織が持つというのだ。これは前代未聞の大事件であった。
kid国王「しかしこうなると世界的な大混乱になるぞ・・・。」
黒羽外相「失礼します!緊急の伝令です!江東共和国国際放送局が全世界に番組を・・・」
kid国王「なんだと!?急いでモニターに回せ!」
ヴィン
小さい機械音とともに画面に一人の重武装した人物が現れた。
???「私はゲリラの総司令官、サルベウトだ。」
kid国王「あいつが・・・」
サルベウトゲリラ総司令官「さて、今日は全世界に対してゲリラから声明を発表する。生中継でな。先日の戦争で我々は江東共和国を屈服させた。そこで我々はここに大ゲリラ人民共和国の建国を宣言する!」
kid国王「なんだと!?いい加減にしろ!・・・といっても通じないか。」
サルベウトゲリラ総司令官「しかしながら我々の目標は、ゲリラによる新世界秩序、New world orderの結成だ。そこで我々は我が国の南にある国、キッド社会主義共和王国連邦に対してここに宣戦布告する!」
kid国王「くそが!いい加減にしろよテロリストども!こうなった以上仕方がない。イメーワ同盟条約機構という固い結束の元ゲリラを根絶やしにするまでだ!緊急記者会見を開くぞ!」
王国連邦ファルシーフクレムリン屋内公表場
キッドソーシャル国営放送記者「先ほど全世界に出されたゲリラの声明と王国連邦に対する宣戦布告に対して同志kid国王陛下が記者会見をお開きになられました。間もなく陛下が御登場あらせられます!」
カシャカシャッカシャァカシャァ
kid国王「皆様こんにちは。kid国王です。さてと先ほどゲリラからの声明がありました。そこで我々はイメーワ同盟条約機構加盟国と協議した結果、イメーワ同盟条約機構加盟国全国で大ゲリラ人民共和国に基、テロリストどもに宣戦布告を宣言する!そしてここにイメーワ=ゲリラ戦争の開戦を宣言する!」
斎藤秘書官「それでは質疑応答に移ります。質問がある方は・・・どうぞ。」
TFR記者「TFRの記者です。今回の戦争はいったい何国が参戦するんですか?」
kid国王「はい。まずは我が国キッド社会主義共和王国連邦、並びにジェルディナリア連邦共和国・マラッカ連邦・マンドミナ共和国・ホトトギス帝国・エルシアス社会主義共和国連邦・大クルシア帝国連邦・アラビア社会主義共和国連邦・モスクスターク第3社会主義共和国連邦・グラストアリア社会主義共和国連邦です。」
斎藤秘書官「ほかにご質問のある方は・・・どうぞ。」
盗光新聞記者「盗光新聞社です。盗対終炎連合戦争に関しては以下がなさるのでしょうか?」
kid国王「ご安心ください。その点に関してはすでに停戦条約を調印してあります。」
盗光新聞記者「ありがとうございました。」
斎藤秘書官「ほかには・・・どうぞ。」
キッドソーシャル国営放送記者「キッドソーシャル国営放送です。風のうわさで聞いたのですがゲリラたちが最列強国1か国分の力を持つと聞いたのですが・・・ホントでしょうか?」
kid国王「・・・まぎれもない事実です。」
ザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワ
会場がざわつき始める。
キッドソーシャル国営放送記者「ちょっと待ってください!ということは・・・」
盗光新聞記者「確証はどこに!?」
ガヤガヤガヤガヤガヤ
スッ
国王がこぶしを上にあげる。その一つだけで会場は静まり返った。そして国王が話し始めた・・・。
kid国王「江東共和国が降伏前に最後に送ってきた電報にはこう書かれていました。現状確認できる兵器にはT-72とAH-1Sが確認されています。」
再び会場がざわついていく。アメリスク社会主義共和国連邦とソビエツィア社会主義共和国連邦という2つの大国たる社会主義国の兵器をなぜただのテロリストが持っているのか・・・この不可解なことは後にさらに謎が深まっていくことになる。
kid国王「これからは非常に厳しい戦争になる。人民の皆様に同化協力をお願いしたい。今日の記者会見をここでお開きにさせてもらう。キッド社会主義共和王国連邦万歳!」
その国王の一喝の元記者会見は終わりを迎えた。
お疲れさまでした。これからもどんどん投稿していくので高評価と感想よろしくお願いします!