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「君の代わりはいくらでもいる」と言われたので、聖女をやめました。それで国が大変なことになっているようですが、私には関係ありません。

作者:木山楽斗
聖女であるルルメアは、王国に辟易としていた。
国王も王子達も、部下を道具としか思っておらず、自国を発展させるために苛烈な業務を強いてくる王国に、彼女は疲れ果てていたのだ。

ある時、ルルメアは自身の直接の上司である第三王子に抗議することにした。
しかし、王子から返って来たのは、「嫌ならやめてもらっていい。君の代わりはいくらでもいる」という返答だけだ。

その言葉を聞いた時、ルルメアの中で何かの糸が切れた。
「それなら、やめさせてもらいます」それだけいって、彼女は王城を後にしたのだ。

その後、ルルメアは王国を出て行くことにした。これ以上、この悪辣な国にいても無駄だと思ったからだ。
こうして、ルルメアは隣国に移るのだった。

ルルメアが隣国に移ってからしばらくして、彼女の元にある知らせが届いた。
それは、彼の王国が自分がいなくなったことで、大変なことになっているという知らせである。
しかし、そんな知らせを受けても、彼女の心は動かなかった。自分には、関係がない。ルルメアは、そう結論付けるのだった。


※この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「アルファポリス」にも掲載しています。
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エピソード 1 ~ 100 を表示中
1.そこまで言うなら
2022/05/13 20:02
3.偶然の出会い
2022/05/14 10:01
4.意外な提案
2022/05/14 13:02
5.誘いの理由
2022/05/14 17:03
12.ありがたい提案
2022/05/17 22:02
14.賑わう町
2022/05/18 22:02
15.二人の父
2022/05/19 20:01
18.素直な気持ち
2022/05/20 22:02
22.別れの時
2022/05/22 22:02
23.道案内は
2022/05/23 20:01
24.これから住む場所
2022/05/23 22:02
28.当てにならない地図
2022/05/25 22:02
29.年齢よりも
2022/05/26 20:01
40.直球な質問
2022/05/31 22:02
42.朝の来客
2022/06/01 22:02
43.手札の使い方
2022/06/02 20:01
44.早かった再会
2022/06/02 22:02
47.真っ直ぐな人
2022/06/04 20:01
48.心配性な彼
2022/06/04 22:02
50.つけてくる者
2022/06/05 22:02
52.狂気の刃
2022/06/06 22:02
54.蘇った男
2022/06/07 22:02
56.密かな対策
2022/06/08 22:02
57.操りし者
2022/06/09 20:01
60.迫りくる危険
2022/06/10 22:02
61.重要な役割
2022/06/11 20:01
65.得られた納得
2022/06/13 20:01
66.新しい護衛
2022/06/13 22:02
68.辛かった過去
2022/06/14 22:02
72.戦う覚悟
2022/06/16 22:02
84.浅い関り
2022/06/22 22:02
89.騎士団の落ち度
2022/06/25 20:01
95.同じ印象
2022/06/28 20:01
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エピソード 1 ~ 100 を表示中
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