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追想の逆行 4
「なんで頭を撫でるのよ!」
「いつまでも子供だなと思っただけですよ」
傷ついていないはずなどあるものか。
きっと彼が一番辛いはずなのに、私の事を第一に心配してくれるグレイに頭が上がらない。
「取り乱したわね。 ごめんなさい」
「流石はお嬢様です! 立ち直れたのですね」
痺れを切らし苛立ちが隠せないクラリアは、また私達に罵声を浴びせる。
「茶番は終わりか? もう帰らせろ!」
私はお前を絶対に許さない。
クラリアが反乱軍『エイドス』のリーダー、マルス・レインの可能性があると、国王から情報を事前に流していてもらってたからだ。
私は逃げ出そうとするマルスに『待った』を宣言した。
もう覚悟は決めている。
例え人違いであろうが、グレイを弄んだことを後悔させてやる!
最後まで読んで頂きましてありがとうございました!
短編版も投稿していますので、そちらの方でも読んで頂けると嬉しいです。
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