1
「みーうーみっ!今日配信だよね!」
そう話しかけてきたの元気の良いちぃ。
「そうだけど、、、何か??」
「冷たいなぁ、もう。企画なにか聞きたかっただけなのにぃ。みうみっていっつもつまんなそうにしてるよね、僕と話すとき。」
「そんなこと、ないと思うけど。企画は1時間限定雑談だよ。質問とか答えるやつ。っはぁ〜!よしっ!頑張るぞー!」
勢いよく空気を吸う。
やる気が満ちていく。
「なんか、やる気になったね?いつもこんな感じなの?」
「まぁ、こんな感じかな。気持ちの入れ替えをしてから頑張るんだ。」
「、、、ふぅん。じゃあ、なんで僕とは真面目の話してくれないの??」
「まぁ、ちぃは大体適当なことを言うからな」
「はぁ?そんなことないだろー!!」
「まぁまぁ。、、、ちぃ、今日は何の日か知ってる??」
不意に聞いてみる。
「、、、、ふふっ、みうみの活動記念日でしょ、知ってるよそんなの。」
と柔らかく笑いながら言うちぃ。
「でもさ〜、ずるくない?みうみとゆな以外みんな活動記念日は同じ日だよ?」
「それは〜、そう、だね。」
ずるいよー、と言うちぃはちょっと可愛くて、さすが天使キャラだと思ってしまう。
「こんばんわ〜!みうみだよ〜」
ちぃと別れて数時間経った後、配信が始まる。
「“こんばんわ!”こんばんわ〜。今日は何の日か知ってるー??“知ってますよ!”“もちろん!”良かった〜、誰も知らなかったら困っちゃうところだったよ。今日は雑談配信だからね〜、ゆっくりしゃべろうね。“久しぶりの雑談嬉しいです!”良かった良かった。で、今日はなんと、俺の活動記念日だよ〜!!」
そう言うとチャット欄には「おめでとう」がたくさん出てくる。
「みんなありがとね〜!みんなのおかげでユメミライは3年目に突入して俺は3周年を迎えました〜!“3周年と3年目の違いって??”あ、うーんとね。3年目は、そのまんまの意味。3周年は3年活動して、今年4年目って感じ。」
そんな話をしていたときだった。
「“活動を始めたきっかけってなんですか?”」
そんなコメントが目につく。
「きっかけー?そんなの、よくある話だけど、聞きたい?」
そう言いながら俺はここにきた経緯をみんなに話し始めた。




