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第二十三話 どうも試算らしい

いや、ガチでタイトル通りに、試算してるだけの回でして…

『魔導顕微鏡』と『魔導呪文書』と『嫁全員妊娠』の3アイテムが揃ったら

いちおう終パートに入れる事は入れて、数量的なのええかげんに処理して

ノリだけで突っ走ってもいいんですが、ちょっと本当に試算して

「本当にできるん?」って数量計算してしもうた回です。

いやマジで、それだけの意味しかない駄話回。

そんな駄話回なのに17700文字とか書いてもうたww


ほとんど、試算なんですがwww


いやもう、”晶石”での献精神力、

試し的にしたんだけど、これが大当たり。

日照時間的に”晶石”1日に20個くらい作れるんだけど

どーも研究的に、増幅呪文の書かれる密度が問題で

2重詠唱、3重詠唱っていうらしいんだけど、

1つの詠唱文節を書き込むと精神点1点

なので、オパールが大きいか、詠唱文節が高密度に書けるかで

”晶石”の限界精神力蓄積量が決まるらしい。


で、原材料のオパールの品質は

どの程度でいいかっていうと

宝石になるかならんか微妙やなー、レベルで良くて

それは1個100銀貨ぐらいで売ってる。

日本円で換算して1万円。

それぐらいの品質でなんとか”晶石”に出来た。


で、オパールの鉱石値段なんて、

実は500円~1000円の、銀貨換算5か10。

これをカッティングする加工代金が

工職人の腕よりけりだけど

まぁ10銀貨原材料を40銀貨で工賃で作れば50銀貨。

それを倍の100銀貨で売る。


基本、物の値段の原価は50%と

相場が決まってるらしいから、そんなモン。


冒険者が古代遺跡とかで発掘してくる”晶石”が、

売買レートが200銀貨で精神点1点。

だからこの程度のオパールなら、原価100銀貨なんで

50%で、なるほど、トントン。


だいたい”晶石”の製造は大きさやクオリティで

限界まで溜められる精神点が決まるんで、

5点までが100銀貨原石、

10点までが300銀貨原石、

15点までが600銀貨原石。

これオパールの原石代金なんで、

600銀貨のオパール原石を、

オパール鉱石から安く作れればもっと原材料安くなる。


600銀貨で売られてるオパールなんて

製造原価300銀貨って事なんで、

この値段で自国で製造できたら、

オパールを他所から600銀貨で買ってこずに、

自国で300銀貨で作れて更にお安くできるかも。


これが原材料の基本的な話。


ドワーフの職人さんが必死こいて、

作ってくれた文字原版で文節密度での、

1晶石の限界”晶石”蓄積精神力は12点。


なので、まぁレート的には損もあるけど、

原材料のオパール原石15点限界モノ600銀貨相当で

12点の”晶石”を作る事になる。


問題なのは、その値段。


冒険者が発掘してくる”晶石”の

12点の市場価格は3600銀貨。


まぁ発掘した冒険者には、商人がその50%の値段の

1800銀貨で買い取って倍で売ってるわけだけど、

ともかく市場価格が3600銀貨。


つまり”晶石”製造できるこっちにしてみれば、

市場で原材料600銀貨でオパール買ってきて

12点の”晶石”作って、

それを3600銀貨の市場価格で売ったら

3000銀貨の儲け。


国民から、毎日12人ぐらいから

”献精神力”して貰って

まぁ、ありがとう1銀貨(だいたい100円)ってすれば

3000-12=2988。


その”献精神力”を国民からしてもらう係員が

3人ぐらい必要だとして、その3人の1日給与が、

1日食費代の10銀貨とかじゃ、せつないんで、

まぁ20~30銀貨と色をつければ

90銀貨としても、2898銀貨の儲け。


1日20個が、晶石作る今の所の限界なんで、

オパール設置、文字焼き付けとかの製造員が

10人ぐらい必要だとして

1人30銀貨の支払して300銀貨

2898×20-300 = 57660 銀貨。

1日、日本円換算で576万円の儲け。


普通に”晶石”製造だけでボロ儲けww


まぁ雨天とかあるんで、毎日作れるわけじゃない…


と思ったら大甘だwwww


この世界には素晴らしいチート。

言語魔導レベル9魔法『コントロール・ウェザー』

という半径10kmの天候を自由に制御する

ハイパーインチキな魔法がある。


まぁ今は精霊王の好意で、タダ同然で雨天でも

正午の時間だけ、遺跡だけ晴れにして貰ってるけど…。


ともあれ


”晶石”貿易もいいのですけれど

1日生産20個の12点の”晶石”で

呪文書作るとしましょうや。


魔導活版印刷での、呪文書の原材料を、まー

ミスリル銀入りのインクで木版呪文書に

バンバン印刷したとして、

それが1枚1000銀貨とします。

1枚の、特殊インク文字書かれた木の板、

日本円換算で10万円ってのも、すげぇケドな。


これをエレシアみたいな、

凄い僧侶がお薬作るとします。

やってみましょう。実際に。

僧侶レベル+知力ボーナス+2d6

エレシア、僧侶レベル9 知力ボーナス+3 なんで


2d6+12 っての


1晶石12点の1回2点消費なんで6回分。

呪文魔力…試作6回…


17,17,19,18,23,19。


まぁ品質管理の問題があるんで、タラスとかが

精神点4点使って『アナライズド・エンチャメント』使って、

これを判定して魔力効能別に分けないと、

いけないんですけど。



呪文発動したら(お薬飲んだら)

そこで一発でペスト菌を体から駆逐されてしまうような…

それも、いきなり全快してまうような…

というより、”全ての重複した病気が治る”とか

マジキチな魔法効能が”キュア・ディシーズ”なんで

ペスト菌以下の雑魚病やウィルス性の病原も

一緒に駆逐するような、そんなお薬

貴方、何円で買いますか?

(これ水虫とかも同時に治るんかなぁ…)



魔力23のお薬呪文書なんか、

魔力22で『歴史に残る偉業』なんで、

下手したらエイズや癌も治っちゃいますぜ、ええ。



まぁ、魔力23なんか、まーー大安で見積もって

1000万円の価値があるとして



ワクチンや抗生物質等の的確な治療をしない場合の

自己免疫のみで戦った場合の、悪魔な病気を列挙してみて…


黒死病 

(死亡率50~70%:実績:14世紀欧州2000万人殺し)


コレラ 

(死亡率75~80%:実績:江戸で7万人:世界累計不明)


発疹チフス 

(死亡率10%?:

  実績:第1次世界大戦中ロシア軍兵士300万人殺し

                      累計不明)


結核 

(死亡率37%:実績:300万/800万(現代)

                    累計不明)


天然痘

(死亡率20~50%:

  実績:165年ローマ帝国で15年間で350万人殺し

                      累計不明)


スペイン風邪(超凶悪インフルエンザ)

(死亡率 8~16%:

  実績:5000万人~1億人殺し:感染者6億人)


いや、ちょっと、あの…、こんな凶悪なのの死亡数調べると、

数字の桁違って、おかしいんですけどwww

5000万~1億人ってなんや、おい……




まぁこんな凶悪な死亡率なのが完治するんなら

この時代で100万円出すのって安いくらいじゃね?

こっち世界換算で、10000銀貨。


なので、お薬呪文書を安く見積もっても

10000銀貨、軍馬一頭と同じとしましょうや。


材料の木版呪文書1000銀貨なんで

(自国生産品なんで、本当はタダみたいなモンだけど

 一応カールスント僧侶が作るという仮定もあるので)

10000-1000=9000(銀貨)


じゃ12点の”晶石”で、

6個のとんでもねー”お薬”価値計算


4.5万銀貨 +9.9万銀貨=14.4万銀貨。


市場で12点の”晶石”

1つ買ってきたとして3600銀貨

(自国生産しないと仮定

 ただし冒険者の遺跡発掘によって

  物が市場に出るので流通全体個数が少なく、

   買い占めると直ぐに値がつり上がる問題品)


3600銀貨 → 14.4万銀貨


ちょww 何その40倍の価値増幅www


1日で日本円換算1440万円ですとwww


それも晶石20個作れるんで

エレノアが全部使ったとして、

1440万×20 = 2.88億円  www


1日、個人で2.88億円の売り上げww

何その、ボッタクリ商売ww


それも、これすっげー甘甘で見積もってるから


「貴方、その病気なら死にます」って


金持ちに迫ったら、この10倍でも余裕でいけそう。

なら1日29億円の売り上げww

エレノアに1年300日は呪文書作らせて

超ボッタクリ商売すれば8700億円www


国民の1年の平均生産収入が金持ち貧乏人合わせて

平均年収500万円と仮定すると、全人口40万なんで

500×40(万)×(万)=20000(億)

=2兆円

ちょっとww エレノアの収入だけで

国民総生産の半分に匹敵するんかいw


それも、これ国民の1年収入だから4公6民で

40%を税収で取るとしたら8000億円が

王国が使える国家予算www


エレノアに無茶言うて300日作り続けて貰えば

国民の税金、この1年、取らんで済むな!!


ちなみに、国民の平均年収を500万で仮定したんで

労働日数300日で計算したら

500万/300=1.66万

1日、1万6600円 労働日に日当で稼ぐ事になる。

銀貨換算 166銀貨。


ちょww この仕事の労働者に

30銀貨の賃金って安すぎたww

生活費が1日10銀貨で、

まぁ1000円と換算できるんで

時間的な面で、3時間しか出来ないと思ったんで

時給10銀貨で、30銀貨にしたけど

(時給1000円換算)

こんな賃金じゃ1日166銀貨も稼げないww


じゃぁ平均収入は、もっと低いんかww

1日80銀貨とかか!!

日本円換算で300日労働で年収240万円…


あかんww


この国の国民から取る税収より、

国家事業で今してる事で儲けた方が

それだけで国庫が満ちそうwww



ちょ待て、低く見積もって年収240万で40%税収だと

240×300×0.4(万)×(万)=3840(億)

銀貨換算 38.4億枚。


税収40%で、年収240万相当だと

国庫に入って来る銀貨は、

理論的には38.4億枚になるんか!

まぁ小麦とか現物でだいたい”税”は入るんですけどね!

誰が38億枚も銀貨数えるねん…。


あーーーーー


エレノアに毎日エロい事して満足して貰って

300日間、

ボッタクリお薬呪文書作って貰おうかww

エレノア1人で、国庫的には

この国、救えてしまえそうww


流石レベル9の司祭、英雄寸前ww


スゲェww


僕の様な微妙なんと全然ちゃうわww



いかん、いかん、

計算が面白くて興奮しすぎた…

クールダウン、クールダウン。



別の視点で試算しよう。



そんなお金の話を無視して、

純粋に個数だけ考えると

出来るお薬、1晶石でエレノアで6個なんで

全部の”晶石”20個使っても、120個…

同じ様に300日作り続けて貰うとして

120×300= 3万6千個の お薬


おーー、お薬、3万6千個かーー


でも、1年365日で心の休みを65日としても

300日も、毎日、同じモン120個も作り続けたら

あんな高レベル司祭なら気狂うで…


他にも、10万人とか100万人とか

おかしな人数を殲滅する悪魔的病気を想定すると、

1日生産120個、1年3万6000個の備蓄で、

どないしろっちゅーねんという問題もある…



それも品質管理の問題あるから

20個の晶石、全部使えないし…



貿易レベルで見れば、

薬呪文書でボッタクリ貿易すれば

エレノア個人が1人で稼げる金額で、

国民から税収取らんでも国庫が回るとか

なんかそれはそれで狂ってる

話にもなるんだけど…



貿易とかお金じゃない問題でこの現実を見れば

全然、お薬の数が足りん…



それより、そんな単純労働を

最高位に近い司祭にさせてたら

気が狂ってしまいそう…そっちの方がヤバイ。

レベル10なったら、司教やれるんちゃうんか…。

2,3国の大地母神教徒を顎で使える

地域管区司教に…


そう考えると、悩ましいの…



木版呪文書1000銀貨ってのも

ちょっと、ふっかけすぎな気もするけど

まぁ、今は、試作段階的なのもあるんで、これとして



呪文書が出来るのは、とてもいいんだけど、

呪文書の自国内生産とか考えたら

根本的な数が足りない。

全然足りない。



貿易的に見れば、自国で作れる生産物としてはウハウハ。

木版呪文書をカールスント公国に、

バンバン印刷して送りつけてもウハウハ。

カールスントも、自国の僧侶に薬呪文書作らせて

こんな値段で売買すれば、やっぱりあっちの国もウハウハ。



国としての財政面では、これでいいんだけど

うーーーむ……



量での勝負は、カールスント公国の僧侶に任せて

”晶石”は質の方に重点を置くべきか?

どんだけ木版呪文書でカールスントの人海戦術に頼っても

『それがどれだけの魔力で、どれだけの病気に対応できるか?』

それが鑑定分類できて、呪文書の品質管理できなきゃ


お薬呪文書使った! 

魔力が足りずに病気に効かなかった!

死んだ!

じゃ、シャレにならんし…。



「品質管理を安くする方法が重要やなぁ…」


僕がそう言う。


「ですなぁ…」


品質管理でアナライズド使ってるタラスもそう言う。





ちょっと人口的なモノを見て見よう。


中世欧州の人口が10世紀で見て1000万人ぐらい。


なので、ウチの国の国民が全部で40万人として

王都ジキルハイドに4万人。

国土内の都市人口が3000~1万人。


ジキスムント王国はアホな戦争やっちまったせいで

元々の貴族は大没落して、

今は全都市に対して王家王都からの中央集権体制にしてる。


でも他所の国は、普通は封建制度なんで

貴族諸侯が各都市を統括し

その統括貴族が税収とか都市ごとに取ってるんで

王国の王からの国家全体命令は、出しても上手く回らない。

(100%無視するわけにもいかないけど)


中世の王家なんて、普通は貴族会議の議長みたいなモン。


ジキスムントで王命が

こんなにも国全土にあまねく伝わるのは

戦争で前支配体制がぶっ壊れて、

暫時、中央集権で乗り切らないと、

シャレになってないからで、

そういう背景でウチの国情は他国より特殊なのだ。

残存貴族も、そこら辺は重々承知なんで、

反旗翻すどころじゃない。

そんな事したら、普通に餓え死ぬ。

王都から貿易で得た食料を、

各諸侯都市に回してなんとかやりくしてんだから

トチ狂って反乱なんか起こしたら、

むしろ周辺貴族がボコボコにしに行くだろう。

そう言う意味では、前王がアホな戦争してくれたんで

ここまで1国をブン回せてるんだよな…。

有り難い話だけど、なんだかなって感じ。




まーー、今は、他所の国の事は置いておこう。

自国がどーにもならんのに、

他所の国の話まで考えるとか、お笑い種だ。



どんなに貿易価値があろうが、

エレシアが作れる120個の薬は重要なお薬。

エレシアに300日単純労働者して貰って

3万6千個のスーパーお薬を国庫に備蓄して

緊急対応に備えるとか考えたとして、

でも、四方八方からやってくる

ありとあらゆる病気に1年中対応できるもんか?



あるいは貿易したお金で薬草類の化学的なお薬作って

それで大量の人数に対応できるような方向性で考えるか?

全人口40万…、つか、本当に40万なんか?


ああ、国勢調査いるわ…


「国民、本当は何人居るんか、戸籍名簿の調査よろ」


王命発令。


とにかく、全人口40万とする。

前の強行策で、未然に黒死病の大流行は防げたけど

ワクチンとか抗生物質とか都合の良いモンが無い以上

まだまだ”疫病”の脅威は無くならない。


衛生の向上を王命で出したけど、

それが全国土に完全に浸透するまで、

どんだけ時間がかかるのやら。


なーんせ、中世なんてオマルに排便して、

汚物は路上に投げ捨てるとか無茶苦茶するからな!

シッ○、ウ○コ、路上に垂れ流し。

だから、臭いが付いて路上は臭いわ、

排便内の病原菌が空気に乗って病気がそれで蔓延するわ、

風邪とは、正に風に乗ってくる邪ですよ。

そりゃそんな事してりゃ、黒死病が大流行しますわな!


簡易でも、下水系水路を引いて水流して水洗すれば

それだけで衛生力スーパーアップですよ!


時代は違うけど17世紀、世界最大の人口を誇っていたのは

実は鎖国してあんまり知られてなかった”江戸”!

ロンドンですら90万人だったのに

100万都市余裕でブッチぎってたのは江戸!

その理由の1つが、欧州よりはマシな”衛生”。


実際には、京都の方がより整備されてたそうだけど

京都では、排便を水に流して川に繋げたり

農地への肥料に循環するように集めたりと

川の水資源が豊富な土地柄を利用しての

水使いまくりの水洗系で町を作っており

その文化が微妙に江戸に伝搬して、

まぁ糞尿を道に捨てるとか

そういうのは、やっぱりそうだったらしいんだけど

それが乱雑ではなく脇に整頓されていたので

欧米人に”なんいて綺麗な街なんだ!”とか

感嘆されたんだとか。



ちげーよ、お前等の衛生感覚がおかしいんだよ!



風呂も入らず体も洗わず、糞便は路上に投げ捨てて

馬や人間が便に足取られて転んで死ぬとか

そんなアホな光景を18世紀から19世紀まで

延々と続けていた、その感覚がおかしいんや!


そりゃ、それならペストもコレラも蔓延しますわ!!


みんなに顕微鏡で見せた細胞片や血の中にある

「病原菌」のそれを説明して、

こういうのが、ゴロゴロしてんのが排便なんで、

これを浄化しないと駄目。

って説明したら、そこでようやくみんな

『病気って、そういうルートで、かかるんだ!』

って、王族系研究室で納得して貰えた。


それだけで『値千金の価値ある知識!』と

デルゼン陛下にも精霊王にも感動された。


なので、下水道をなんとか道路ルート脇に作って

川の水引いて流したり、雨水で流したりして

下水溜め施設を作り、それを農地肥料として使うのと

『ピュリフィケーション』で

浄化して綺麗な水に戻して引いた川に戻したりと

精霊魔導師達、上水にも下水にも大活躍だった。

それもレベル1の初心者が。


水大事!水大事! 水は命の元!



その下水道整備の体制は、

むしろドワーフ王とエルフ王が

同じ様に自国にも上下水道指示をしていた様だった。

まぁエルフは元々、綺麗好きなんで、

澄んだ森の中の、綺麗な水で暮らしてるから

必要無いと言えば必要無いらしいけど

知識で持っている事は間違い無く意味があるからと。



そんなこんなで下水も上水も国土再建するついでに

王都には真っ先に再建途中で組み込んでいったから


「再建中のジキスムント王国、王都ジキルハイドの空気は

 なんて澄んでいるんだ素晴らしい!!」


とか、貿易外交に来た他所の国の外交官に感動されるとか。

それが糞便の水洗処理なんですよ、臭いが消えるんです

糞便は病の元なんですよー的に

こっちの外交官やら国民にやらに言わせて


「そうなのか!」


とか、感動させて相手の国に帰す。

すると、相手の国も「やってみようか?」とか

そういう流れになる。

よし。

そんなの、そこまで計算してなかったが、

結果論的でいいぞ!



他には「お風呂」とまでは全員いかなかったけど

「体を洗う事」を国民レベルで奨励した。

綺麗な川が近くにあるんなら、

川で身を清めるという方法でもいいと、

体の垢を落とさせるおふれを出す。


『汚い体に病気の悪魔は寄ってくる』


とかそんな、信仰レベルの教えで広めて。


ついでに、アントニーに

『これ国家機密なんで、他に漏らしたら殺すで!』って

念込めるか、『ギアス』かける寸前、っていうか

最初は『ギアス』かけてシャレじゃないのを示してから

『魔導顕微鏡』の試作で、生物観察させる事にした。

方向性は、まだまだだったが、例えば病気のサンプルを

検体観察して「何かが分かる」と病原相手の特定できれば

どの医療方法を用いるかとか方向性つくじゃん。


夏風邪相手に、エレシアのエイズでも治せそうな

お薬使うのアホらしいもんな。


その話を聞いてアントニーがドン引きの後に

ボロボロ涙流して、これこそ私の天命だ!

とか叫んで猛烈な勢いで顕微鏡観察しだす。

ついでに、安定的に作れ始めた”紙”で

紙沢山渡して、スケッチとかどう? とか言うと

また泣いて”これが神の思し召しか!”とか

凄い勢いで、観察し始めた。

ああ、これなら最初から、使わせてやれば良かったかな…。

「どんな改良あったらいいか、

 気付いたらレポート出してん」

とかお願いする。


そんな検査体制を整備しても、それはそれ。


必殺のお薬できても、絶対的な数が足らん。

全然足らん。


というか、あの世界の2000万人も死にましたとか前提に

今更、こっちで出来る限りの”こっちのお薬”作り出すと

あっちの死者数、アホ過ぎる死者数だな!って愕然とする。


何だよ!2000万人が殲滅されたって!


この世界の人類全人口の2倍も死んだとか、なんやねん!


スペイン風邪に至っては、1億人死んだかもしれんて!?

ナニソレ!!



ますます、僕の元居た世界の、昔の人類

メンタル強すぎで、ドン引きだよ!!!

どうしてそんな壮絶な生き方してたのに

僕の時代では、僕だけじゃなく他のみんなも

「存在空気」みたいな、

その他大勢の「凡人」になったんだ?


わけわかんねーよ!


こんな病魔の死と隣り合わせで

いつ病気に流行られてもおかしくない状況。

それも冬が近い収穫の秋なんで、

冬のインフルエンザとか流行ったら怖いし!


むしろ、怖いのインフルエンザだし!


致死率が悪魔過ぎて気をつけないとアカンで

衛生のマークが出来る奴より

毎年やって来て、空気感染で毎年コンスタントに

猛威を振るう奴の方が

エレシアのスーパーお薬的には困るし!!



そんな”また疫病来たらどうしよ!?”って状況だと、

秋の収穫で、まぁ戦争しちゃって

例年通りの収穫はできねーけど

それでも、貿易とかで補って

敗戦時の絶望感よりは、

なんとか食料だけはなりましたわ!

って、1つの安心があっても、

やはり冬の不安が尽きない。



自分の国民40万人…

それも、僕は今はジキスムントの王だけど、

同時にファーレ王国の王太子。

挙げ句に、トーディ国とジーネン国とカールスント国の

もしかしたら王位継承する者も出来るかもしれん王子か王女を

嫁の腹の中に作ってる各国王家親族。

(ジキスムントはもう王位継承確定なんだけど)

少なくとも、自国民だけじゃなく同盟5カ国が本当の防衛範囲。


もし本国と親族国で疫病が流行ったりしたとき

”いや、そこは自国じゃないんで…”

とかそんな事、言えるわけがない!!


うぉう、すると100万人単位での健康維持。

そんなの、どうすればいいの!?


つーか、こう…、

10万人単位100万人で国民の健康保全とか

考えないといかんのが王様なのに、

あっちの世界、よくもこれで、戦争とかまで出来たな!

そんな余裕、何処にあるねん!!


いやまぁ、領土取って、そこの特産品で貿易したいんですとか

ある意味、国を富ます為に戦争するんだから

国民全体の富と長い目で見れば、それも国益だと思うんだけど。


とか、ブツブツ姫と喋ってるとリーナ姫なんか


「国民を政治の道具と割り切らない

 陛下の感覚が王族的に変なんですよ…

 国民は基本的に奴隷って気分が

 王族と貴族の感覚ですよ?」


とか言ってくる。

だから、陛下は国民に非常に愛されているのだと。

農地を農民と同じ目線と地平で耕してくれる、

恐ろしい王だ、と。


「ああ、そっかー

 国民みんな奴隷みたいなモンって感覚なら

 そんなギリギリの状態でも

 戦争とか強行な事が出来るんかー」


と僕はリーナ姫の指摘に驚いた。


奴隷解放に驚かれたのもそういう事か。

ああ、僕の”凡”って感覚、

こっちではスゲーんだなぁ…。


まぁいいよそこは。

僕、自由教の教祖だし。

あの神ほど達観はできないけど

フリーダムに行こうぜ!

フリーダムに!!


しっかし、100万人単位の健康保全? 

そんなん、どないせーちゅーんじゃ?



仕方ないんで、また辞書にヘルプミー。



もうこの辞書、別の意味で神様やな…




辞書:

お前、成長したな。


「なんだよ、今日は人間味モードかよ!」


まぁそんな時もある。


「ともかく、こんな頑張って10000人とか

 必死こいて20000人とか、それぐらいの薬作るとか

 やれる事は、してるつもりなんだ!

 でも、10万人単位とか無理ゲー!

 100万人単位とか、もっと無理ゲー!

 そっちの世界の製薬って、凄かったんだなって

 こっちに来たら、本当によく分かったわ!!

 錠剤とかの、お薬最高!!!

 お薬大量生産システム万歳!!」


分かればえーんや、分かれば。


「こっちの神様みたいな言い方やめてwww」


ええやんww たまにはww


「そうかww」


さて、じゃぁどうするかねぇ…

黒死病だとかコレラだとか

ちょっと、それはナーみたいなのは

まぁ、そっちの世界では全体防衛は無理ゲーで、

ともかく基本は予防で頑張るのが

こっちの世界でも未だにセオリーなんで

だから検査、検疫体制は

現代でも重要なわけですが…

それ以外の病気だと、『解熱』かな…


「解熱?」


病気による発熱というモノは

本来は自分の体が、敵病原を倒す

あるいは弱らせる為にする事なのだ。

42度というのは、

タンパク質が凝固して変質してしまう温度だ。

なので、どんなモノであっても

タンパク質で構成されているモノは

42度に近付くと壊れる。

ウィルスのような「タンパク質?」

と、生命であるのかさえ疑わしいのは別としても

「ウィルス感染細胞」を殺すという観点では、

体内熱で殺すというのは理に適っている。


これは戦争の理論と同じだ。

戦争で同数の兵隊が戦った場合、戦いが膠着化したら

兵糧という補給が無くなった方が先に負ける。

その理屈。


体細胞という、

体全てで栄養循環を作っている大システムに対して、

バクテリア等の微生物は、単体で基本生きている。

そうならば、体温熱を上げて

42度とはいかないまでも、39度、38度

と高温状態で戦う状況になれば

白血球の「好中球」とバクテリアが殺しあって

だいたい同じ数で死んでいっても

他所で生産した「好中球」をまた補充して

戦線に投入してバクテリアの数を削っていけばいい。


発熱体温というのは、初期免疫活動において

「有利戦場」を生み出すという行為で、

バクテリアの補給線の弱さを

徹底的に突くという事なわけだ。

それが免疫の自己発熱の理屈なのだ。

だから、その理屈では、熱は下げない方が良い。


「熱は、下げない方が良いのか!」


まぁ理屈ではその方が良いんだけど…

結局、それが『体力』だ。

バクテリアも長い事、人や動物の体や自然界を

生き延びてきた”しぶとい奴等”だ。

如何に不利な戦場であっても、必死に生き延びる。

なので、体が一気に勝負をかけたくて

発熱をヒートさせる時、例えば39度などになる時

バクテリアの数も増えまくり

白血球の数も増えまくりの猛烈な殴り合いになった時

体全体が、

『39度等の自己発熱に耐えられるほど

 全体組織が頑強かどうか?』が問題になる。

児童が死にやすいのもそこにある。


「?」


結局、39度の熱を出しているってのは

同時に自分の細胞もジワジワと殺しているって事だ。

何だかんだ言って病気になれば

主戦場は肺などの臓器でもあるが

重要なのは『血管血液』の体内循環系全てで

そこで猛烈な殴り合いをしてるのだからな…。

そうなると、高熱の血流が体を巡り回るんで

体全体の細胞が死んでいく。

つまり自分の体内高熱で

バクテリアと自分の体細胞を同時に殺し合って

どっちがこの熱に耐えきれるか勝負しよーぜ?ってのが

発熱による免疫側の攻撃だ。


「なるほど、前に言ってた

 自分が自分に殺されるって奴か…」


で、児童はその自己発熱で

体全部を壊していくのに

体が耐えれる体力が足りてない。

体の体細胞が成長しきってないからな。

なのに免疫の方は逆に若いから活性だ。

そうなると、ドーンと、いっきに熱が出る。

で、何日も続く高熱体温に耐えられず、

栄養という補給源も足りなければ

そこで自分の発熱に負けて死ぬ。

病気とは、インフルエンザの様な

急激にドーン!もあるが、

ともかく、高級免疫である「抗体」を

体が作るまでの、しんどい長期戦なのだ。

エボラ出血熱の様な、「コラーゲン」を

破壊していくような奇特な奴はともかく

細菌性だろうがウィルス性だろうが

免疫が相手に撃ち負けない

互角の勝負ができているなら

長期戦に持ち込んで

「抗体」ができるまで踏ん張れば、

病気を乗り越えられる見込みがある。

となると、自分の体がしている事とはいえ

高温発熱を解熱して、

自己細胞の自己熱死を止めてやる必要が有る。

まぁ、免疫の方が病原に

撃ち負けてないのならだがね。



「高温発熱の解熱…」

それを聞いた時、僕は不意に、

昔病気になって熱を出して苦しんでた時

母さんが解熱薬を飲ませてくれたのを思い出した。



解熱薬の歴史は古い。

今のアスピリンの元になった

『セイヨウシロヤナギ』の葉を煎じて飲めば

それが古代での解熱薬だった。

『セイヨウシロヤナギ』の葉の中にある

サリシンの成分に解熱効果がある。

このサリシンを化学処理していけば

サリチル酸になり、

もう一回処理すればアスピリンになる。

まぁビーカーさえロクにないそっちの世界で

そこまで出来るかどうかは疑問だが

ヤナギの葉を煎じるというだけでも

薬剤が作れるのなら、方法論だろう?



「植物原材料だけでいいのか!」



効果を最適化して効能を強めなくてもいいなら

自然物質の中にあるモノを使うのも方法論。

薬草など、その典型だ。

ヤナギでの解熱は、古代ギリシャ

『医学の父』と呼ばれる

『ヒポクラテス(紀元前430-370)』から

用いられていたという方法なのだから

その歴史は、とても古いだろう?



「ちょっと待て、そんなに古い時代から

 あったのなら普通は解熱の知識として…」



これが笑ってしまう話なんだがな。

中世になるとヤナギで籠を作って売るという

商売が盛んになってな。

その商売の為に、ヤナギを摘むのが

罰せられるようになって、

この解熱の自然特効薬は

忘れられていったというのだよ。



「はぁ? なんだそりゃ…」



それが中世『暗黒時代』と呼ばれる

カトリック一神教の教義以外は悪魔の教えと

科学的、化学的、経験則の知識の発展を

弾圧していった時代の歪みなのだ。

知識だけなら、古代ギリシャの方が

まだマシだったんじゃないかという

知識の封じ込めの時代だったんだな。

だから、十字軍なんて面白い事をしても

科学知識にまだ開放的だった

イスラム帝国群にボロクソに負けたのさ。

中世の科学的文化的覇者は

イスラム帝国なんだぜ?

大航海時代で貿易迂回ルートが生まれるまで

西洋はイスラム帝国群が独占する

中東の有利貿易路に手も足も出なかったのさ…

まぁ『活版印刷』で「宗教革命」が起きて

知識の封じ込めに綻びが出たからこその

次のルネサンス時代と大航海時代の

到来にはなったわけだが…



「なんか…それを聞くと

 こっちの世界が多神教で良かったって

 気分になるな…」



そうかもな…。

ともあれ、解熱剤の歴史がいくら古くても

その処方が適切でなければ意味が無い。

過剰投与は逆に毒。

薬は分量を間違えれば、たちまち毒だ。

それと、どのタイミングで投与するか。

高熱危険のタイミングで投与しなければ

せっかく体が熱で戦っていても

37度程度の熱を解熱するのなら

むしろ免疫の仕事の邪魔をするだけだ。

薬投与の見極め。

それが医師や薬師の仕事だろう。

そうなると体温計だな…必要なのは…。



「体温計か…そうか…

 ヤナギは、なんとかなりそうだ…

 でも確かに、適切な薬物分量と

 危険体温の見極めが必要か…

 体温計…うーむ…」



まぁ、まだ大事な事もあるが

ひとまずは、そこら辺を準備してみろ。

だからといって、風疹やはしか等

児童に脅威な病気が

乗り越えれるかは分からんが

あると無いとでは、大違いだよ。

きっと。



「そうか…そうだな……

 あの…あのさ…」



なんだ?



「辞書さん…

 その…ありがとう…」



フフフ、ハハハハハ…

そうだな、そうだ、そうだ。

きっと”ありがとう”だ…。




そうやって僕と辞書は笑った。







さて今日の、夜伽ターイム! ですがー


嫁をガールと呼ぶのかワイフと呼ぶのか

つまり、ガールズトークと呼ぶのか

ワイフズトークと呼ぶのか

でもワイフズトークって絶対にねー言葉だよな…


ともかく、いらん事…でも、僕的にはないんだけど


エリン姫が興奮してしまったのか

喋ってしまったんだなー、コレが…


なので、4人とも勝負下着(?)なのか

よーわからんけど、

己のアイディンティティを見つけた…




スケスケアラビアンナイト風吟遊詩人姫


(布地)ビキニアーマー風姫騎士


女奴隷風奴隷姫


ミニスカ露出度更にアップ淫乱僧侶姫




その衣装でばっちり決めて、

さぁまた昔の様に4人で絞ってやりますわい的に

ベッドの上で艶っぽい笑みを浮かべていた。


っていうか、

もうお腹に子が居るんだから絞らんでも

ええがな的にも思ったんだけども


「愛されてないと死んでしまう程

 私達を愛でたのが貴方が悪い!!!」


と言って4人とも迫ってきたのだった。

おお、これを『ハーレム反動』とでも呼ぶか。

欲望の限りハーレムで嫁を愛でると、

死ぬ寸前までやがて種を絞られるようになるという…。


っていうか、GM、あんたの書くハーレム物って

100%主人公、快楽地獄に落ちるよな!


GM:

「そうな。

 ま、可愛いヒロインは作者は幸せにさせたいんで

 そうなると欲望の限りを尽くした主人公は

 愛欲の反動で天国&地獄モードってのは、

 俺の書く(描く)モノのお約束だし…」


ああ、そうかよ!!

いつも通りかよ!!!


GM:

「艦これの方、放置してんだから

 それなりに頑張ってくれよ。

 母乳ネタとか金剛&大和でしたかったのに

 こっちに使ってもうたんだからの…」


いやいや、あんた、これ作品にする気あるんかい!

僕の脳内と普通にトークすんなや!


GM:

「なら頑張ってくれ。

 それなりに、渋での艦これモノ

 続き描けやって要望

 今、完全に投げて、

 こっち書いてるんだからの…」


わかったよ!

もういいよ!

頑張るよ!


ええ頑張らさせて貰います!!


いいよ!愛してるから!

いいですとも! 愛してますから!



あーーーーーーーーーー!!!



ともあれ、エリン姫が他の姫に、

ついつい、みんなに”言っちゃった”事で、

目の前はどえらい事になっていた。


「飲み比べて下さい! 私のおっぱいも!」


と、ビキニアーマなんだけど、

肝心の守る場所が布地という

いやもうそれ、

アーマーでも何でもないよね?なリーナ姫が

胸部布装甲まくり上げて、迫って来ていた


「私のおっぱいも、かなり美味しいんじゃないかって

 期待してるんで、是非、飲み比べを!」


とか奴隷服の胸をはだけさせて、

おっぱい出して迫って来るロット姫


「この魔法、胸が張って少し苦しいですね…

 ここは搾って頂かないと…」


とか、僧侶服なのに胸をまくれるように強化してきた

淫乱僧侶が、みんなより少し大きいバーン!を出して

迫って来る。


「あの、やっぱり今日も、

 私のも飲んでいただければ…」


と、おずおずとしながら、

吸乳の快感に目覚めたエロ吟遊詩人も、

結局そこに半透明の布があるだけで何にも隠してない、

おっぱいを出して迫って来る。


なんですか!

この天国は!

ここが涅槃ですか!


ここがエリュシオンですね!


そうですね!アフラ・マズダー!


「よっしゃ、自分のやった事じゃい!

 こうなりゃ徹底的にはっちゃけるで!

 嫁のおっぱい、飲み比べじゃい!!」


と、エリン姫が

”あー陛下に、母乳吸われて凄かったですわー”

ってみんなにワイフズトークしたせいで、

おっぱい天国になった、おっぱいの園に飛び込んだ。


まずはリーナ姫…


「む!エリン姫と同じ味ではないと!?

 母乳って、人によって味が違うですと!!

 でも上手ぇ!」


とちゅーちゅー吸ってみる。


「あ、陛下、え、ああ…これは…はぁ…」


ただ勢いでやってきただけだろうに

いざ吸われるとビックリし、

しかし、今までと全く方向性の違う快感に

顔を赤くするリーナ姫。


「あーー!!次は私でーー!!」


と強引に僕の顔に乳を押しつけてくるロット姫。

押しつけられた乳を口でキャッチし、そっちも吸う。


「!?やっぱりロット姫も味が違いますか!

 む、甘いですぞ!むむむ!?」


と、3人目の嫁の乳を吸って、

3人とも味が違うのに驚く。


「んーーー!? こ、これは…

 なんか凄いですね!!!」


こっちも勢いでした癖に、

吸われる乳の快感に真っ赤になるロット姫。


「ふふふ、陛下…きっと濃厚な私のも

 是非に是非に…」


とか、淫乱僧侶が、みんなより少し大きいバーン!に

両手を使って僕の顔をその中に埋める。

というか、この人、これでよく僧侶の資格剥奪されんな…

まぁこの人の神、カーチャンだし、

カーチャン神なら、これでいいのかもしれんが、

神様の霊媒に、僕のロッキーの為に何回も成ったのに

神聖上がるどころか、淫乱上がってるのどうんなん?


でも吸いますよ!ええ吸いますとも4人目も!


「ええい、このエロ僧侶が!

 ちょっと飲ませてみんしゃいな!」


とか飲む。チューチュー。


「うわ…なんか凄く栄養ある乳…

 甘いケド、それより…こう、

 赤ん坊、絶対に栄養いっぱいになりそう…」


と、淫乱エロ僧侶の乳が、

一種の濃厚な味になってるのに驚く。

ぬ?カーチャン霊媒に使ったんで

赤子が来た時にフルパワーで育てれるように

エロ僧侶の体に細工でもしたんか!?

とか、疑ってみる。


「あ、これ本当に凄い…

 あら…これだけで満足してしまいそう…」


とか、吸われる乳に凄く恍惚な顔になるエロ僧侶。

この人がどんな難病でも治せるお薬作ってるとか

ちょっとお薬を魔法される人には見せられん姿だなー


「あ、あの、わ、私も、今日は!今日も!」


とかエリン姫も乳飲み希望する。


「っしゃー! 4人コンプリートするでー!」


と飲む。


「んーーーーー!!

 やっぱり凄いですーー陛下-」


なんかこれ癖になりそうっていう

そんな表情で真っ赤な顔してるエリン姫。


「うーん、甘くて美味しいなぁ…

 つか、全員が全員、1人1人個性ある味してるなぁ…

 全部同じ味と思ってたけど、そうでもないんだな…」


と飲み比べて僕は驚いた。


うむ、後で辞書で調べたのだが


母乳は当然、母の体から作られ、

その元となるのは血液。

なので血液に流れる要素、母の食事の質で

甘くも苦くもなるという。

健康で栄養豊かな食事をしてると、かなり甘くなり

お酒とか飲んでると、お酒の成分さえ滲むという。

そこら辺は、赤ん坊も味が分かるらしく

美味しくない母乳だと、

あーあー泣いて嫌がるそうな。

甘ーいおっぱいが、赤ちゃんは大好きなので

栄養に満ちた血液になって下さい、となとな。


そうか!みんな王族だもんな!!


何だかんだ言って美味しい御飯食べてるし

この世界は『キュア・ポイズン』という

毒殺専門家を無力化する恐ろしい魔法があるので、

あっちの世界みたいに、

王の食事の毒味役とかいて毒味役が試食して、

大丈夫と分かった後に

冷めた食事食べるという、

王様のワリにシュールな食事しなくていいもんな!


そりゃ栄養満点の姫さまのおっぱい

甘くて美味しいの当たり前か!!


なんと!!


これはヤバイ! 

やみつきにやりそうではないか!!


思わず、僕は興奮して4人のミルクを

替わり代わりに味わう。


むぅ!ハーレム万歳!


「はぁ…陛下に種を注がれてお腹に子が出来てから

 一体感が増して毎日満足でしたが…」


と頬に手をあてて真っ赤になってリーナ姫。


「ええ、こうやって注がれて体全部、陛下に犯されて

 ああもうこの体全部、

 陛下の物だって思ってましたのに…」


と頬に手をあてて真っ赤になってロット姫。


「こうやって陛下におっぱい飲まれますと、

 陛下の体の中にも私達の乳液が満ちていくのを感じて

 もっと一体感を感じますわ…」


と頬に手をあてて真っ赤になってエリン姫。


「ああ、もういっそ、

 陛下も私の大きな赤ちゃんで構いませんわ! 

 もう第2子、第3子がはちきれるぐらいに

 おっぱい飲んで下さいまし!!!」


とか、おい、ちょっと1人だけ更に暴走すんなエロ僧侶!

しかし、ぎゅーっと一番おっきなおっぱいに

僕は顔を埋められて、エロ僧侶の、

なんか思わず元気になってしまう濃厚な乳を飲まされた。


そしてマザコンでロリコンの、某赤い人みたいな愚息が

あるいは、彼女らの第二子、第三子が、

ニーちゃん、ネーちゃんだけ、先にずるいぞ!

僕達もカーチャンのお腹の中に宿りたいぞ!

とばかりにハッスルする。


おいちょっと待て、エロ僧侶。


まさか試作である

『アレが夫婦間で凄く良くなる魔法』

こっちも試験運用で使ってるんじゃあるまいな!


と思わず目だけ見上げてエロ僧侶を見ると…


あ、笑ってやがる!!


あーーー! いつの間に使いました!?


いつの間に、精神抵抗値チェック失敗しました!?

僕、これでも冒険者レベル7よ!?

相手はレベル9とはいえ、

そう簡単には、かからないハズなのに!


ま、いいけどね!

みんな気持ちよくなれるんなら、いいけどね!!


うん!

ビバ、ハーレム!


とか、エロ僧侶の乳を吸っては飲んで

甘いミルクにハァハァしてたその時…

もう抱腹絶倒の素晴らしい高揚感のその時…


その時だった。


一瞬、僕の脳裏に

覚えているハズの無い記憶が蘇った。


(「ねぇ良平ちゃん…

  生まれてきてくれて、ありがとうね…

  ママのおっぱい、おいしいでちゅか?」)


そんな、絶対に僕が、覚えているハズのない

そんな事、覚えていられるハズがない

そんな光景が、僕の頭の中に

その光景で蘇ったのだった。


「あ……」


僕はその光景を見て、一瞬で固まった。

固まったその状態で、エロ僧侶の甘い乳を吸う。



(「ママのおっぱい、おいしいでちゅか?」)



「あ…

 ああ……

 ああああ……」



僕はその絶対に覚えているハズのない

母の問いかけの記憶に呆然となった。

エロ僧侶の美味なる乳を飲みながら…

その甘さにとろけながら…

しかし、その甘さに感激するからこそ

その甘い味ゆえに

忘れていた記憶さえ、思い出したのだった。


「あああああ……」


僕は、呆然として呻く。


「あああ‥……」


呻きながら…


(「ねぇ良平ちゃん…

  生まれてきてくれて、ありがとうね…

  ママのおっぱい、おいしいでちゅか?」)


またその光景がリフレインする。

そして僕は突然悟った。

何かとても大事だったモノに

もう自分が2度と会えないのだと。


「ああああ……」


(「ねぇ良平ちゃん…

  生まれてきてくれて、ありがとうね…

  ママのおっぱい、おいしいでちゅか?」)


その言葉が僕を責めた。


(「生まれてきてくれて、ありがとう」)


そうだ…僕は異世界転生者…。

もう、あの世界で生まれたわけではない…。

僕はここに『転生』した。


ありがとうと最初に望まれたのに

誰からも望まれていないと世界に絶望し

僕はここに『転生』した。


それを理解したからこそ、

だから僕は、泣き始めた。


「へ、陛下?」


その異変に気付いたエロ僧侶が、僕を見下ろす。


「ああ…あああ…

 そうなんだ…

 きっと、たいていは、誰だって…

 誰だって…こうやって…

 覚えてもないその時に…

 母の愛に守られていたんだ…

 全員が、その事に、誰も気付かないままに…」


そう言って僕はそこで、あー!と泣き始めた。


そうだ、母乳を飲ませてくれた母でさえ

きっとそれが『当たり前』だと思って言っていた。

そんな事が出来るのは、

きっとみんなが『当たり前』だって思って

それを口にしていた。


それは簡単に言える事なのだと

『当たり前』の事なんだと

みんながそう思い込んで、そう言っていたのだ。


2000万人も1億人も、

信じられない量の屍を乗り越えて

誤解と迷信と狂信で、長い時間を迷走して

ようやく、そこに辿り着いた『当たり前』。

それが、まったくに当然であるかのように

あの世界の人は、”凡”の感覚を受け入れて

それを語りかけていたのだ。


(「ねぇ良平ちゃん…

  生まれてきてくれて、ありがとうね…

  ママのおっぱい、おいしいでちゅか?」)


「陛下!?」


その僕の突然の泣き始めるという痴態に、

流石に4人の姫が騒然となって

みんなで僕を抱きしめる。


「あああ…お母さん…

 はい…

 ママのおっぱい…

 おいしいです…

 とっても、とっても、おいしいです…」


僕は、もたれかかった、

リーナ姫のおっぱいに口を付けて、

その甘いミルクを飲んでそう言った。


ああ、みんなの母乳さえ出てる

柔らかすぎるおっぱいに僕は圧殺された。


そうだ、僕が覚える事さえ出来ない時間

思い出す事さえ出来ない時間に、

ぼくはこんな優しい柔らかさに抱かれていた。


このおっぱいの柔らかさこそ母の胸だった。


そして、今、嫁達は僕の嫁であると同時に

母にも、なろうとしている。


そう、彼女らのお腹の中の子が

この世界に現れるとき

きっとその時に

彼女らも語りかけるだろう

何気なく出てくるその言葉…


(「生まれてきてくれて、ありがとうね…」)


そう同じ様に彼女らも、語りかけるに違いない。


それが分かるから、僕の涙が止まらなかった。


どうして異世界に転生して

異世界の嫁を妊娠させる様になるまで

そんな大事な事に気付けなかった!!!


「ああ…アアアア…」


僕は呻いた。


「陛下、どうされたんですか本当に!

 何か哀しい事でもあったんですか!」


あまりの僕の異変に、エロ僧侶も

心配になってそう問いかけてくる。

だが僕は泣いたまま、言葉を返した。


「あうあう…

 みんな…お願いがあるんだ…」


僕は泣きながら呟く。


「陛下?どうしたんですか?

 どうされたんですか?」


僕のそんなあまりの痴態に

真剣な顔になって僕の涙を問う4人の嫁。


「僕とみんなの子供が

 この世界に生まれたときに

 その子に、こう囁いて欲しいんだ…」


僕は泣きながらそう言う。


「な、なんと囁けばいいのでしょうか?」


可愛い嫁達は、震えながらもそう尋ねた。

僕は相変わらず泣きながら呟いた。


「生まれてきてくれて…

 ありがとう… って……

 そう……言って欲しい……」


僕はそう呟いて泣きながら、嫁達の、あの懐かしい味を

また吸い始めるしか無いのだった。




いやー、艦これのハーレム紙芝居で、

金剛&大和の母乳チューチューとか

そういうネタ考えて、やろっかなーと思ってたのに

こっちに使っちゃいました… あははは


でも

『異世界転生』『ハーレム』『チート』

という三タグで、ラスト部分書くと、

異常なまでの切れ味になる

書いてて自分でビックリのミラクル!


艦これで、金剛&大和、母乳チューチュー話で

こんな「ええええ!!」な話は出てきませんわ…


まぁ、これあってもなくても、本編にそんなに影響ないんですけどね。


血清医療とかどうしよーかなーって困ってたときに

母乳での疑似血清作用を思い出して、

母乳チューチューやっただけなんで…

4人の母乳ついでに、チューチューしとけって

思った時に不意に思いついただけのシーンなんで

伏線のようで、そうでもないという…


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