第二一話 どうもロッキーらしい
ちょっとね、ここのパートで書く内容が、前回のあまりに不甲斐ない結果で
2つに分割して、ロッキーさせようという気にさせられたんで、
本来、ここ違う事書く予定だったんだけど、次話に持ち越しでロッキーで
あの『ロッキー』とか言う映画で
ロッキーが必死にトレーニングしている
シーンがあるじゃない?
基本ランニングしてて、
カットで、筋トレや、シャドーしてる。
その絵で後ろで
ロッキーのテーマソング鳴りながら。
ロッキーがトレーニングしてるシーン。
もうそれ。
カーチャンにキレられて、
国王の国務の証書制作とかで毎日大変なのに
合間にデルゼン陛下や自国の騎士団長に
戦士の稽古を付けてもらいながら
エリン姫と僕とエレシア姫で神霊魔導の勉強を
エレシア姫に学校の先生になって
貰ってするみたいな。
そんな鍛錬の日々。
いや2人姫との勉強会は
おお、女教師と女子学生の司祭服2人を
ドンブリですか、それもいいですネ!
とか言いたいんだけど、
自分の子を宿した妊婦なんで
そこまで欲情できるかと言えば…、
ところが出来るんですねぇ、これがまた…。
なんていうか、うん嫁4人みんな幸せそうなんで
それが不思議なハァハァになるという
今までのハァハァ感とは違ったハァハァ感が…。
これが新境地か!
ともかく、そんな煩悩は夜の大地母神の
”試練”という修行で、それどころではなかった。
マジで生命力0点の気絶状態になるまで、
モンスターと戦わされたり、
頭使うパズルさせられたり
まぁ人々を幸せにしてこい的なクエストは
言われんでも、やらんと国民が餓えるんで
そういうのは簡単にパスしてるので
それはええわーってスルーされたんだけど
ともかく、
僕の微妙過ぎる戦闘能力を鍛えられた。
大地母神だっていうのに、カーチャン武闘派?
やっぱ肉体の死後に、
肉体が○ードス島って島の大地になった
暗黒女神と殺し合った武闘神さんなん?
まぁ、どっちかというと
息子を怒る熱い”カーチャン”なんだけど。
そこん所、本当の所は
「何か理由付けしないと、
新魔法を追加するのに
他の神に言い訳が立たないので…」
という微妙な理由でさせられていたので
実際には何でも良かったらしい。
それこそ
ランニング20km
腕立て伏せ100回とか
腹筋100回とか
そんな筋トレが”試練”だったりもした。
だからもう、絵がロッキー状態だった。
なのに不思議と苦じゃなかった。
自分がこうやって苦労すれば、
それが確実に誰かの笑顔に繋がると分かっていると
そんな苦労は苦じゃなかった。
むしろ楽しかった。嬉しかった。
自分のする事が
必ず何かになるというそれだけが。
自由神に言わせると、
”それこそが心の束縛からの魂の解放”だそうな。
難しいのう、相変わらず、自由道というのは…。
ともあれ、大事な”晶石”の製造実験と平行して
神様頼りの”神霊魔導”の”児童と妊婦の保護”
それは僕の大地母神との”試練”で進んでいった。
これは、しかし
内容的には神様会議でかなり揉めたらしい。
他の力の神が”良い顔”をしなかったのは
『その魔法、大地母神だけの宗派魔法でいいの?』
という疑問であり、
そんなんが通るなら
うちの宗派も、もっと生活に密着した魔法を
追加してよ的な不満があったらしく、
”それ全体魔法にしようよ…”
という事で揉めてたらしい。
揉める次元の方向性が、
なんか僕のイメージと違うようだった。
ともかく、出した案件
『母乳の出が悪い人への母乳放出活性化と
含有免疫抗体のハイレベル化』
『妊婦の妊娠時母胎安全保護』
『出産時の妊婦の危険リスクを保護(早産とか)』
『新生児の病気からの保護』
『産後の肥立ちの悪さを回復』
という、
辞書から僕が『クエスト』レベルで
嫁から聞き出されたり
嫁達や妊娠出産経験のある女性達の要望から
大地母神自身が”作りたいナー”と
昔から思っていた内容を、
無理矢理盛り込まされた感ある内容だった。
問題だったのは…
それが全部、大地母神の宗派魔法になると
女性僧侶の全員が大地母神の宗派になるんじゃね?
と、知識神が女性の大地母神信仰志望
一極化になるじゃん的な指摘を出した事だった。
で、それ全体魔法にしようよ、と言い出した事に
母の魔法が大地母神管轄でなくてどうすんねん!?
というカーチャン理論で
カーチャンが対立したという、
なんと言っていいのか分からない話だった。
神様的には、”それこそ神霊魔導だろ?”的に
提案そのものは『コール・ゴッド』で
頼み込むでもええわ、という感じらしかったが
全体か個別かで、揉めたらしい。
で、やっぱり大地母神の女性信徒の一極化回避と
その魔法需要の融通性を考えて
全体魔法に登録しようという流れになってるらしく
大地母神も、まぁ色々な都合で
自分の宗派に入れない人も居るのだし
そう言う僧侶の事も考えれば、
全体魔法の方が良かろうと折れて
後は、魔法の内容的に、
何レベルの取得が妥当であるか?
効果としてはどの様なモノが適当か?
消費される精神力は幾らが妥当であるか?
という、細かい調整に入ったらしかった。
神霊魔導としての調整期間で
魔法のサンプルを作り
試験運用という事を
しているらしかった。
なんか、神様会議って変な感じ。
本当にインフラ会社の事業縄張りの
主張合戦みたいだと思えた。
ただし大地母神は、そこら辺で交換条件が
少し悪魔的だったかもしれない。
全体魔法で折れる代わりに、
自分の宗派への
特別魔法を許可しろと迫ったのだ。
その内容は
『夫婦のアレが凄く良い感じになる魔法』
だって。
アレな薬とか使わなくて子作り頑張れる
元気が沸く魔法を、宗派魔法として認めろと
全体魔法として折れる代わりに
交換条件を突き付けたのだ。
この貢献条件に他の神は渋い顔になったそうな。
それでやっぱり、大地母神信者、
かなり増えるんじゃね?って。
ちょ、カーチャン、世界の嫁に貢献し過ぎ。
特に嫁の方が割合的に旦那よりも不満が多いので
こういう魔法は夫婦愛を良しとする教義の
私の宗派にあって然るべき、と言ったそうな。
流石は大地母神。世界のカーチャンの神だけある。
ただ釈然としないのは、それを『コール・ゴッド』で
嘆願成就する為に、何故かそのクリアの条件が
僕が大地母神の”試練”を、毎日乗り越える事であり
僕は大地母神の野望に
良いように使われている感もあった。
『ま、お前が嫁を守りたいって思ったんだから
お前が汗水垂らすのは仕方ないな…』
と神剣は笑ってた。
なんせ、この”試練”は、僕一人で乗り越えないと
神様的にも”そんな事を許した”という言い訳が
自らに立たないらしく
そんな、神様達の自分の気分の都合で
神剣のチートも頼れずに、
僕は、毎日ロッキーやっていたのだ。
僅かに不満で、かなりの満足な、そんなロッキー生活。
でも、それはそれで良かった。
そして最早、確実、と周囲が分かったので
4国全てに、自国の姫が懐妊した事が伝えられた。
その時の熱狂や如何に。
目の前のジキスムント国民ですら
もう毎日がお祭り騒ぎだったのである。
『もしかして英雄王最大の弱点は種無し?』
と疑われていただけに
世継ぎが出来たという事は
諸手で喜ばれたのだった。
確実なる同盟締結。
神剣血筋のファーレ王家の取り込み…
とは言っても、こんな血筋なので
昔から周辺王家にバラ巻かれていたのは
あっちの世界の王族政略結婚と変わりなく
しかし、やっぱり直系に
神剣の主となる血筋が発露しやすく
4人も直系の子孫が出来ると
どうなるんだ?的な興味もあったらしい。
そこで初めて知ったのだが
「神剣の主」は常に発現するんではなく
100年か200年に1回の割合で
発現するらしいという事だった。
神剣が、自らが何時か「主」と認める者が現れるまで
直系列の者に継承権を認めて代々流れていき
「主」が発現するまで
継承権保持者という形で、
神剣の保持者として
その者の次の子が生まれるまでは
その者の代に留まるというのだ。
つまり父王は剣を継承保持する資格があっただけで
「神剣の主」ではなかったという事らしい。
ただ、良くない話も同時に知り
「神剣の主」が生まれた時は
「魔剣の主」も同時に生まれ
魔王が必ず生まれるらしい。
それは『双対発生』と言われているそうだ。
その魔王が生まれているとしても
必ずしも人魔大戦が起きるわけではないが
100年前に「神剣の主」が生まれた時は
魔王も生まれ、人魔大戦が起きたらしい。
その時の両陣営の激戦国境は、
リーナ姫のトーディ国。
「英雄王」と「魔王」の千日戦の如き
決着の付かない神剣と魔剣の激突が繰り返され
互いの国境で人族と魔族が大勢死んだという。
なので、
僕の様な「神剣の主」が生まれたという事は
それはすなわち「魔王」が魔族にも
生まれたという事でもあり
この時代に「人魔大戦」が再び起きるだろうと
人々は予感していたらしい。
また、『保証性』というらしいのだが
本来の「神剣の主」が「魔王」との戦いで
倒されてしまった場合(逆も然り)、
その者の子供が、「一時的に所有者」になれ
相手側の「魔王」の寿命が尽きるまでは
神剣使いとして、魔剣を牽制できるという。
という事で、確実に4人「保証性」を
生み出せたという事で、
その事にも人々は喜んだという事だった。
つか、そんな重要な話、先に言えや。
姫達の重責が、僕が思っていた以上だったの
今更分かったって困るんだけど…。
ともあれ、同じ時期に4人を身籠もらせた僕は
世界の人民から親愛と猛烈な嫉妬を込められて
『妊娠王』
と呼ばれた。
ちょっと待て、何だ妊娠王って!
僕が、めっさ妊娠したみたいじゃないか!
って文句を言ったら
「じゃぁ『孕ませ王』でいいですか?」
とか言われて、
いやそっちの方が称号的に困るので
おーけー妊娠王で、と、妥協するしかなかった。
『英雄王』『解放王』『生活王』『教育王』
『妊娠王』
いや、最後のだけ、
やっぱ物凄く嫌なんですけど…。
ま、ハーレムしたの、僕なんですけどね!
そして、延々とロッキーして
ファイターレベル6
セージレベル7
プリーストレベル6
反復横跳びやら
50mダッシュやら
高飛びやら
ジグザグダッシュやら
つか、大地母神、何、あっちの世界の様な
訓練させてんねん、辞書読むなやww
そんな敏捷訓練で
敏捷値が17→18に上がったりと
ガチ、ロッキーしたんで
なんか「力付いた!」感があったんで
リベンジマッチしたいんだよんと
スケルトンWとサシで、もう一回勝負や!
みたいな!
今回は俺の方からさせてくれや!的な!
剣だけで今度は勝ってやる!
の意気込みで
セルト 生命力 18 精神力 22
セージ7
ファイター6
冒険者レベル7 (最大スキルレベル使用)
攻撃判定 2d6 + ファイターレベル+器用度ボーナス
2d6 + 6 + 2 = 2d6 + 8
回避判定 2d6 + ファイターレベル+敏捷ボーナス
2d6 + 6 + 3 = 2d6 + 9
打撃点 バスタードソード2H 必要筋力15
基本ダメージ レーティング 15+5 =20
追加ダメージ ファイターレベル + 筋力ボーナス
6+2 = +8
防御点 ソフトレザー 必要筋力 7
基本防御点 レーティング 7
追加防御点 冒険者レベル 7
とまぁ武装も
バスタードソード2Hで
鎧もソフトレザーとマトモなモン着て
リベンジマッチよ!
もうマジ、ロッキーじゃん僕!
ちょっとGM、マスタリングしろや!
ヒャッハー!
GM:
「はいはいww」
敏捷力調査
セルト 18
スケルトンW 18
敏捷同値、イニシアチブチェック
1d6 (6面サイコロ1個振り)
ソードワールド1.0(初版発行 平成元年4月10日)
戦闘ルール使用
戦闘開始
-----------------------------------------------
ラウンド1
イニシアチブチェック 1d6
セルト 6
スケルトンW 2
セルト先行
セルトの攻撃
攻撃ロール
セルト 2d6 + 8 = 10 + 8 = 18 > 15
攻撃成功
打撃点計算
レーティング20 + ダメージボーナス
5(7) + 8 = 13
通過ダメージ
13 - 9 = 4
スケルトンW HP (4/16)
セルト:
「みたか!ww 修行の成果ww
溢れてる経験点ちゃんと使って
スキル上げたら
こんだけ戦えるんだってばよww」
GM:
「なりふり構わず、バスタードソードで
2ハンド持ちにして
+5のレーティング上げまでして
ダメージ通らないと寒いからなww
っていうか、そこは
期待値7振らずに、10以上で
クリティカルしろやww」
セルト:
「まぁ期待値ってのは2d6(サイコロ2個振り加算)
で、一番確率的に出やすい数字ですからね…
2d6は期待値7.5 なので 7
これはしゃーない。
期待値で勝てる様になれば、それ実力」
GM:
「まぁな」
スケルトンWの攻撃
回避ロール
セルト 2d6+9 = 7 + 9 = 16 > 14
回避成功
セルト:
「しかし、今の俺は慢心しているので
ピンゾロ失敗の素食らいじゃないなら
回避拒否で、ソフトレザーの防御力勝負よ!」
GM:
「間違い無く慢心だなwww
ああ、それとルール忘れてたわ。
回避ロールのピンゾロ失敗は素食らいじゃなく
ただ、自動回避失敗だったわ。
こっちのダメージ減少のロールで
ピンゾロ失敗で素食らいだったわ。すまん」
セルト:
「どのみちピンゾロ(2d6で1,1=2の時)
6ゾロ(2d6で6,6=12の時)
どっちも前回も今回も1回も
ダメージ判定で出てないんで
いいけどね…」
GM:
「おかしいねぇ 確率1/36だから
それの2倍で 1/18 なんで1回ぐらいは
もうゾロ目出ても不思議じゃないのにな…」
セルト:
「ダイスの神様、怖いな、相変わらず」
ダメージ減少
レーティング7 + 追加防御点
5(10) + 7 = 12
通過ダメージ
10 -12 = -2 = 0
セルト:
「カッキーン! ですわ!www
見ましたか! 慢心だろうが実力を!
ソフトレザーって、
これもかなりの紙装甲なのに。
これが冒険者レベルの底上げじゃい!ww」
GM:
「まぁ冒険者レベル7は、プチ英雄だしね。
普通に達人の強い人だよ…」
セルト:
「辞書で勉強してきたんで
セージ強くなったって理由で
セージ7まで上げたんですけどね…
セージでカッキーン!になるって
冷静に考えると、何なんやろな…」
GM:
「ストーリー的に、そこはしゃーないな。
でも本当に、なんで学者レベル上げたら
防御力が鉄並みになるんだろな?
不思議やな、このルールは相変わらず」
-----------------------------------------------
ラウンド2
イニシアチブチェック 1d6
セルト 1、3
スケルトンW 1、5
スケルトンW先行
スケルトンWの攻撃
回避ロール
セルト 2d6+9 = 11 + 9 = 20 > 14
回避成功
セルト:
「もうええわ、カッキーン! 見えたから
出目11だし、華麗に避けたでええわ」
GM:
「ゲンキンな、ロッキーやなwww」
セルトの攻撃
攻撃ロール
セルト 2d6 + 8 = 8 + 8 = 16 > 15
攻撃成功
打撃点計算
レーティング20 + ダメージボーナス
10(12) + 9(11) + 7(9) + 8 = 34
通過ダメージ
34 - 9 = 25
スケルトンW HP (29/16)
セルト:
「6ゾロクリット!
(10以上を振ると、もう一回ダメージ判定が出来
ダメージ数値が連続加算できる)
次も11でクリット!
(10以上だったので、やっぱりもう一回振れる。
システム上10以上を出し続けると
延々とダメージを追加増加できる。それがクリティカル)
次は惜しくて9だけど、どのみち二回クリティカル
三回目も高めの、超ダメージですよ!
これだよ!主人公!
ロッキーが必殺の右ストレート出したって感じ!」
GM:
「ようやくクリット爆発したか…
エロ生活の方では無駄に爆発してたのに
こっちでは前回、散々だったからな…
でも、34点ってすげぇなww
ショボいメテオ以上のダメージじゃんww
斬撃の衝撃波で周囲にヒビが入るくらいの
インパクトだよね、絵的には…」
セルト:
「いや、メテオストライク(隕石落とし)が
出目3振ったら、
魔術師レベル10、知力ボーナス+3 でも
ダメージ 17 しか出ない事に
問題があったんじゃねーかな… アレは…」
GM:
「隕石が落ちたのに、城壁の薄壁1つ壊せない
上級ルールでの武器での建造物破壊の検証で
そんな寒い結果が出たからなww
100ダメージでも建造物は容易に壊せないとか、
冷静に考えると『デスヨネー』だったしの…
そのせいで
『メテオは直撃じゃなく、周囲に落ちた
隕石の衝撃波のダメージです!』とか
シュールな解釈修正入ったんだよなww」
セルト:
「何もかも懐かしいなwww
木の薄いドア蹴っても剣で殴っても
全然、壊れないとかなww」
GM:
「ところでな…生命力抵抗判定
(死んだかどうだかチェック)
6ソロ振って自動成功したんだわ…」
セルト:
「マジで!?」
-----------------------------------------------
ラウンド3
イニシアチブチェック 1d6
セルト 3
スケルトンW 6
スケルトンW先行
GM:
「ルールブック読んだら
生命点0の段階で気絶やな…
スケルトンWの気絶ってなんや?
これアンデッドじゃなくて
ゴーレムなんで気絶するわけないんやけど」
セルト:
「ボロクソになった相手に
止め刺すほど非情になれんわww
34点のダメージとか、一刀両断で
体が2つに割けて
衝撃波で全体にヒビが入ってる状態やろ
絵的には…」
GM:
「せなや…次の出目が9だったけど
16-29の -13じゃなー
ー13+9 =-4 では流石に死んだ。
っていうか壊れた」
セルト:
「じゃぁ必殺の一撃でボロボロにした相手が
それでも、尚、根性で立っているのを見て
感極まって止めを刺さずに、それを見守ると
互いに笑った様に見つめ合った後に
スケルトンウォーリアがボロボロと
崩れ去っていった…
みたいな、そんな絵になったか…」
GM:
「良いシーンだな…絵的には
ただ、ダイスという
運の神様に委ねただけなのに」
セルト:
「たまにダイスの神様は
出た数字で熱い物語を想像させてくれる
良い仕事するよな…」
GM:
「そうな…」
-------------------------------------------------
戦闘終了
僕の必殺の一撃でスケルトンウォーリアは崩れ去った。
僅か20秒のあっけない戦いだった。
ただ、己の成長を試したいだけの
それだけの戦いだった。
だが、最後にスケルトンウォーリアは
毎日の鍛錬で成長した僕の姿を見て
その成長を喜んで笑ってくれた様な気がした。
それはきっと気のせいだろう。
奴は、竜の牙から魔法で作られる一種のゴーレムで
己の意志など存在しないのだから…
それでも…
奴の魂は、僕との修行の中に存在した。
僕を鍛える為に、奴は毎日、そこに魂があった。
だから最後に笑ってくれたのだ。
そんな気がした。
そう思いたかった。
だから奴はそこに居た、
それで良かった。
『見事に成長したな。セルト王。
まぁスケルトンウォーリア程度に
1対1で勝てる様になった程度で
それを神が与える”試練”とするには
あまりに簡単過ぎる事ではあるが…
それでもお前は、民の為、子供の為に、
走り、剣を振り、魔法を鍛え、汗を流し
毎日の私が召喚する化け物との戦いで死にかけ
だが立ち上がって、また毎日の様に走った。
誇るが良い。
そのお前の鍛錬は、”チート”ではないのだ…
お前が自分の心から願って
お前が自分で手に入れた力だ…
忘れるな…
力は自分が心の底から欲し、
それを得る為に修練を積み重ねれば、
自ずと付くのだという事を。
自分で積み重ねた力は、
自分を支える自信になるのだと言う事を…』
とか、雰囲気に流されて、
神様っぽい事を言い出したカーチャン。
毎日、散々、僕をしばいて”もっと頑張んなさいや!”
ってスパルタ教育した癖に
良い絵を見たら、ちょっと神様臭くしたがるのが
笑いだった。
でも、それもいい。
こんな戦いの後ならば、それもまた自由でいいと思えた。
『ともかく、王よ
我々、力の神は何時でも待っているぞ。
戦い殺し合うだけではない。
人が生きる為に、人がどんな魔法があれば
自身の生活が豊かになるのか?
自らの家庭を守る事が出来るのか?
それを人が求め、我々、神に望む日が来るのを。
我々は、何時でも、待っている。
しかし同時に、
言語魔導という人が己の心で生み出す力。
あるいは科学による、この世界の本来持つ力。
それを使って、自然の摂理に
己の意志で抗う事も忘れるな。
力の神というパワーフローシステムが
永遠に存在するかは、誰も、私でさえ…
保証できないのだ。
私達が、もし失われたときに
それでも生きなければ成らない日が来たとき
汝等は、まだ生きて行きたいのなら
己の力で生きていかねばならぬ…
鍛錬とはその為にあるのだ
という事を、忘れるな…
そして今こそ、
汝等の神への嘆願は聞き入れられよう…』
そう言って大地母神は微笑んだ。
いやー、これ、信じて貰えないと思うけど
ガチで、サイコロ振ってますんでww
いや、こういう事、TRPGやってると、本当に起きるのよね。
「え?このダメージって、こういうシーンになるん!?」
みたいな、危機一髪の時にクリティカル出て
「おお!!」
になるの…
ま、逆に前回の様に「残念な様子」も起きて
「これって、こんな残念な絵なんかね?」
って事も起きるんで、そんなんストーリーに組み込むと
予定以外の意外性が起きるというか…
それはそれで、TRPGが好きになれる一因ではあるのだけど…




