第二話 どうも戦争らしい
一話 3000文字程度か… これで続けれるなら 5万文字目安なら 10数話、続けれるんかー、そうかー。
僕は、困っていた。
いやその…姫達のおっぱいはその…
ええ、あの…
素晴らしかったです、はい。
なんだかんだいって、国を挙げての美姫だし
その…ずっと人質状態だったんで
結構な顔見知りだったんだけど…
ちょっと強気なリーナ姫も
おどおどしてるエリン姫も
うん、両国繁栄の結果に満足してて
それなりに、円満な感じで…
幸せに過ごせている様な…感じ…らしい…
と、思いたい…んだけど…
ちょっと僕の考えてたハーレムとは
事情が違うらしい…
「王子…その今日も、あの…お願い致します」
「王子…その私も…」
毎日嫁の姫達がベッドで、なんだそのアレだ
そういうのを、求めてくるんだけども…
愛情とか、なんかそういうの…
後にしないと、いけないらしい…
「子種を貰わないと…国民が不安がって…」
二人は真っ赤になってハモってそう言った。
両国の併合は、あんまり嫌がられなかったらしい
国として同盟が強固になって
互いに流通が強化されたので
繁栄が促進されていくような感じらしい
ただし「担保」を求められたらしい
両国の国民に…
国家の担保は、王家の血の混じり…
要するに、さっさと姫を妊娠させろ
できれば王子が欲しい
んでもって、自分の国の王に
戴冠させたい、とか
すっごく気が早いらしい…
いや、僕がいた世界の方がルーズなんだ。
中世の世界じゃ、15歳で嫁いでくるとか
当たり前で、むしろ行き遅れ感もあって
さっさと子供作れやゴルァ
って、促されるらしい
なので、その気があるかどうかはともかく
夜伽をしないといけないらしい…
すっごく可愛い二人の姫なんで
僕も最初は頑張っちゃいましたら
すっごく気を使ったのは駄目だったんだろうか?
惚れられるって悪い事じゃないよね?
普通?
それも美少女の姫様に。
でも、心が籠もってるぶんだけ
毎日その、なんだ…
アレだ…
って事らしい…
そんな感じで、僕は毎日夜が大変だった。
そういうのもあって、賢者モード?
僕は、あの変な辞書を、ちょっと読んでいた。
今の僕に似た人って居たの?って
問いかけたら、ページが開いた。
アレクサンドロス大帝
マケドニアって国の王子で
なんか、インドの向こうまで行きたくて
大帝国を作っちゃった人らしい
征服した国々の姫を娶って
婚姻関係を元に、
征服した国を従えた人らしい
そっか、結婚って国家では
そういう風に使えるんだね
で、征服した国の文化を尊重して
その文化の様式を受け入れたとか
それと国を繋いだんで
貿易路が繋がって流通も良くなって
ヘレニズム文化って
大きな文化の流れが出来たとか
いいなーそれ
って思ったんで、父に交易路の整備はどうか?
って言ったら父王も喜んで賛成してくれて
そういうのの促進になったらしい
この辞書っていいなぁ…
なんか、この世界を豊かにする為に
どうすればいいのか、教えてくれるらしい。
そんな賢者モードと
考えてたのとは、微妙に違うハーレムで
それなりに、おっぱい、やっぱり
柔らかくて気持ちいいですって
そんな日々だったんだけど…
戦争が起きた。
なんか、よくわかんないけど、
三国同盟が強化されたのを恐れた
ジキスムント王国ってのが、
ファーレ王国に戦争をしかけてきたらしい。
僕も神剣持って、出ようとしたんだけど
こんな些事は、王子の手は必要無いって言われて
三国同盟で攻撃して逆に陥落。
ジキスムント王国は、ファーレ王国に併合された。
ジキスムント王国は敗戦国として
国民全員奴隷になったらしい。
なんか結構大変だったらしい。
僕は、なんだか物凄く不思議な気持ちになって
だからジキスムント王国にお忍びで
行ってみたんだ…
『王子が一人でお忍びとか
マズイと思うんだがな…』
神剣がそう言ってくる。
「でも、国民全員奴隷ってどうなの?
ここファンタジーの世界じゃないの?」
『ファンタジーって何だ?
この世界は、フォーシーという世界だ
神と魔神の争乱で出来た世界だ。
私は、その神に作られた魔を滅ぼす剣。
そして人類は魔族と戦う運命だというのに
こんな下らない事をして
魔族につけいる隙を与えている…
奴隷隷属になっても仕方が無いと思うが?』
神剣は神が作った剣なのにワリと冷たい。
ジキスムント王国に行くと
国は滅茶苦茶になっていた。
建物は壊れ
国民は鎖で繋がれて歩かされている…。
「やっぱこれって酷いんじゃない?」
『自分でやった事のツケだろう?
こうなるのを覚悟で
戦争をしかけたんじゃないのか?』
「でもそれって
上の王様が決めた事じゃない?
国民は被害者だよね?」
『王に全権を委任するのが悪い
王に一任した以上、一蓮托生だろう?』
「………
み、民主主義って…」
僕はちょっと自分の世界の事を思い出した。
『それは王子の立場で
言って良い言葉じゃないな…』
そう言って神剣は冷たい。
そんな時、奴隷の鎖で繋がれて
衣服はボロボロだったけれど
物凄く可愛い女の子が
奴隷商人に連れられて歩いていた。
その子はフラフラになってよろけると
そのまま地に倒れる。
それを見た奴隷商人が、彼女を鞭で叩いた。
「あっ!」
それを見て、思わず僕は声を上げる。
『どうした?』
「だって女の子が!」
『奴隷の子が鞭で打たれる
普通の事だろう?』
「でも、女の子が!」
『ならどうする?
いや、どうしたい?』
神剣が尋ねてきた。
「た、助けたい…」
僕はそう言う。
『じゃぁやればいいだろう?
今のお前には、それが出来る…
あの世界の、お前じゃない…
それとも…あの世界のお前だった様に
また”見て見ぬフリ”をするのか?』
神剣はそう言って、僕があの世界で
いわゆる不良っていう人達が周囲を迷惑させてるのを
見て見ぬフリして、やり過ごしてきた事をなじった。
「助ける…
ここでの僕は、あそこでの僕じゃない
ここでの僕は、できるんだもの…」
そう言って僕はそこに飛び出した。
「辞めてやれよ…鞭で打つのなんか…」
僕はその奴隷商人にそう言った。
「ああ?何だ小僧?
俺の商品だ
小僧にとやかく言われる筋合いはねぇ!」
奴隷商人は、そう返してきた。
「じゃぁ、その子を僕が買えばどうなんだ?」
「は?」
「こんだけで足りないか?」
僕は持ってた金貨の袋を出して、奴隷商人に見せた。
「こ、こりゃ…そのえっと
ええ、それならば、はい…」
商人はやっぱり商売人だった。
お金には弱いらしい。
剣で斬り殺しても良かったけれど
こんな奴でも、僕の国の国民だった。
だから、お金で解決するなら
それでいいと思えた。
そして、僕は、暫時、
その奴隷商人の奴隷の少女を
手持ちの金で買った。
商人はそのまま、喜んで去って行った。
僕は、そのまま倒れていた彼女に手を差し伸べる。
「施しのつもりですか?
セルト王子…」
その助けた奴隷の少女は、
僕を睨んでそう言ってきた。
「え?どうして僕の名前を…」
僕は元々の名前じゃない”こっちの”名前の
呼ばれ方にも慣れてきてたので、
そう彼女に返した。
「私が貴方の顔を
知らないわけがないでしょう?
ジキスムント王国の姫
リースロットと申します…」
彼女はそう言った。
その言葉を聞いて、
僕の心臓は止まりそうになった。
うーん、そうかー、そっかー




