おわりに
おわりに、どう考えてもコイツ複垢やろって輩に悩まされている方、ワイは複垢でブンブン言わせてんねん!という方、そして複垢マン本人に宛ててメッセージを書いた。
それ以外の方、ここまで読んでくれてどうもありがとう。
・コイツ複垢やろって輩に悩まされている方へ
今回の話はあまり参考にならなかったと思う。私とAは運に恵まれていた。
私には全く何の活動もしていない、奇跡の化石アカウントがあった。
複垢マン視点で考える。自分の作品に低評価を少しずつ付けていくだけの謎アカウント。それ以外の活動は何もしていない。メッセージの返事はない。
しかし、確実に自分の情報は掴んでいる。コイツも複垢か?結果は白……。
いい感じに謎めいていて、そこそこ怖かったと思う。
そして、今回遊んだ複数アカウント所持者はあまり頭の良いタイプではなかった。
コイツは約1年以上、規約違反を繰り返していた。その間何度も他者と衝突し呆れられている。通常人間は異臭を放つ謎の人物に絡まれると「あっこいつヤバイ奴じゃな」と思い、ブロックして離れる。逃げるが勝ちである。
しかし、複数アカウントで他人に絡んでくるような奴はそう思わない。むしろ自分が勝ったと思う。成功体験が積み上がるのである。
こんなに楽なら自分以外にも複数のアカウントを所持している者がいると思い込む。油断する。結果、活動報告で曝露する。
複垢マンが私のアカウント名に注目することは分かっていた。だから面倒くさいことになるメッセージに返事をしなかった。
私は複垢マンの過去を知っている。自分と似たアカウント名の方に突撃し、改名させた過去である。とにかく名前にこだわるタチなのだ。
私とAは仲間である。変な奴もおるんじゃなあと笑い合える関係だった。1人で立ち向かうのはかなり危険である。精神が持たない。
私は低評価を付けているという点のみで絡まれただけだったのでめっちゃ気楽に遊べた。実際、今回複垢マンの裏を調べるのにかかった時間はトータル1時間程度である。
しかし、他の方のように「これ私の理想と違うんですけど」等変な風に絡まれると、かなり疲れると思う。
はじめは相手を複垢持ちの同一人物だとは思わない。不特定多数から絡まれると、自分がおかしいのかと思ってしまう。
特に創作活動は「ほんまにこれでええんかえ」と迷いながら作る。自分の作るものに責任を持とうとするからこそ、迷う。そこをついてくるのだから、とんでもない奴である。
悩んでいる方は是非、ヤバイ奴を指差して笑える仲間を作って欲しい。
一番いいのは無視することである。
Aもはじめはあまり相手をしていなかった。しかし紆余曲折あって、複垢マンと深くかかわってしまった。結果、この通り面倒くさいことになった。
ブロックして通報、もしくは「通報したけんの」これだけ言ってブロックする。
複垢マンは運営に弱い。もちろん運営はよほどのことがないと動いてくれないが、名前を出すだけでも効果的である。
コイツらはあちこちで問題を起こすため、通報が溜まる。ペナルティが蓄積されている。複垢マン自身、それはまずいと実は分かっている。なので運営に怯える。
・複垢でブンブン言わせてる方へ
複垢でポイントを入れあっている分には何も思わない。それは普段私がなろうにいないからである。
面白い作品を探す方や真剣に書いている方からすればいい迷惑だろう。そして規約違反である以上、反感を買って当然だと思う。
バレないようにするにはそれなりの労力が必要だ。普通にポイントを入れあうだけではすぐバレる。私が遊んだ複垢マンは思い出をお互いが語るという方法で隠そうとした。
無駄だった。時間を創作に充てた方が有意義である。
複数アカウントで他人を攻撃する方。ポイントを入れあうだけでも怪しまれるのに、更に敵を作るとはどういう意味があっての行動なのだろう。
ポイントを入れあうという目的で複数アカウントを所持する場合、感想や評価等の形で証拠は残る。誰かに粘着するということは、監視の目を増やすということである。
私は性格が悪い。だから粘着した。そして、世の中は意地悪の方が多い。
普段のAは温厚である。そんなAが豹変した。愚行は憎しみを呼ぶ。こんな悲しいことはない。
・複垢マンへ
私はこのエッセイをお前に向けて書いた。
何の活動もしていないアカウントのエッセイ。誰かの助けになればとも思うが、現実的に考えて他の誰かが見る可能性は低い。
このエッセイは君と遊んでいる最中から着想はあった。しかし、投稿することにAは反対した。まだまだ遊べそうだったからである。
君の粘着っぷりを考えると別垢で突撃してくる可能性は大いにあるし、実際そうだった。
この謎アカウントのままつけ回すことも可能だった。
でもそうしなかった。なぜか。理由は2つある。
1つは他の方に迷惑がかかるからである。
君は今回の件で何人かに疑いをかけた。見当違い甚だしい。
私は今回初めて君と遊んだ。でも、君はその考えに至らない。自分が複垢マンだから他人もそうだと思い込む。
あれだけ気持ち悪いことをしておきながら、以前絡んだことのある人以外は、自分をスルーしてくれると思っている。
見られている意識がない。甘くて哀れである。
君にとっては信じられないことかもしれないが、君がイチャモンを付けた人には友人がいる。家族がいる。恋人がいる。
7人ほど辿れば大統領に行き着くと言う。君が疑うべき人は、なろうで出会った人だけではない。
そして、私にはAの他にもコミュニティを持っている。もちろんAも、私のいないコミュニティを持っている。
もう1つの理由。かわいそうだったからである。
「自分が評価されないのは頭の悪い読者が悪い。なろうの低いレベルに合わせられない私。テンプレを書くことはプライドが許さない。それに、今は本気じゃないんで。」
結構いってた君の年を考えると、四半世紀前に卒業するべき価値観である。
勿論反骨精神は大切だ。しかし、自分の創作活動にプライドがあるならそれを他者の攻撃に使ってはいけない。自分の作品を鍛えるために使うべきである。
ここでつけ回すだけにとどめると、君はまた逃げる。よそで同じことを繰り返す。成長がない。面白くない。
実際君は●くらげ●を消した直後、アカウントを複数作った。同じことをした。すぐに私は暴いた。君を見つけるのは容易かった。そして、君はまた逃げた。
君は●くらげ●のアカウントに興味がないと言った。真実だと思う。では、君の周りに人がいた季節。あの頃は楽しかったのではないか?
楽しくなくなったのは、自分の創作生活をつまらなくしたのは、君自身である。なろうも読者も悪くない。
自己肯定に複垢を使うな。無駄な労力を割くのでなく、作品で示してほしい。ピカソもいきなりピカソになった訳ではない。
青の時代の前、少年時代のピカソから研鑽を積めばいずれキュビスムになれるかもしれない。
しかし今の自分をキュビスムのピカソだとまだ言うのであれば、ピカソ気取りで複垢攻撃を続けるのであれば、私もそれなりに評価させていただく。
先にも書いたが、私は君のファンである。
同じことを繰り返す限り、たとえ君が投稿の場を変えたとしても、私は君の元へ辿り着くだろう。
私だけではない。お天道様はいつも見ている。
是非頑張ってほしい。