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悪魔祓いの跋渉録  作者: 日朝 柳
プロローグ
1/17

悪魔祓い

  この世界で魔法は必ずしも良いものとは限らない。


  魔法は人を幸福で満たすこともあるが、時に人を不幸に陥れてしまうこともある。


  そして、魔法は人が生まれつき扱うことのできる力ではない。


  人は誰しもが魔法を使える可能性がある。もちろん、自らの努力によってその才を開花させる人もごく僅かにはいた。


  だが、その多くは自らの力ではなく環境によって魔法が使えるようになる。彼らは悪魔に取り憑かれることで自分の内に秘めた魔法の才を最大限に発揮することができた。


  それは信仰の対象となる者もいれば、独裁的な力を行使する者もいた。


  憑依者と呼ばれた彼らは才に、欲に、満ち満ちてこの世界の歴史の端々で数多くの出来事を起こし、記録されている。


  …………そんな中、突如悪魔を祓う人々が現れ始めた。後に祓魔師と呼ばれる彼らは悪魔を祓い、世界に蔓延る混乱から救う救世主となった。


  これは、ある一人の魔術師が祓魔師として世界を救う英雄譚である

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― 新着の感想 ―
魔法が才能ではなく、悪魔に取り憑かれることで力を引き出せるという設定が興味深かったです。最後に示される「英雄譚」が、どんな物語になるのか期待させる導入でした。
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