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普段はお留守番組の子達と出かけよう。

 さて、意気込んで出てきたのは良いんだけど、道具が無いのを忘れてたよ。


「確か『初心者調薬キット』が200Gだったよね。・・あ、薄める用の水はどうしよう。」


 以前料理した時にマリーが鮎を獲ってきてたから《恵みの森》に川か池があるのは確実なんだろうけど、飲むとなるとなんだかちょっとばっちぃイメージがあるな。

 まあ仮に飲める水だったとしても何処にあるか知らないんだよね。マリーに聞けば分かるんだろうけど、そのマリーも今は雷鬼達と一緒に寝ちゃってるからわざわざ起こすのは気が引ける。


「と、なると、水魔法系の《クリエイト・ウォーター》でも買うかな。」


 でもアレって確か5000Gはしたはずなんだよねぇ。私はメニューを開き所持金を確認してみる。


「うっ、全然足りない。・・仕方ない、依頼でも受けに行こうかな。えっと誰か暇な子居たかな?」


 空鬼は社で寛いでるし、炎鬼と雹鬼は狩りから戻ってないみたいだし、悪鬼夜行は雷鬼達のお守り、その雷鬼達もまだ寝てる。あとはココ達と・・。


「ピュル〜。」


 ヒュー、ポフ。


「わっ!?・・もう、悪戯っ子だねピュールは。」


 誰を連れて行くか考えていたら木の上から私の頭にピュールが落ちて驚かせてきた。


「ピュッ!」


「はいはい、分かったよ。ピュールも一緒に行こうね。」


「ピュ〜♪」


 さて、連れて行く子達も決めたしココ達のとこに行こうかな。

 その後、ココ達に一緒に出かける事を伝えると皆嬉しいのか更地を走り回って落ち着かせるのに苦労した。


「じゃあ皆、行こうか。行ってくるね悪鬼夜行、お留守番は任せたよ。」


「「「「「コケッ!」」」」」


「ピュル〜!」


「フム、任サレタ。気ヲツケルノジャゾ?」



 こうして、私達は依頼を受けるために《魔と共存の街》に転移して行ったのだった。

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