表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無力を知っている転生者の日常  作者: ゴミ屋敷
2章 新人冒険者はじめました
65/72

65 祭り当日であります。

説明!説明!そして説明!

 朝、俺はギルドに来ていた。勿論ピエールさんに奴隷が手に入る良い所とやらに連れて行って貰うためだ。

 普段とは違い冒険者の姿は殆ど見えない。食堂も営業していないようだ。珍しくピエールさんが忙しそうにしている。

 ピエールさんに声を掛けると少し待つように言われる。数分して出てきたピエールさんにつれてのは北門付近にある教会。教会の子供を買い取るのだろうか?

(いや、それなら今日にする必要はないか)

 協会の奥へと進んでいくピエールさんをシスターが出迎える。あまり覚えてないが、見覚えがある。多分昨日魔法を使ってくれたシスターだ。


「あら、ピエール。珍しいわねここに来るなんて。しかも今日」

「そうだな。まぁ今日だから来ることになったんだけどな」

「じゃぁ怪我とか病気とかじゃないのね?」

「当たり前だ。ぴんぴんしてるぜ。今日来たのはこいつを紹介するためだ」


 そういって俺の背中を押してシスターの前に出す。


「あら、昨日の飛龍を倒した冒険者ね」

「シンって言います」

「ってことで今日こいつも参加するからよろしくな」

「よろしくお願いします」

「ふーん。あなたが紹介するんだから勿論大丈夫なのよね?」

「あぁ、まだこの街に来て半年だが行動に全く問題はないな。宿は止木だ」

「そう。なら問題ないわね」


 俺の泊まっている宿はどうやらかなりの信用があるらしい。いや、おそらくコーシーさんの信用だろう。

 挨拶を済ませると教会の入り口付近の椅子に座った。


「さて、シンよ。なんでここに来たか分かるか?」

「さっぱりです」

「だろう。実は毎年この日に合わせて奴隷商人が来てオークションをやるんだ。その場所がここと領主の館に間にある広場というわけだ」

「なるほど。でも、何故挨拶を?」

「それはな、競争にならないようにだ。このオークションの参加者は5割貴族、2割冒険者で残りはこの教会のシスターだからな」

「協会が奴隷を買うんですか?」

「子供をすべて買うな。まぁ戦闘奴隷が欲しいシンは子供を買うことはないかもしれないが一応な」

「そういうことですか……」


(そんなお金どこから出てくるんだろうか)


「なんでそんなに協会がお金を持っているんだって顔をしているな」

「はい……」

「教会で買われた子供は半分くらいが冒険者になるんだがな。安定してくると教会にお金を寄付するんだ。まぁ関係ない人も貴族も領主も寄付はするがな。あとは治療費だな。回復魔法の使い手は少ないし効果は絶大だからな。収入をかなりの占めているみたいだぞ」

「もしかしてこの街の奴隷も子供は全て買ってるんですか?」

「この街の場合、奴隷屋に売りに行くと教会を紹介されるな。勿論犯罪奴隷は別だぞ」


 子供にも犯罪奴隷はいるらしい……。少年法などは無いようだ。

 オークションは午後かららしくご飯を食べに行くことにした。勿論満腹亭だ。店の前に何故か兵士が経っていて入る前に魔法鞄の有無を調べられた。

 満腹亭は大量の人で賑わっていた。何人かの冒険者と目があう。まだ午前中なのに酒の匂いがすごい。料理はバイキング形式らしくカウンターに山盛りの肉や唐揚げなどが並んでる。

 俺は器を受け取るとご飯を盛り、生姜焼きを乗っけてタルタルをかけた。すると入ったときに目があった冒険者の何人かが真似をした。

 ……この冒険者たちは俺の2つ名を知っていたようだ。一人が上手いと言うとそれを聞いた何人かが更に真似をする。

(タルタルソースはなんにでもあうんだよねー。味がついてるからって他の味を足さないとは限らないぜ。誰もやってないのが不思議なくらいだ。ってか酒飲んでるのに米を食べれるのか……。俺の酒飲みのイメージとは違うな)

 次の日から、メニューにタルタルソースがトッピングとして書き加えられた。銅貨3枚でたせるらしい。

 ピエールさんとの早めのお昼ご飯を食べ終わると教会の横の広間ヘト向かった。

 そこは先ほどとは変わって大量の人であふれていた。ご飯に行く前にまだ組み立て途中だった舞台や柵も完成している。

 昼の鐘が鳴る。なり終わると同時に部隊の上に人が上がる。かなり太っている。あれが奴隷商人なのだろう。


「さて、みなさん。今年もこの日がやってきました。オークションは2刻後に始めますのでそれまでにステータスをご確認ください。初参加のお客様がいましたらお声をおかけください。参加方法を説明いたします」


 ピエールさんに聞いても良かったが初参加なので一応聞きに行った。

 纏めるとこんな感じだ。まず参加料が銀貨1枚。柵の中に入るときに払って代わりに札を5枚もらえる。 次に奴隷の話だ。最初の2時間で奴隷を見て回る。それぞれが番号とステータスが書かれた紙を持っているので誰を買いたいかを決める。1人当たり1分位しか見れないわけだ。正直話を聞いている間も見に行きたくてしょうがなかった。

 そして、オークションが始まる。目当ての番号が呼ばれたら最前列か舞台の上に行き札を渡しオークションに参加するという仕組みだ。参加者の人数で変えることをするのもありだそうだ。まぁ買えたかどうかなんてわからないからな。

 つまり入るときに貰う5枚はオークション参加権と言うわけだ。

 さて、約100人いる奴隷。なるべく多くを見て回りますか。

 





 

読みにくいなぁ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ