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無力を知っている転生者の日常  作者: ゴミ屋敷
2章 新人冒険者はじめました
41/72

41 説明終わった。魔法使うぜーー

パソコンの調子がさすがにひどすぎる。

「精霊ですか?」


一瞬美佳の方に視線を写してしまったが気付かれないようにピエールさんを見て聞いた。


「信じられないかもしれないがこの世の中には人族や獣人には見えない精霊というものが存在する。精霊は水辺なら水の精霊、焚火の近くなら火の精霊が生まれるとされている。その近くで魔法を使うと精霊が力を貸してくれることがあるのだ。そして、ここからが重要で精霊とは契約をすることができる」

「見えないのに契約できるのですか?」

「そうだ。まぁ儀式のようなものを行うんだがな近くにいれば契約できる。獣人や人族が人生で契約できるのは1体までだから良く考える必要がある。それに契約するとその精霊の存在だけは感じられるようになる」

「僕だった水で即決ですね」

「それがそうでもない。精霊には下位、中位、上位といてな。上位はほとんど居ないし契約もまずできないが、中位と、下位は別だ。たとえば水の精霊は下位なら水さえあればどこにでもいるが、中位になると森の奥のきれいな泉のような場所にしかいないとされている。中位の精霊がいる場所で行ったとしても熟練度がある程度必要だったりと色々と条件があるらしい。これもまだすべてがとき明かされているわけではないからな、ほとんどの者は自分の実力に自信がついたら契約しに行くようだ。まぁ気まぐれって言う説もあるがな」

「中位の方が良い事は何となくわかりましたが、どんな差があるのですか?」

「そうだな。契約していない場合は気まぐれで補助をしてくれる場合があるがその効果は微々たるものだ。気持ち強度が強くなったらり効率が良くなったりな。だからこそ身近にある火や土は好まれる。それでも水は使わないが……。下位と契約していると練度が1段階分の恩恵があるとされている。中位も1段階分だがよりその属性を極められているとされている。確実ではないが根拠は伸び悩んでいた魔法使いが契約できたあと1度あがったという例がいくつも報告されている。まぁ自己申告なので信憑性には欠けるがな」

「因みになんですが契約した場合、他者からは分かるのでしょうか?」

「精霊が見える種族は何となく繋がりのようなものが見えるらしいな。俺らにはまずわからないだろうな」

「あと、どうやって契約はするのですか?」

「うむ。今一番行われているのはエルフなどに手伝ってもらうことだな。交流がほとんどなかった頃は火の近くや森に入ったりして瞑想と語りかけをしていたらしい。心の清らかなものが自然から力を得られると考えていたしな」

「ありがとうございます」

「さて一気に話したが、時間はっと……。昼の鐘までまだ1時間ちょっとあるしついでに魔力の操作練習をするか。明日のこの時間はガッツリ肉体のトレーニングだからな。覚悟しとけ」


 こうしてピエールさんによる知識の植え付けは終わりやっと訓練のような形になった。魔力の操作に関してはまず体中に流れる魔力を感じるところから始めた。

 魔力の使い方は魔導具に注いだり、自分の魔力に属性を与えたりするらしい。魔力に属性を与えると魔法として現れ消費されるという流れらしい。特に呪文というものはなく無言での発動もできるのだが、自分のイメージの核となる言葉を呪文として用意しておくだけで発動速度、威力、効率が格段に上がるらしい。ほとんどの人が同じような言葉を使っているらしいが中には俺の過去の記憶をくすぐり、のたうちまわりたくなるものも含まれているため今は割愛させて頂く。ただ使っている属性が複数より1つの方が発動が速い事が多いという点は少し救われた気持ちになったので伝えておきたい。

 少し考えれば気付くことだが、複数の属性を持つ人は火の壁、水の壁というように使い分けが必要だが、1つしかなければ魔力をどの属性に変換するかも決まっているので壁で済むという話だ。

 魔法の訓練の第1段階。これはすぐに終わった。体中の魔力を感じるのはステータスを測った時にほとんどの人ができているらしい。

 第2段階は魔力を体の中で循環させたり体を魔力で包む練習をした。これは冒険者たちはかなり苦戦するようだが俺はかなり速くできるようになった。速いというのはピエールさんの言葉で比べる対象がいないのでお世辞の可能性も否定できないがそういうことは言わない人だと思っている。

 体の中で魔力を循環させていると物理的に多少強くなるらしい。また、体を包むとこれも若干だが魔法に強くなるらしい。後者はそこそこ魔力を使うので緊急時以外に使うことはないらしいが。そしてなぜ俺がすぐに出来るようになったかだが、それは美佳が手伝ってくれたからだ。俺は魔力は多いから大丈夫だろうと思いっきりやった。そしたら見ていた美佳が調節をしてくれたというわけだ。調節をしてもらわずとも出来たかもしれないが細かな調節の感覚はつかめなかっただろう。そのおかげで循環も出来たのだから。

 そして3段階目で魔力に属性を与える。これは2段階目ができていれば簡単で手に魔力を集めて属性と現象をイメージすればいいそうだ。

 俺はいつも飲んでいる水が直径1メートルくらいの球になっているイメージしてドヤ顔で唱えた。


水球(ウォーターボール)

設定を詰め込みましたが忘れてたら書き足すかもしれません。告知はします。

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