No.1 深月
名前 : 白崎深月
性別 : 女
色彩 : 髮 / 眸 どちらも黒
誕生日 : 5月11日
年齢 : 16歳
身長 : 158cm
体重 : 乙女の秘密
好きなもの : トモ、お米
嫌いなもの : お説教
趣味 : 修行
特技 : 百人一首
特徴 : 腰まで伸びた真っ直ぐな黒髪、大きめの瞳
性格 : 大和撫子を目指す、見た目だけは淑やかな美少女。
しかしその中身は、5歳にして弟に「綺麗な○ャイアン」と言われたほどアグレッシブ。
活動的と言えば聞こえが良いが、ただ単純なだけとも言える。
「その他にも周りの期待を大きく裏切る残念な性格で……」
「ちょっと、ちょっと颯希くん」
「何?」
「何じゃないでしょう何じゃ。何その紹介。颯希、お姉ちゃんをヒロインの座から蹴落とす気?」
「だから双子に上も下もないって。何度言わせるの」
「お黙りなさい! だいたい、紹介は“本人が書く”って、最初に説明したでしょ? なのにどうして、颯希が勝手にしてるのよ!?」
「そんなの、正しい情報を伝えるために決まってるじゃない。深月に任せたら、何が起こるか分からない」
「失礼な。ちゃんと弁えるわよ」
「だから一応、特徴までは任せてあげたじゃん。俺が追加したのは性格だけだよ」
「あげたって何、あげたって。それに、性格って一番大事な部分じゃない。なのにあんな、あんな…」
「俺は事実しか書いていない。それより深月の書いたとこ」
「何よ?」
「突っ込み所満載なんだけど」
「どこらへんが? 私、本当のことしか書いてないよ。あまりごちゃごちゃ書いたら分かりにくいから、シンプルに事実だけを記載しました!」
「シンプルっていうか、はしょりすぎだよ。何だよ、趣味が『修行』って」
「それはもちろん、トモに相応しくなる為の『お姫様修行』のことね。読者の皆様なら分かるかと」
「分っかんねーよ! あと特技、百人一首て」
「嘘は書いてないわよ」
「……まあ、確かに。深月は強かった。年始の百人一首大会とか、負けたことないもんね」
「うん! 中学校では『百首の女王』と」
「呼ばれてないから。何そのネーミングセンス。違う意味に聞こえるわ」
「そう?」
「そう。ちなみに、何であんなに強かったの? 歌全部覚えた?」
「え? ううん、それはさすがに。でも、百人一首って何だか“大和撫子~”って感じがするでしょう?だから」
「(やっぱり単純……)ちなみに、一番好きな歌は?」
「あかねさす~紫野ゆき標野ゆき~」
「待て。それは百人一首じゃない、万葉集だ」
「野守は見ずや君が袖振る~」
「続けるな?! しかもそれ、不倫の歌じゃん」
「まぁ、颯希ったらなんてこと言うの! これは額田王の、恋心を歌ったものなのよ!」
「だってそれ詠んだのって天智天皇の嫁だった時でしょ。でも贈った相手は昔の旦那、後の天武帝」
「うっ。い、いいの、二人は恋仲だったんだから」
「不倫を援護するような発言だな……。そう言えば深月、『好きなもの』に、トモ兄って書いたでしょ」
「うん! これこそ、紛れもない事実!」
「いや、そんなドヤ顔されても。っていうかあの書き方はどうなのよ」
「何が」
「あれだとトモ兄、おかずみたいだよ。ごは〇ですよみたいな」
「それも好き! あれ美味しいよね~」
「…………(米とトモ兄は同列、と)」
∞∞∞
「さてと」
「颯希、何をメモしてたの?」
「別に。大したことじゃないよ。ただ、今後の自分の身の振り方を考えてただけ」
「ふうん? まぁ、良いんだけど」
「あと、紹介にあった『色彩』って何? 要るの、これ?」
「要る! ものすごく!」
「……そんなに?」
「そんなに! あのね、颯希。颯希は知らないかもしれないけど、世界は色で溢れているのよ」
「知ってる、知らないわけがない。じゃなくて、日本人の大抵が深月と同じ黒髪黒目でしょ。トモ兄は別にしても、わざわざ説明する意味が分からない」
「そうじゃない、そうじゃないのよ颯希。世の中にはね、色んな色をした人たちが居るの」
「何それエイリアン?」
「それも違くて! うーん、何て言ったらいいのかな」
「何が言いたいのかな」
「つまり、我々のことだな」
「わ!」
「アークさん!」
「え、この人が例の? 何かイメージと違う、て言うかものすごい美形だ」
「アークさん、何故ここに?」
「初めてお会いする。アーク=レイだ。……例の?」
「初めまして、深月の双子の弟の颯希です。あなたが、深月の頭を鷲掴みにした人ですか?」
「!」
「さっ、颯希!?」
「あ、大丈夫です、俺全然気にしてませんから。どうせ深月が、ご迷惑お掛けしたんでしょう? 不肖の姉ですみません」
「いや…」
「(ひぃっ!笑ってるのに目が座ってる!)」
「昔から何かと問題児で…。俺も両親も手を焼いたんですよ」
「ほう」
「ちょ、颯希、黙ってっ」
「何かあったらその場で指導してもらって構わないので」
「なんてこと!?」
「あ、でも一応は女の子なので、傷だけは残らないようにしてもらえると」
「了解した」
「(了解された?!)あああアークさん、も、お忙しいでしょう? そろそろ神殿に帰った方が……」
「おい、アホ娘……」
「!」
「私のことを何と言って伝えたのか――――――説明願おうか?」
「―――――――――っ! ご」
「ご?」
「―――ごめんなさいーーーーっ!!」
「逃げた!」
「――――待て!」
「追いかけた! 早! あっ、捕まった! うわぁ、思いっきり締められてるよ……(げんなり)」
∞∞∞
「ううう、まだじんじんする……」
「おかえり。あれ、あの人は?」
「会議があるからって、神殿に帰ってった。はぅあ~、めちゃめちゃ痛かった」
「やっぱり自業自得。で、あとは?」
「あと?」
「言い残したこととか」
「ちょっ、それじゃあ私、永遠にサヨナラみたいじゃない!」
「気のせい気のせい。で? ないの?」
「うーん、今のところ。まだ質問もないしね」
「当り前だ。まだ始まったばかりじゃん」
「一生来ないかも……」
「おい! こらっ! 弱気になるな弱気にっ!」
「うん…。えーっと、読者の皆さま。質問などがあれば、ぜひ感想、またはコメントにいれて下さい。作者がありがたく拝見し、お答えいたします」
「ただし本編の重要部に絡むもの、まだ明かされていない『ネタバレ』的なものにはお答えできませんのでご了承ください」
「それでは、今回はこの辺で。次回は私の可愛い片割れ、颯希くんです」
「……え? 俺?」




