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お祭り.14

たまの投稿ですみませーん!

リア視点



予選大会の舞台で周りを見回すとみんな大したことないかな。

中には強そうな人もいるけど勝てそうだよ。

面白いのはみんな、それなりに鍛えてるのに私の見た目で侮ってるとこかな。


「それでは予選最終グループ始めるぜーー!」

大きな胸を揺らしてバニーさんが声を張り上げる。

お兄ちゃんもおっきいおっぱいの方がいいのかなー。

私はまだ子供でお兄ちゃんには大人として見てもらえない。






ハヤテお兄ちゃんはプラチナお姉ちゃんのことが好きなのかな?

デレデレしちゃう時があるもんね。ホントに。もう!





「ぐげっ!」

私が拳を横に突き出すと吹っ飛ぶ戦士のお兄さん。

私は適当に動いて蹴ったり殴ったりで場外に出していく。




「おおっと!なんだあのちびっこはーーー!

あんな可愛くて可憐な女の子を戦わせるなんてマジ私の妹にしたいよーーー!」

バニーさん、なに言ってるの?私が活躍したらお兄ちゃんも褒めてくれるよね。

それに賞金もらって村のみんなにご馳走だよー。


前に地下洞窟で手に入れた小狐丸を抜くまでもない。


「小娘!このあたいが相手をしてやるよ!」

そのおっぱいの大きなおねーさんはムチを振り回し巧みに操って来る。

凄い!武器を上手く使いこなしてる。


「このブタ野郎!」

「ブタさんじゃないもん。野郎でもないよ」

でも私の心は冷えている。こんな大会に出てる暇あるならこの地方を救って見せろよ!

ムチをかいくぐりおねーさんのお腹を飛び蹴り。


「かはぁ!馬鹿な!ムチで叩くと感謝される私が………!?」

なに言ってるのか分からないけどバイバイ。

はい、次っと。今度は魔法かー。

魔法使いの放った岩の塊をひょいっと避けたら背後で戦ってるお兄さんに当たってるよー。




駄目だね。この人たちに文句を言っても仕方ないか。

弱いんだもん。この地方を救えないよね。


戦ってる人たちを剣圧だけで吹き飛ばす。

「ふ。君、中々やるね。しかしこんな子供を大会に出すなんて騎士とて納得行かないな」

「納得とかいいよ。お兄さんは?」

「失礼。私はフォルティシオ王国騎士団第三師団所属ランティオスだ。ランティでいいよ」

「私はリア。おにーさんは騎士なのにこの国を救おうと思わないの?」

へえ。踏み込んだ私の一撃を受けた。

そのまま拳を繰り出すのを剣を平らにして受ける。

そのまま蹴りを放つと鎧で受け止める。


「……強いな君は。それに君の言う通りだ。騎士として耳が痛い。が、この国の威光を示さないといけないからね!」

蹴られたとこを押さえながらも油断してないよ。

「騎士はね。人々を守るためにいるんだよ」

そのまま攻め続ける。おにーさんも剣の平らな部分で受けたり籠手で受けたりしてる。


「……そうだな。なら攻めて優勝して資金を君の村への援助へとさせてもらおう!」

「あ、そういうのいいから自分の国の王子を守ったら?」

「え?」

なんのことか分からなかったんだろう。

隙だらけになったので柄で胴を打つ。

ごろごろ転がって地面に落ちるおにーさん。

まあ、中々強かったけどね。




「じょーがい!優勝はとっても可愛い女の子ー!」

バニーさんのおっぱいがまた揺れたよ。自慢か!

取り敢えずあの騎士のおにーさんは信用出来そうだから、ぼくちゃん王子の護衛をしてもらおっと。






歓声を冷めた目で見ている。みんなこの国を救うことなく呑気に暮らしてたんだ。まあ、普通の人は仕方ないけどね。

兵士や騎士。冒険者はせめてこの国を救いなよと思う。





「さあー!これで予選突破の人たちは出揃いましたーー!明日からはちょー興奮なバトルの予感です!」

バニーさん、元気だなー。

私はこのまま係りの人に待てと言われたので待ってると勝ち残った人たちが舞台に上がってくる。





「あ、ハヤテおにーちゃん!」

「おっと。リア良く頑張ったな」

お兄ちゃんに抱きつくと安心する。笑顔で頭をくしゃってされるのが好き。




「ははは!ロリコン野郎が生き残ったのか!」

ムキムキの髭面が馬鹿にしてくる。

私のことはいいけどお兄ちゃんを馬鹿にするなら倒しちゃうよ。





「リア、落ち着け」

「はーい」

「ちっ。腰抜けが」

つまらなそうに髭面が行ってしまう。

あなたの方がロリコンっぽいです~。

他にもお侍さんとか、魔法使いとか。

あれ?私みたいな子供もいる?て、あいつ。あの気配は!






「お兄ちゃん」

「……ああ」

私が服の袖を引っ張って教えて上げる。でも気づいてた。変装してるけどあいつはサビロテだった。

こっちを見てにやにやしてるよ。キモッ!



つづく

いつもありがとうございますー!

カクヨムでも投稿してまーす!

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