お祭り.8
ひとつ話しは飛ばしてました!すみせん!
予選みたいのはバトルロイヤルだった。
当然というか後衛は狙われた。
僕と同じの弓使いや魔法使い。いくら名のある人たちでも前衛にたかられたらやられるしかない。
場外に出れば負けなので、場合によっては大怪我しないで済む。
情けない負け犬扱いにはなるだろうけど。
「へへ!兄ちゃん。悪く思うなよ」
中にはリオのような子供もいる。僕が言うのもなんだけど親はなにを考えて……いや、奴隷か?
子供の剣を受け流しつつ観察する。
まるでなってない子供がふざけてチャンバラしてるようだ。子供だけど。
その合間にも斧を持った戦士やムチを振るうビキニアーマーを着た人が襲って来た。
「くたばれ!このハーレム野郎!」
「私のムチで良い声で泣きな!」
大したことないな。振り下ろされた斧の平たい部分を拳の裏で軽くつつき斧を吹き飛ばしあんぐりしてるとこを鳩尾に打ち込み倒す。
その間にも子供の剣を受け流しつつムチ使いのムチを掴んだ。
「私のムチを掴んだ!?おのれ!」
目の保養にはなるけどプラチナに睨まれそうなので早いとこ倒そう。
ムチ使いはムチを捨てて腰の小剣を抜く。
「あなたを倒して女性の強さを証明する!」
「そんなことしなくても、女性は強いですよ」
「そうやって馬鹿にして!あんたもこのムチでしばかれて興奮する質なんだろう?」
そんな変態と一緒にしないでほしい。
二合、三合と打ち合い剣の束で首の裏を打ち気絶させる。
そして、突いてきた子供の剣を叩き落とす。
「あ……あ……おいらはここで負けるわけにはいかな……」
ごめんね。手刀を叩き込んで昏倒させる。
子供にこんなことさせる主人はなにを考えてるんだ。
キサさんにお願いして調べてもらうか。
他の冒険者を倒しつつ僕はあっさりと予選を突破した。リオたちは大丈夫かな。
「貴様!見つけたぞ!」
「ん?あんたはたしか……ゴミドブだったか?」
「ゲビダブ様だ!貴様ほどの強さの男だ。この大会に参加する……!?」
面倒なので流星弓で魔力を放つ。さよならっと。
街でいちゃもんつけてきた奴まで参加してるのか。
「やったな兄ちゃん!」
「お兄ちゃんのことだから心配してなかったよ」
控え室へ戻ると子供たちに迎えられた。
「見事でした、ハヤテさま」
「みんな大したことないね~」
ミコとプラチナも感想をのべる。
「あれ?コハクは?」
「それが交代の時間になっても戻って来ないので屋台の手伝いはドロタさまにお願いしました」
「それは心配だな」
「コハクお姉ちゃんはでも、男の人を探すとかしてるよ」
「そうだな。あのねーちゃんはバトルよりナンパって感じだな~」
コハクのイメージは子供たちにもそう認識されてるね。
「大丈夫だと思うけど。もう少し待って来なかったら探しに行くか」
「それだったら私が見てくるよ~」
プラチナが元気良く手を上げる。
「じゃあ私たちも探そうか?」
リアがリオに声をかける。
「ええ?次は俺たちの予選だぜ」
「そうだけど……心配かな」
「大丈夫だって!あのねーちゃんは強いし!」
まあ、リオの言う通りだけどリアの気持ちも分かる。
「まあここはプラチナに任せてお前たちは、自分の心配をしてくれ」
「は~い」
「お、おう。分かった」
リアはまだ大丈夫だろうけどリオの方が心配だったりする。
リオ視点
「さあ!さあさあさあ!次のグループ予選だぜ!ベイビー!」
進行のバニーガールの姉ちゃんのテンションがヒートアップしてるな。
大きな胸が揺れてるので照れくさくて目線をそらす。
回りにはごろごろと強そうな奴等がいるけど兄ちゃんに比べたら怖さが足りない。
それにしても色々な他種族が集まった。そして同時に腹も立つ。
俺たちの地方が地獄と化してるのにこいつらは魔物を狩ろうともしないで呑気に大会になんか出ているんだからな。許せないぜ。
「おいお前!ガキのくせにこんな大会に出るのか?」
「お前もガキだろ?」
見たとこ貴族の子供か。かそくらえ。
そいつは嫌な笑顔でにやにや笑っている。なんだこの坊っちゃん刈りは。
「いいだろう。貴様のような路傍の石ころを僕が蹴ってやる」
「はいはい。お前は守られたとこでママのおっぱいでもしゃぶってろよ」
「ぬなっ!この僕に対してなんたる無礼!パパに言ってクビにしてやる!」
なにがクビだ。しらねっての。
「おい!そこの痴女!早く試合を始めろ!」
痴女と呼ばれはバニーガールの進行役は怒りを堪えてる感じで作り笑顔で始めようとする。
この馬鹿貴族はいいとして。他の猛者には気をつけないとな。俺もまだまだだし。
「それでは始めてください!」
綺麗なバニーガールの声が響きわたる。すぐに負けてリアに笑われないようにしないとな。
つづく
色々と大会の設定で変更。武器は普通の武器。子供の部と大人の部はなしってことでお願いします。
無意識に書いていたらこうなってしまった。すみません。




