第七十四話 魔法少女を作ろう
「プログラムや増幅装置がなければただの石だけどね」
「プログラムか、俺でも作れる?」
「作るのかい?」
「うん、魔法少女作るとか最高じゃん!自分だけの魔法少女にできるよ!」
烈太は腕を掲げてテンションを上げる。
「ええー」
「相変わらずとんでもないわねこの弟は」
烈太の言葉に祐子と流河があっけになる。
「おお、そんなことできるのか!」
隆は関心した。
「素人には無理だよ、ちゃんとプログラムの基礎が出来ないと」
ディリハが注意する。
「そこをなんとか!」
「俺からも頼むよー、な?」
烈太に次いで隆も頼み込む。
「そんなこと言われても無理なものは無理だよ」
ディリハは困ってしまう。
「ほら祐子も頼め」
「なんであたしがやるのよ………」
隆は祐子も誘う。
「もしかしたら今作ってるのがお前のになるかもしれないんだぞ、いいのか?」
「ほんと!?だったらお願いします!わたしにそれください!」
自分も魔法少女になれるかもしれないと言われ祐子も頭を下げる。
「いや、そこまでされても………」
「弟達がこんなに頭下げてるんだからちょっとくらい融通してもいいんじゃないかしら」
流河がさらに押す。
「そこまで言うなら………まず勉強かな」
ディリハは本棚から初心者用のプログラム教本を出して烈太達に見せる。
「いいんですか?」
烈太は本を見詰めるとディリハに目を移す。
「まずはそれで練習して上手くやれたら魔導システムに採用してあげよう」
「やった、ありがとうございます!」
「しゃっ!どんなの作る?」
「当然可愛いやつよ!」
烈太達は喜びと共にどんな魔法少女衣装を作ろうか相談し始める。




