第四十三話 レッカは学校に祐子と隆を置いてきた②
「あ、もしもし俺だけど?」
レッカはスマートフォンで祐子に連絡を取る。
「烈太?なんか声違くない?もしかして変身してる?」
祐子は女性特有のレッカの声に眉を潜めた。
「あ、やっぱ変か?」
「変に決まってるじゃない。変身したまま電話するヒーローなんていないわよ」
祐子は声ではなくその声が出る姿のまま通話をすることを否定した。
レッカは周りに人がいないことを確認すると烈太に戻った。ストリームも必要以上その姿であることはないと流河に戻る。
「あ、大丈夫。声もいつも通りだから」
烈太は自分が変身を解いたことを伝える。
「それはいいけど、あのスパて女はどうなったのよ」
「倒した。もう情報は手に入ったし仲間が回収すると思うからそのままでいいってさ」
「はあ………。まあいいわ、用事が終わったならこの後どうするの?」
祐子はこの後の予定を聞いた。
「あ、じゃあさ、今日こそ俺の家に行かね?」
烈太は閃いた。
「今日こそてあんたの家なんていつも行ってるじゃない」
祐子は相手の意図が分からない。
「そうじゃなくて、隆を連れて行きたいんだよ」
「あー、そう、なるほどねー」
次の言葉で祐子も納得した。




