第二十四話 男の変身ヒロイン談義
「にしても、烈太まであんな格好するなんて思わなかったわ」
ディリハの研究所からの帰り道、流河が言った。
「今さらそれー?俺は気にしないしむしろ大歓迎だよ」
烈太はあっけんからんとする。
「なに言ってるのよ。あなたは男よ男、なのに女の子に変身するなんてありえないわよ」
「マジでありえないっすよ、俺だったら無理ですって」
隆は祐子に同意する。
「こいつは男なのに魔法少女に憧れる変態ですよ?むしろ身体ごと魔法少女になって嬉しくないとかありえないですよ」
祐子が呆れる。
「変態とはひどいな。いいだろ、男が魔法少女好きになったって」
「好きなのとなるのは別物よ!男の魔法少女なんて聞いたこと…………ないこともなかったわね」
祐子は否定しようとして烈太のように男が変身ヒロインになるアニメを思い出した。
「あんのかよ!」
「あったわよ、最近ちょくちょく出るわね」
「お前も魔法少女好きなんだからもう少しアニメ見ろよ」
驚く隆に流河と烈太が指摘する。
「マジか、勉強不足だぜ」
「大分前はゾンビの男が女装してたけど少し前はツインテールの女の子に混ざってたわ。最近は子供向けアニメにもいたかしら」
「子供向けて、守備範囲広いな。てかゾンビてなんだよ」




