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救い。
あやかはどこにいるだろう。
私が最後に見た景色では、確か絢香は本棚の前で日和を見つめていたはずだ。
そういえば、一言も話していなかった。
礼を言おうと思ったが、家中探してみても、どこにもいない。
書き置きひとつ見当たらない。
仕方なく自室に戻ると、本棚の前に一冊の本が置いてあった。
題を見て、僕は笑ってしまった。
結局、僕はずっと変わってなんかいなかったみたいだ。
最初から変わらず生にしがみついていたのだ。
生かされていた。
僕に、そして君の想いに。
今までありがとう。綾香。




