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視覚
目覚めはあまり良くなかった。
夢の事ははっきりと脳に残っている。
手足の筋肉が強張り、ギシギシと音を立てている。
(昨日そんなに運動したかな...)
筋肉痛の身体を起こし、家を出た。
相変わらず賑やかな学校だった。
廊下に出てきた女子達、走り回る男子達。
その間をそろりそろりと抜けながら自分の教室を目指す。教室が入口から遠いと色々と不便だ。
(タンッ)
誰かに軽く肩が当たってしまったようだ。
急いでいるような足音もしなかったのに不思議だ。
辺りを見渡すとそこにはこちらを見つめる女子がいた。
青く長い髪の毛は美しい滝のように伸ばされ、
細く色白い手足が綺麗だった。
でも、彼女は見たことのない顔だった。




