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頭が良いとは何か?

「頭が良いとは何か?」

と僕はつぶやいた。


「ああ、また始まった・・・」

と美少女剣士のミカがつぶやいた。


「あん、はじまった・・・」

と小さい微小じ魔法使いのリンが頷いた。


「そして、また今回は深くてわからなそうな・・・」

ともう一人の魔法使いのカナコも言った。


「僕らはいま「サンダーベアー」と戦っていた

雷を操る、モンスターだ。

しかし、僕の興味はそちらでなく、賢さとは何かに向かっていた。


「前回のテーマの続きね」

とミカは、サンダーベアの攻撃をよけつつ、答えた。


「そう、前回のつづきだ。頭がいいとはなんだろうか?」

「それはいろいろあるんじゃない?記憶力がいいとか、計算が速いとか、問題を作れるとか」

ミカは答えた。


「うん、さすがだね。良い答えだ。記憶力がいいとか計算が速いとかはいいね。頭がいい感じがする。でも、これ記憶力が良くても全く覚えてなかったらどうだろう」

「ああ、なるほど、初期の能力だけじゃなくて、実際使える力、ということになるわね」


「そう、インストールするのがとても早くても、何も入ってなかったら、実際にはなにもできないわけだし」

「うーん、それでいうと、例えば魚に詳しい人と動物に詳しい人がいたとして、それぞれ10000種類ずつ、憶えていた場合、魚の問題が出た時は、前の人が賢くて、動物の問題が出た時は後のひとが賢いってことになってしまうわね」

と、ミカが大事なことに気がついて、言った。


「賢さってそういうことなのかしら?質問によって賢さが変わってしまうのかしら?」

「そう、そこだ。となると、運の問題が関わってくる。必ず賢い、という状態が難しい。事前に問題を予知する能力が必要になってきてしまう。」


「あー、なるほど、人生において、100回魚について、聞かれて10回しか動物について聞かれない人生だったら、魚を覚えている方が賢い、ということになってしまうものね?」

とミカが理解した。


「だから僕が思う賢いと思う人は、やりたいことに対して準備が出来る人間ではないかと思う」

「いきなり抽象的になったわね」

と、いままで聞いているだけだった魔法使いのカナコが言った。


「そうなんだ。たくさんの人がいる以上、みんなに当てはまる真実を考えようとすると、かなり抽象的なところに落ち着いてしまうんだね」

と僕は言った。


「さて、すっきりしたところで・・・」

「倒そう」と聖剣『アロンダイト』を振った。


その聖剣は光り出し、この世界最強の力を存分に発揮することになった。


ドカァァァァンという音と共に、『サンダーベア』を倒したのだった。


「そして、自分のやりたいことを明確にするというのは、かなり難しいことなのだよな」

僕の思考と異世界の旅は続く。

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